KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

「大相鉄展」

2017年12月17日 | 雑記
 横浜高島屋で開催されている「大相鉄展」へ行ってきた。
 自分はけっして鉄ちゃんではないが、神奈川に長年住んでいるとやはり「相鉄」は我が人生と切り離せない数々の思い出がある。

  同展チラシより拝借
 
 行ってみると会場は大盛況。
 客はけっして「鉄ヲタ」ばかりでなく老若男女幅広く、その中でも自分と同世代がやはり多い。
 そして意外にも主婦層と思えるおばさん(鉄ヲタならぬ鉄オバ?)が多かったのが、何とも微笑ましかった。
 
 テーマは「相鉄と沿線の100年、その未来」というものだが、我々中高年世代には未来はどうでもいい。(^^;)
 やはり興味深いのは自分が子供の頃の、今では失われた風景である。
 展示会の内容も相模鉄道のこれまでの歴史から始まり、車両よりも駅や沿線の移り変わりに重点が置かれていたのが個人的にはとても良かった。さすがに感涙するまでには至らなかったが、おそらく自分と同年代の方々はそれぞれ胸の内に「あぁ、そうだったよなぁ。こんな感じだったよなぁ。」と昔の写真に思いを馳せたに違いない。(昔の風景や歴史などを綴ったパネルが撮影禁止だったのが、ちょっと残念。)

 

 
 自分でも相鉄線で思い出深いエリアはいくつもあるが、やはり幼少の頃から大学卒業まで大和市に住んでいたため、相模大塚辺りから見る冬の丹沢は原風景の一つである。
 途中で無くなってしまった幻の駅「大塚本町」や、沿線にあった「相高ストア」も懐かしく、また今でも健在だが平沼橋近くのガスタンクは電車で通るたびに「今、ここで爆発したらどうなるだろう。」と子供心にヒヤヒヤしたものである。
 さらに厚木方面に友人が多いため、いささか飲み過ぎた時は海老名から横浜へ帰るのに寝過ごしてしまい、再び海老名へUターンなんてことも何度かあった。
 最近は丹沢へ行くことも少なくなり使う機会が減ってしまったが、また子供の頃の原風景を求めて相鉄線をブラタモリしてみたい。
 期せずして「三丁目の夕日」的ノスタルジーに浸れた良い企画展だった。

 同展チラシより拝借


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