暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

続けている

2025年01月19日 | 古民家
 興味の裏返しから・・・素っ気ない日々を過ごすしていては・・・
語り口調は穏やかでも・・・視線の先から見るものすべてが敵だらけと・・・
自業自得に気付き始めたとしても・・・
電球の灯りをぼんやり眺めて忘れてしまえば・・・
平和な世の中の事と・・・やり過ごす毎日に興味は付いて来る・・・。

町を歩いて数えた電柱の数だけ・・・暮らしの屋根の下で灯る明るさが見えて・・・
群れで渡る鳥の中に・・・おいてきぼりの影を見つけても・・・
足並み揃えて矢印は・・・同じ方向へ消えて行き・・・
帳の中で黒い眼は・・・橙色の向こうで叫ぶほど・・・
あっという間の一日が・・・永遠と、意味を知る由もない・・・。

明治・大正の・・・僕らが知らない暮らしの町並みを・・・
間違い探しの町で見つけても・・・
人も暮らしも当時のままとは言えない生活に・・・
爪の先ほど残った文化と技術を体験しては・・・先を急ぐ流行りに乗せられて・・・
チグハグな大人の事情は・・・顔色伺い、その他大勢から頂いた・・・
数を先頭に迎え撃ち・・・変わらない事が目標と、夢の続きを変えないように祈りを続けているのかも知れない。




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何食わぬ

2025年01月18日 | 古民家
 色を無くした枯草と・・・たわむれ急ぐ季節の色を・・・
騒がしく慰めて・・・飛ぶ鳥の数を追いながら・・・
公園にまばらな影を浮かべて色を消し・・・
音が遠ざかる暮らしはむなしく・・・馴染みをコトコト遠ざける・・・。



割れてしまいそうな枯れ葉を、叩いて声を聞き・・・
積もる命のお山を燃して・・・固く閉じた蕾は命を閉じ込め・・・
順繰り廻る、静かな営みに・・・
目まぐるしく単純に続く、季節は七色に染め上げて・・・
芽吹きに息を蓄える・・・。



合わせ鏡で逆さを見れば・・・山の景色を取り込み映し・・・
偽物に見惚れた景色の美しさは、歪んで見えて・・・
近くにいても・・・遠くで馴染んだ暮らしの夕べを・・・
掴んで離さぬように・・・遠ざかる。





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ゆだねる

2025年01月17日 | 古民家
 古くなった飾りをひとつ・・・手に取り看取り・・・
想い出ポロポロ・・・慰めの無い記憶を頼りに涙して・・・
朽ちる不思議を当たり前に受け入れ・・・
永遠のウソを頭に抱えながら・・・ずっとを繰り返そうとねだる幼さに・・・
嫉妬と欲に埋もれそうな嫌味を妄想しては・・・
廻る世の中を巡り味わう・・・。

石の文化と木の文化・・・記憶を続ける木造の暮らしがさまざまと・・・
息を吹き返そうとしても・・・
石の造りの町並みは・・・千年も過ぎるほど丁寧に暮らしは守られて・・・
文化や宗教に一喜一憂しながら足並み揃えて・・・
万年を超えてゆくのかも・・・。

出会いと別れをしぶしぶ受け入れて・・・
人と別れて住まいを離れ・・・住みついた居場所を離れて、海山越えて・・・
暮らしの為に移動をしたのか・・・好奇心が求めるのか・・・
文化も一人歩きの旅をして・・・
まだ見ぬ人が都合よく・・・いじくりまわして委ねれば・・・
男女の趣も変化して・・・みんな違ってみんないい。
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30年

2025年01月16日 | 古民家
 薄い胸と大きな頭を抱えて朝を歩き・・・
堂々巡りの妄想も・・・ラジオの音でかき消され・・・
手応えのない朝に、申し訳程度の笑い話を含ませながら・・・
今日の何かを見つけて動き出す・・・。



今日を見つめて暮らした頃と・・・明日を探して生きる日々と・・・
宵越しの銭は持たない、一生懸命な姿に憧れては・・・
弱った姿を想い・・・今日を生きることとは相容れなくても・・・
アリとキリギリスの良し悪しを決められるほど、エラくもない暮らし方の自分を振り返り・・・
昨日の暮らしを繰り返している・・・。



頂き物がソロソロ無くなると、分け合う優しさが手に取るように見えて来て・・・
お互い様では譲れない・・・愛も負けてしまうほど・・・
人の業のやさしさが・・・試され続ける30年なのかも。



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果ては

2025年01月15日 | 古民家
 傷んだ手当てに背いて、そのまま過ごせば痛くなり・・・
方法も解らず、右往左往してみては・・・瞑想と妄想を損ない、あても無く・・・
技術を失う暮らしは沿うように・・・
手立ても無いまま風向きは変わらない・・・
風に逆らう住まいは朽ち果てて・・・
文化を伝えるコトバの訳は・・・立ち廻らないまま・・・
傷は大きく増えている・・・。



知らない技は使えなく・・・伝える技は使う事無く・・・
無神経に贅沢はあっても・・・神経質な質素と上手く付き合い慣れてしまい・・・
カメラを覗いてごちゃ混ぜの町に・・・生きる力がフィルムの残り・・・
皺も映る鮮やかな街に・・・綺麗な弱さが写真に残って行く・・・。



バランスよく並んだ町の灯に・・・
仲良く連なる人が・・・ヨイヨイ帰りについて・・・
ちゃぶ台を囲み・・・帰りを待ちわびて・・・
威厳も威圧も法令順守は言葉のノリに・・・尊敬に憧れは断ち切れない関係の・・・
仰いだ風の進み具合に似た・・・船の進み方はテキパキと・・・
行動範囲の広さに泣けるほど・・・見るものすべてが町を出て・・・
人が織りなす暮らしの果てに・・・昨夜の食事は一人きり。

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