暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

開く

2024年09月30日 | 古民家
 寄り付く間もなく離れてしまい・・・両袖に跡を残しながら走り去る君に・・・
重く音を立て、足の運びは始末も悪く・・・
涙目に映る水たまりの様子はオロオロのしかかり・・・
やるせなくうつむき・・・肩で息を吐けば、吹き出しを描き・・・
好き勝手な文字を並べて笑い泣いて・・・
取り付くシマも無い心運びは届かない・・・指先は遊んでいる・・・。

健康であることの大切さと・・・命あるモノへの愛情と・・・
届かない夢の行き先を選ぶように生まれた命の尊さを・・・
短いとか・・・長いとか・・・太いとか・・・細いとか・・・
雲間から射す・・・光の支えが目で追えるくらいハッキリと・・・
みんな同じおひさまが・・・姿を変えて並んでる・・・。

緩く過ごして長く行く・・・
廻りに合わせ、姿を変えて・・・進化とナゾナゾに答えを求め・・・
ついつい、いつの間にかと生きてしまう謎解きに・・・
迷い探して夢を見続ける暮らしと生きて行けば・・・
多様性の中から生まれる文化の彩は・・・大きく花開く道になるのかも。
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町の森

2024年09月29日 | 古民家
 さわる風の穏やかさに眠気をさそわれ・・・
陽だまりに落ち着く、穏やかな日々が遠のかないようにと・・・ 
ため息にならないコトバを伝え・・・
嘘も真と叶うまでに・・・記憶を消せない色とりどりが焼き付かれてゆく・・・。

500年の姿を想像して・・・ため息交じりに俯瞰で覗けば・・・
遥か彼方の、天を目指して枝葉を伸ばし・・・
簡単には覗けない空の途中まで・・・足を踏み入れて良いモノか・・・
フカフカ心を躍らせて・・・下から見上げる尊さを・・・
小さな自分は想い出し・・・通り過ぎる大きな森の・・・
小高い丘の山道を・・・神妙に踊りながら見上げている・・・。

見慣れた町の・・・ちょいと離れた川向うに・・・
モッサリ立木の静かさは・・・町を鎮守の森して・・・
角を曲がって行き先決める・・・迷いの道に印をつけて・・・
この指止まれと静かに集まり・・・豊かな暮らしへ繋がって行く。
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里の詩

2024年09月28日 | 古民家
 安全を担保に町歩きすることも無く・・・
暗闇をかき分けて、散歩するのでもない・・・
のんびりと羽根を伸ばし・・・顔は涼しく内に秘め・・・
苦楽を十分手に入れて・・・
これ以上は望めないと諦めても・・・見えない未来を浮かべている・・・。

我慢と苦労と辛抱と・・・諦めかけた次の回は上手に生きようと・・・
戻ってやり直し・・・荒くれどもに慣れ親しんで・・・
異世界旅行のその先に・・・何でもない、平らな暮らしに憧れて・・・
赤青緑・・・きらめく世界に虹は届いて空を描く・・・。

自然の気まぐれで・・・暮らしの良し悪しが生まれる頃・・・
駆け出し気分で声を上げ・・・水面をかすめる燕が風を呼び・・・
慣れ親しんだ里に・・・段々畑の空の上・・・
外れた音をガチャガチャ軋ませて・・・浮草を刈り取る田の端に・・・
出会い忘れた雑草と・・・森の仲間が鉢合わせ・・・
里山暮らしの涼しい顔も・・・辛抱変わらず愉快な仲間と奏でている。


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撒く

2024年09月27日 | 古民家
 ぬぐえない汚れと悲しみの強さを、鋼の中で鍛えても・・・
らしさと言うには幼すぎ・・・役というにはおこがましく・・・
大抵の脆さに心、砕かれはしても・・・自信と裏腹に・・・
むき出しの内を悟られない、派手さを撒き散らし・・・
いつも乱れた威勢を痛々しく振舞う・・・。

背中を向けて逃げてしまえばオシマイと・・・
真向・向かい合わせに、心ぶつけて語り合えば・・・
すべてが上手く絡み合う訳でも無く・・・正義と張り合う要領の悪さは人一倍・・・
生まれも出所さえも山を越え・・・生意気盛りの稚拙な想いが野を越えるのかも・・・。

ずっと遠くから町を望み・・・海を渡り、想像を超えて踏み出して・・・
窮屈に貯め込んだ力の矛先を・・・受け止める相手が見つから無くなれば・・・
怪しくささやく声にほだされて・・・悪魔の手先にもなるけれど・・・
ゆりかごで踊る暮らしに求める当ては・・・激しく揺れる争いも・・・
のんびり歌うお祭りも・・・
どこかで交わう文化の果てに・・・無くてはならない地域の糧になるのかも知れない。
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空いた家

2024年09月26日 | 古民家
 吹けば飛んでしまう、ままならない暮らしも・・・
笑いながらはしゃいだ幸せを、育ててくれたのは・・・
どこ吹く風の、笑顔でいられる居場所があったから・・・
認めてくれているのか、励ましているのか・・・
ひっそりと側に・・・隠れて近くに・・・
振り向けば囁くように寄り添っていてくれる・・・。

どこで誰かと出会いながら・・・降らした雨の多さに涙して・・・
たまに照らしたおひさまからは・・・
溢れた光の束を抱きかかえ泣いて・・・
晴れた空に明日を探せば・・・乾いた涙の跡がヒリヒリと・・・
丁度ヨロシク瞼を励ましてくれる・・・。

そっと耳打ちされて・・・悲しく出て行くには・・・
長すぎた暮らしを他所に、繋がれば・・・
喜ぶ背中を後にして・・・
訳も無く安心出来る未来の姿を夢に見ると・・・
背丈の跡を数えた小さな手の平に、繋いだ温もりが・・・
人の影を追いかけ安普請の・・・大きな屋根の軒の下で・・・
両手を広げて迎えてる。



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