日程:2017年6月3日(日)日帰り
天候:
同行:M田師匠
天候:
同行:M田師匠
今週末の外岩は先々週に引き続き瑞牆・不動沢。
前回はM田師匠が若い頃の思い入れのあるルート、カーテン状壁の「〇友ルート」をいつかやろうという話で終わったが、その「いつか」がもうやってきた。(漫画「オンサイト」でもこんなセリフがあったっけ。)
師匠はまだ駆け出しだったせいもあるが、当時相当怖い思いをしたようで、
「20mぐらいランナウトした。」
「自分の中で一番、死に近かった。」と行く前から散々脅してくれる。
うーん、なんでこの歳になって、自分をそんな所に引きずりこもうとしているのか。まぁ付き合いますけどね。
「20mぐらいランナウトした。」
「自分の中で一番、死に近かった。」と行く前から散々脅してくれる。
うーん、なんでこの歳になって、自分をそんな所に引きずりこもうとしているのか。まぁ付き合いますけどね。
天気は上々。でも高速は事故渋滞。
岩は行きたいけど、怖い所は行きたくないような・・・まるで、こちらの微妙なオヤジ心を映し出しているような。
まぁなるようになれ。少なくともこのところの自分のヘタレっぷりを払拭するため、日々の腹筋、体幹トレをしてきたお陰で、身体のキレは悪くない(ような気がする)。
岩は行きたいけど、怖い所は行きたくないような・・・まるで、こちらの微妙なオヤジ心を映し出しているような。
まぁなるようになれ。少なくともこのところの自分のヘタレっぷりを払拭するため、日々の腹筋、体幹トレをしてきたお陰で、身体のキレは悪くない(ような気がする)。
駐車スペースは前回と同じくほぼ満杯。
手前の芝生広場もそうだが、この季節、瑞牆山はハイキングもクライミングも人気なようだ。
手前の芝生広場もそうだが、この季節、瑞牆山はハイキングもクライミングも人気なようだ。
前回貸切だった不動沢の屏風岩も本日は先客あり。
師匠は誰かのブログのせいと言うが、まさかそんなことはないでしょう。
師匠は誰かのブログのせいと言うが、まさかそんなことはないでしょう。
駐車スペースから30分ほどで、カーテン状岩の取付へ。
幸い、こちらは貸切。
師匠はカムのサイズなどいつになく慎重である。
で、既に昼近く、遅いスタートとなったが、師匠から発進。
幸い、こちらは貸切。
師匠はカムのサイズなどいつになく慎重である。
で、既に昼近く、遅いスタートとなったが、師匠から発進。
〇友ルート ☆☆
1ピッチ目 Ⅳ
師匠リード。
ちょっと苔々のV字凹角。12mほどだが、ノーピンなのが怖い。
師匠は途中何とかランニングを取りつつ、慎重に最初のテラスへ上がる。私はザックを背負ってフォローするが、途中1ポイント嫌な所があった。
アルパインのⅣ級ということだが、精神的にあまりよろしくない。
師匠リード。
ちょっと苔々のV字凹角。12mほどだが、ノーピンなのが怖い。
師匠は途中何とかランニングを取りつつ、慎重に最初のテラスへ上がる。私はザックを背負ってフォローするが、途中1ポイント嫌な所があった。
アルパインのⅣ級ということだが、精神的にあまりよろしくない。
2ピッチ目 スラブ 5.10a
私のリード。テラスから最初の1本目ボルトまでの数手(足)がちょっと緊張するが、気合でクリア。
2本目まで上がり、そこからトポ(「日本100岩場」)にあるとおり「コの字」状のライン取りが絶妙。
何となく3本目まで直上できそうな気もしたが、ここでセオリー無視してハマると大変なことになると自制し、トポの記載に従う。
右へ迂回するようにして甘めのフレークにマイクロカムをどうにか一つ決め、ダイクに上がって左へトラバース。
その後、上に行くほど易しくなりホッ。懸垂用の立木の所でピッチを切る。
スラブは得意ではないが、城山南壁と同じ「手に足」イメージで。
私のリード。テラスから最初の1本目ボルトまでの数手(足)がちょっと緊張するが、気合でクリア。
2本目まで上がり、そこからトポ(「日本100岩場」)にあるとおり「コの字」状のライン取りが絶妙。
