今日は墓参り。
遅ればせながら、今年のGWに突然逝ってしまったタケちゃんの元へ訪ねる。
場所は栃木県、JR「自治医大」駅からほど近い安國寺の樹林墓墓地という所。
この日は、かつて「おやぢれんじゃぁ隊」のメンバーとして彼と山や沢を共にしたjuqcho氏とSakurai師が同行。師走の忙しい中、タケちゃんの奥様が案内してくれた。
この日は、かつて「おやぢれんじゃぁ隊」のメンバーとして彼と山や沢を共にしたjuqcho氏とSakurai師が同行。師走の忙しい中、タケちゃんの奥様が案内してくれた。
葬儀の時に「樹木葬」と聞いていたので、墓石の代わりに一本一本、木が植えられた森林のような場所を勝手に想像していたが、実際には随分と開けた北関東の田園風景の中にあった。
遠くには那須や日光の山々が望め、こじんまりと整備された一角には観音様と一本の木が植えられ、カプセル型の墓石がいくつも並んでおり、彼の墓もそこにあった。
遠くには那須や日光の山々が望め、こじんまりと整備された一角には観音様と一本の木が植えられ、カプセル型の墓石がいくつも並んでおり、彼の墓もそこにあった。
「その空の下で・・・ HIROTA」とプレートに刻まれた平たい丸い墓に、線香を上げ、手を合わせる。
あれから八か月。
できれば多くの沢登ラーに今も重宝されている彼のHPの膨大な沢の記録を何とかこれからも引き継いでいきたいし、また自分が持っている彼が写った多くの写真を奥様に手渡しておきたいと思っているが、日々の忙しさでなかなか手がつかないことがもどかしい。
それと同時に、葬儀で最後に顔を合わせたにも関わらず、あれほど元気だった男がもういないことがまだ自分の中で納得できていない。
この日は悲しみにひたるにはカラッと晴れた小春日和で、せっかく我々が会いに来たのにもしかしたら彼は「向こう」で季節外れの沢登りへ出かけてしまったかもしれないなどと思ったりした。
自分もあとどれだけ山を続けるかわからないけど、彼と行った日々はこれからもいろいろな所へ行くたびに思い出すだろう。
その空の上まで行ってしまった友に、改めて合掌。
写真は、2005年8月 丹沢・西沢本棚沢。(左から)私、タケちゃん、S師。
そして、2007年5月 八ツ峰からの剱岳山頂。(左から)私、タケちゃん、juqcho氏。
そして、2007年5月 八ツ峰からの剱岳山頂。(左から)私、タケちゃん、juqcho氏。