仕事帰りに横浜・関内patagoniaで恒例のスライド・トークショー。
本日のゲストは最近ロクスノでもちょくちょく名前の出てくるアルパイン・クライマー、横山勝丘氏。 (通称「ジャンボ」。名前は「かつたか」と読むらしい。「かっきゅー」じゃないのね。←失礼!)
右側、座っているのが横山氏。
「糸-岩・山・人」と題して、子供の頃味わった山登りの感激から信州大山岳部での仲間との出会い、そしてアメリカでの14か月に及ぶクライミング・トリップや最近のMt.ローガン南東壁の話などなど。
話を聞いて特に感じたのが、この人の強みは人との付き合いにストレスを感じないこと。基本的にソロでは行かず、仲間を大事にし、それが結果として自分の成果として還元できているのはとても羨ましいと思う。
これまでこういう類のスライド・トークショーは、クリス・ボニントンやダグ・スコット、平山ユージ氏など数多く見てきたが、今回の横山氏、豊富なスライドと朴訥な語り口で、なかなか良かった。
特に最後の方、辛いことばかりのアルパインに何故魅せられるか、その答えを改めて教えてもらった気がした。
昔のCMで「カレーもいいけどハヤシもね」というのがあったが、「フリーもいいけどアルパインもね」そう感じた満足の90分。