暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

冬支度

2020年11月16日 | 古民家
 お山が色づいて・・・街灯が手早く灯り、行きかう人の顔が急ぎ足になると・・・
ワタワタ、意味も無いのにせわしなく・・・クリスマスや年末の騒ぎ出す様子が町にあふれ出してくる・・・。
365日流れる中で、特別な時間と思えなくなった年末にお正月・・・
刺激を求めてあの手この手でイベントを、こさえ過ぎている気もして・・・
ヌルリと過ぎる時間を・・・もっと大切にしたいと思うのは・・・
少し早歩きの暮らしが・・・駆け足に変わってしまったからなのだろうか・・・?

雪国の冬は・・・歯がゆい雪のおかげで、冬支度に忙しく・・・。
雪囲いに、漬物や干物の保存食を用意して・・・
軒先のツララがトロリと溶け出す、来年の農作業の用意まで・・・
移動手段のままならない時代では、数か月も融通の付かない暮しとなります・・・。

ソロキャンプでブッシュクラフト・・・優雅なグランピングまで・・・
幅の広いキャンプが人気でも・・・
古民家の暮らし・・・一昔前の生活では、身の回りのもので暮らす事は当たり前で・・・
自然を理解して、それに合わせるような暮らし向きでした・・・。
振り返って生活をするのは難しくても・・・豊かな暮らしがそこにあって・・・
厳しい生活でも、家族が笑って暮らしている姿が、住まいの中にはありました・・・。
住環境だけが快適な暮らしでは無く・・・心が豊かになる暮らしであってほしいと思います。



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