何となく3本目まで直上できそうな気もしたが、ここでセオリー無視してハマると大変なことになると自制し、トポの記載に従う。
右へ迂回するようにして甘めのフレークにマイクロカムをどうにか一つ決め、ダイクに上がって左へトラバース。
その後、上に行くほど易しくなりホッ。懸垂用の立木の所でピッチを切る。
スラブは得意ではないが、城山南壁と同じ「手に足」イメージで。
その後、トラブル発生。
師匠が懸垂用バックロープをぶら下げてフォローするが、何と下の方で出だしのクラックに引っ掛かってしまっているとのこと、
登り返しならぬ下り返しで、タイムロス。
最初の1ピッチ目に引きずった自分のせいかと思ったが、これはどうしても登る時はロープが岩に近づいてしまうから仕方ないことと許してもらった。
今後バックロープを引く時はリードが引き、フォローがチェックということで確認した。
師匠が懸垂用バックロープをぶら下げてフォローするが、何と下の方で出だしのクラックに引っ掛かってしまっているとのこと、
登り返しならぬ下り返しで、タイムロス。
最初の1ピッチ目に引きずった自分のせいかと思ったが、これはどうしても登る時はロープが岩に近づいてしまうから仕方ないことと許してもらった。
今後バックロープを引く時はリードが引き、フォローがチェックということで確認した。
3ピッチ目 水平トラバース
予期せぬ下り返しで師匠が疲れてしまったので、そのまま自分がリード。
スラブの残りを少し上がって核心のチムニー下まで左方向へカムを決めながら水平トラバース。
先月の小川山セレクションを思い出す。
クラック下でピッチを切るが、ここで時間切れ。
スタート遅れやロープスタックで時間が押してしまったが、この先チムニーで奮闘したら下降は残業必至となるので、ここは無理せず次回への宿題としよう。
自分としては師匠が「ランナウトが怖い」と言っていたスラブを何とかクリアできただけで、とりあえず満足である。
予期せぬ下り返しで師匠が疲れてしまったので、そのまま自分がリード。
スラブの残りを少し上がって核心のチムニー下まで左方向へカムを決めながら水平トラバース。
先月の小川山セレクションを思い出す。
クラック下でピッチを切るが、ここで時間切れ。
スタート遅れやロープスタックで時間が押してしまったが、この先チムニーで奮闘したら下降は残業必至となるので、ここは無理せず次回への宿題としよう。
自分としては師匠が「ランナウトが怖い」と言っていたスラブを何とかクリアできただけで、とりあえず満足である。
下降はバックロープも使って懸垂二回。
撤収体勢を整えてから、今後の視察(というより自分は観光目線で)さらに上部のトライアングル・フェイスなどを見学。
撤収体勢を整えてから、今後の視察(というより自分は観光目線で)さらに上部のトライアングル・フェイスなどを見学。
「未来の舞」など圧倒的な高さと角度のヌリカベ・スラブに思わず溜息しか出ず。
本日はやや消化不足ながら、それでも得るものはいろいろあった。特にマルチは毎回勉強になる。
それにしても不動沢は森と沢が混然していて、実にいい雰囲気の所だ。
それにしても不動沢は森と沢が混然していて、実にいい雰囲気の所だ。
帰りも再び事故渋滞。 何だかんだで長い一日だった。
それなりに疲れたのを最後に癒してくれたのは相模原大勝軒「金太郎」。
気持ちいつもよりチャーシューが厚切り多めに感じたのは、気のせいか。ごちそうさまでした。
それなりに疲れたのを最後に癒してくれたのは相模原大勝軒「金太郎」。
気持ちいつもよりチャーシューが厚切り多めに感じたのは、気のせいか。ごちそうさまでした。
うずいてうずいてw
時同じくして幼馴染のクロネコ君が
瑞牆でクラックマルチやってきたみたいで
彼のガチャつけてピースサインの写真を見ると
歯がゆいっすorz (≧◇≦)
来年狼煙を上げるのでどうぞどうぞ
よろしくお願いします。
怪我しない様っす!!師匠にもよろしくお伝えください。