KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

やさしい「姉」とキツい「おばさん」 【小川山】

2017年06月11日 | フリー(山梨、長野)

日程:2017年6月10日(土)~11日(日)前夜発一泊二日
同行:我が社の山岳部(OBのMMコンビ、ヒロイさん、カワちゃん)

 我が社の山岳部で恒例?春のプチ岩合宿。
 金曜夜に横浜を発って、道の駅「南きよさと」で前夜泊。
 回りにはテント組がけっこういて、明日の小川山は混みそうな予感。まぁ梅雨入り前だし、皆考えることは同じか。



一日目 姉岩 天候:午後から一時
 
 先に到着していたOB二人と合流。いつものエリアにベースを設け、まずは姉岩へ。
 アプローチがちと長いが、全体的にグレード甘め。初級者に手頃なルートが多いのでおそらくOBのお二人にも喜んでもらえるはず。

 もしかしたら先客いるかもと心配したが、着いてみると完全貸切。
 我が社の山岳部ではヒロイさんが一緒だとなぜか行くエリアがガラ空きになるという超常現象がしばしば起こる。
 で、今日の私は、

ジャングルフィールドガイド 5.10a (再登)

 体感5.7~8のアルパインでUPに良い。気持ちよくTO。

大きな松の木の下で 5.10a (再登)

 以前登っている出だし核心のルート。前回どうやって登ったか忘れて右から抜けようとしたらけっこう悪く、結局左側の小カンテをはたいてクリア。
 下部をクリアし、溝に入ればあとは簡単。

 

 

強火の職人 5.10b (再登)

 ボルト2~3本目の間がナチュプロのルート。
 前回登った時はM田師匠が隣のルートからロワーダウンの際に、スリング伸ばしてそこだけランナーをプリセットしてくれていた。
 なので、今回は自分でカムをセットしながらのマスター・リトライ。
 フレークにキャメの#0.75と#1,0がバッチリ決まる。このところ瑞牆の不動沢が続いただけにこのクラックならカムはこれと感覚的にすぐわかるようになってきた。気持ちよく登れた。

ハラペーニョ ウルトラHOT 5.10d MOS
 朝から気持ちよい青空だったが、午後から急変。登り始めた頃からポツポツ降り出す。
 途中、風が強くなってきたので左側の立木の陰でレストするが、風の合間を縫って本来のラインに戻り続行。
 フレークのガバなどホールドはしっかりしているのでグイグイ登っていける。
 天気も悪くなってきたし、ここは一便で決めたいと思うと妙に力が入ってしまったが、パンプしそうになるのを何とか凌いでMOS。
 本日、満足の一本。

限定解除 5.10d~11b TR
 雨の影響を受けない木陰の課題でちょこっと遊ぶ。
 まぁ、ここはお遊び程度で。

 メンバーは他に、Ka-Ching!(5.10a)、アニマライズ(5.10c)、センター試験(5.8)など。

 

 

 天気がイマイチとなってしまったので、早めに下りてナナーズへ買い出し。
 本日の献立はスキヤキ。豪勢な焚火と豊富な酒に満たされ、しばし日頃の憂いを忘れる。



 

二日目 おばさん岩 天候:
 
 昨夜は宴会の合間もポツポツと小降りだったが、特に濡れることもなく、一夜明ければ気持ちよい朝。
 昨日のスキヤキの残りにウドンを投入、さらに目玉焼きといつになく贅沢な朝食だった。

 エネルギー切れ?のOB二人は先に帰るというので、残りの現役三人で今日は「おばさん岩」へ。
 ここは実に8年振り。トポの図を見てもよくわからず、案内役の私は岩場に着くまで右往左往してしまった。
 お二人さん、申し訳なし。m(_ _)m
 本日やったのは、

子供をなめんなよ 5.10a/b
 一便目×、二便目TRでムーブ確認
 相変わらずこのグレードにしては難しく感じる。苦手じゃ~!小林由佳、畏るべし。



 

私がおばさんになっても 5.10b (再登)
 カンテをはたいて右上する課題。これは前回MOSだったはずだが、久し振りにやると足が滑りそうでなかなか怖い。(実際、テンションかけなかったが一回滑った。)
 小林姉も畏るべし。



母子草 5.10c × 2テンTO
 ここも前回OSしていたはずなのだが・・・。
 カチから左ハイステップで乗り上がる所、後半のレイバックなどイケイケ・モードで一気に行かないとダメ。わかっちゃいるが、気持ちと身体がついていかない。


 他のメンバーも何だかヨレ気味。日頃の疲れと昨日の酒が残っているのか、今日はこれ以上やっても良い成果が出そうもないので早めに切り上げることにする。
 一度ベースに降りてから、最後にビクター奥の八幡沢左岸スラブへ。

トムと一緒 5.10a (再登)
 クールダウン用に。カワちゃんはリードでTOしたもののヒロイさんが中間の薄被りでハマる。
 で、自分が最後に回収便。登りやすいと思うが、薄被りの所は意外と高度感あって委縮するかも。

 
 
 ビクターのとこではリンタロウさん、ユキさんと偶然の再会があったり。
 登れても登れなくても、小川山での日々は楽しい。
 帰りは例のごとく渋滞にハマる。カワちゃん、運転ありがとさんでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。