夕涼みと・・・軽はずみな散歩は・・・
持て余した元気に気圧されて・・・
あてもなく歩いた町の様子に・・・
小高い丘も、小川の音も・・・閉ざした道の足元は・・・
ザワザワ小声で話しかけはするけれど・・・
幼い耳と、目の中に・・・色ある景色は聞こえて来ない・・・。
塗りつぶされた街の様子は音も見えず・・・
雑な色使いに嫌味と浸り・・・
生きる力で当たり散らし・・・小さな影響力が町の中で拡がり暮らして・・・
当たり前が淋しくなるほど、おどけた顔は・・・
人気者と正義の味方で別れている・・・。
誰の仕業と気付く頃には・・・花の香りも小さく頷いて・・・
雑な小道と打ち水が、花道になりかけると・・・
愛するひと時は見下ろした・・・
小さな暮らしに降りてくる。