暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

内緒と秘密

2024年06月30日 | 古民家
 人知れず潜り込み・・・内緒の秘密に頬を赤く染めて・・・
森に体を預ける遊びに巻き込まれ・・・幼い優劣に子供の規律が生まれては・・・
遊びか戯れなのかも解らないままに・・・
隠した心の優越感は・・・明日の朝まで心を踊らせて・・・
一生続く毎日が・・・子供になると想えたのかも・・・。

隠れ家に憧れては・・・空き家に忍び込み・・・
倉庫にモノを持ちこんでは・・・懲りない結末を知りながら、冒険の物語は続き・・・
やさしい声には戸惑いながら・・・男の友情と意地の張り合いが優劣を決める頃・・・
男と女・・・大人と子供の境界線は、迷子の野良犬にみたいに迷っている・・・。

見つかれば些細な言い訳も・・・大事な約束と守るべき約束に分かれて・・・
何処の誰かも解らない友達や・・・隠れて遠い、秘密の場所でさえ・・・
幼馴染の出会いと別れのように泣き笑い・・・
100のイベントが始まる・・・サーカスのような毎日を・・・
たかが家と、学校の帰り道で盛り上がり・・・
退屈を編み込む、くだらない毎日に変わり始めた頃からは・・・
理屈にならない不器用な中で、勝ち負けを決めてしまうけれど・・・
痩せこけても・・・変わらない後ろ姿や・・・
遊び疲れた子供の寝顔に探すのは・・・
夢の時間に声を掛けられた・・・内緒の秘密に気付こうとする事なのかも知れない。

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2024年06月29日 | 古民家
 壁を無くして叶えた夢は・・・
無謀と無邪気が入り混じり・・・
揺れて激しく、真剣な心の内は・・・
知るほどに重くなり・・・忘れるほどに軽くなる・・・。

手をたたき、体を鳴らして後ろを向いて・・・
手探りで遊ぶ、川の流れは穏やかに・・・
不細工な姿を自分に重ね・・・イタズラに答えを探せば・・・
おおらかな目に助けられて・・・守られた暮らしは遠くを見つめ・・・
寄り添う言葉の一人歩きが・・・町を育てている・・・。

子供が幼い目を見つめ・・・深く見つめる視線は子供を掴み・・・
語れなく・・・答えられない不安の中では・・・
惹きつけられた魅力は色を変え・・・ 
黒いベールで包まれてしまうと・・・
素直な目ではいられなくなる。




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始まり

2024年06月28日 | 古民家
 走り続けた跡を手に入れ・・・
障子の隙間を少し開ける、暮らしの姿を考えて見る・・・。
起承転結があやふやに過ぎたとしても・・・
そこには、見たことがない始まりから・・・想像出来ない終わりが待っているのかも・・・。

空を飛ぶ夢は、・・・憧れる暮らしほど遠く・・・
空を渡る夢は・・・好きな人と手をつなげるくらい、儚い夢で囲われて・・・
擦り切れるほど読みあさった本も・・・
穴が空くほど眺めたあの雲も・・・
口笛を転がすくらい簡単に・・・手が届く空を掴んで放さなければ・・・
自由に歩ける鼻歌は、青空を飛ぶ・・・。

いびつな時代の言い訳を・・・何度も繰り返して頭を下げて・・・
懲りない笑顔を見てきたはずなのに・・・
声を変えて現れる姿は・・・どこか魅力的な色を振りまいて・・・
自分が消えて染められ・・・素直な心が歌われると・・・
色者は変り果て・・・人情噺から色恋と、想像出来ない自由が歩き出す。



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鼓動

2024年06月27日 | 古民家
 チクタク鼓動を携えて・・・止むことは無いとタカをくくりながら・・・
怯えて泣いた吐息を数え・・・
週末の遊びに胸を躍らせる・・・単純な息継ぎを・・・
姿カタチ以外は何も変わらないと思い込むには・・・
平らな明日に向かって歩く・・・孤独が喜ぶ音を・・・
チャラチャラ、足を鳴らして遊んでいる・・・。

明日が保証される今が無い・・・頭の上を飛ぶ音が耳を切り・・・
夢を描いた指の跡も・・・人の手を渡り、記憶も薄く・・・
揺らいだ文字が煙の中で燃えながら・・・
あぶり出されて浮かぶ声は・・・内緒話で消えて行く・・・。

届かないのは・・・背丈や声や夢だけでなく・・・
明日を迎える入口にさえ・・・辿り付けない場所を育て・・・
手を握り・・・抱きかかえる一瞬を夢で見るほど・・・
涙の中で踊り狂う遊びが、廻り続けてしまうから・・・
悲しみに区切りは無いけれど・・・恐れや苦しみに、鼓動を鳴らすのは・・・
今日から明日への約束を・・・守る子供の未来になるのかも知れない。





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24時間

2024年06月26日 | 古民家
 抗う心を24時間の中に押し込めて見ると・・・
36時間でも足りない言葉は溢れ出て・・・
逃げ水を見つけて追いかけ・・・揺らいだ心を追い越す水は、後ろから襲い始め・・・
転んで見つめたはけ口に・・・物足りない言い訳を書き留めては・・・
48時間、必死に見つめた苛立ちは・・・
潔ければ言い訳に追いつかれ・・・ずる賢く言い訳と一緒に夜を待てば・・・
たった1時間にすべてが納まり始める・・・。

心臓の鼓動が時間を決めて・・・動きまわった距離で命が奪われて・・・
出来る事の限界が・・・どこの誰でも一緒になると・・・
歩く速度でつじつまを合わせ・・・考える量と速さで一生が測れるのなら・・・
無でいる幸せが、生きる幸せとは言えない暮らしの豊かさを・・・
多くの命が語り続ける鼓動は今も・・・多様性の中で続いている・・・。

親から受け継いだ能力と・・・顔も知らないバトンは次に渡されて・・・
DNAと同じようには行かないけれど・・・
受け継いだ想いが一人で飛ぶことも無く・・・知らない誰かが受け継ぐと・・・
家族や伝統とは違う想いを造り始め・・・新しい時間が動き出し・・・
どこかであの人の・・・いつか誰かがあそこで守り・・・
昨日初めて知った隣の人が・・・遠い誰かを連れて来て・・・
去年行った町のあの場所が同じように・・・
近くの言葉を追いかけて・・・今日からまた・・・
24時間が始まって行く。


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