暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

綱渡り

2025年01月31日 | 古民家
 フラフラと叫びながら・・・遠い記憶に声を掛け・・・
みんな何処へ向かうのか・・・災い片手に探してみれば・・・
綱渡りの日々の中に・・・間違えた試練が隠れているのを探し出し・・・
出会いから始まる、夢のミライは綴られる・・・。

一人で出来ないことが、大勢で造られても・・・
100人に、100通りのコトバを綴り・・・
簡単に出来てきたコトが・・・あっという間に足踏みをして・・・
言い合いも争いも・・・結や扶助の想いも投げ出してしまえば肩を降ろすけれど・・・
守り守られる大勢から頂く想いは永遠を、持ち合わさせてくれるのかも・・・。

呪のコトバと唄で迷い・・・
良い魔法を知るには・・・良くないコトバも創り出され・・・
踏み込んではいけない暮らしのもっと先に触れるのは・・・
幼い知恵が、遊びのように飛び出てしまわぬように・・・
暮らしに学ぶ・・・先人の想いに救われる。
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究極

2025年01月30日 | 古民家
 食べ尽くすほどに溢れかえる・・・贅沢すぎる暮らしを想像して・・・
飢える喜びと・・・肥える苦しみとが入れ違い・・・
飽食に恐れを抱いて、口を開けてみては・・・
口を慎むには貧しすぎる格差を見つけられず・・・
手当たり次第に探し続ける世界の果てに・・・
究極の暮らしが残されているのかも・・・。

火鉢を両手に包み込み・・・
メラメラ灯す、真赤色の暖かさに震え・・・
すきま風に睨みを効かせながら・・・やせ我慢の憎まれ口は・・・
美徳と誇りにまみれて暮らした跡を引きずりながら・・・
迷信と言い伝えと、教えを抱いている・・・。

一汁一菜に豊かさを学べば・・・悟りを求め・・・暴食暴飲に悟りを求め・・・
生きる最低限の暮らしは、跳ね上がり・・・
地産地消の負担を手放し・・・物珍しさに目を向けて・・・
地味な名前も・・・古びた呼び名も一度は消えて行き・・・
変わり映えしない退屈が・・・究極の一品になるのかも知れない。


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ホトケ

2025年01月29日 | 古民家
 ありふれた暮らしを過ごし・・・時々の折り合いを受け、腰を下ろしては・・・
足で稼いだ魅力に教えられ・・・知らない場所も、おなじみの場所も・・・
学んで開いた特別な場所も・・・
肌で感じて・・・破れかけの隙間を隠すように・・・
共に生きる季節の流れは・・・吐息を吐くように軽やかに・・・
まどろんで行く・・・。



かしこみかしこみ伺い立てて・・・ちょいと見つけた鳥居をくぐり・・・
ありふれた願いか、愚痴か・・・言いたいことを心で願い・・・
神か仏か定まりはしないけれど・・・
道端の・・・顔も見えない何処かの想いは繋がれて・・・
手と手を合わし・・・ツルリと石肌を撫でまわす・・・。



置いてきぼりの四つ角に・・・守り残される御仏を・・・
傘を差しだし通り過ぎ・・・
暗がりに迷う道なき道を・・・目隠ししながら歩き続け・・・
分かれ道に佇むしるしがひとつ・・・
灯した明かりは微笑む石仏。




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星たち

2025年01月27日 | 古民家
 ぼやけた光を体に浴びて・・・黄金色を纏い、みなぎる力は・・・
神秘の想像を浮かべて闇夜と比べ・・・
手の届かない思し召しに暮らしが左右され・・・
理不尽も恩恵も、受け止めながら・・・
想像するしかない姿を絵にかいて・・・
寄り添い、すがるしかない教えの中で・・・現実と不安が抱きしめられている・・・。



怪物がかじった月の欠片が・・・海の中に落ちて行き・・・
笑顔で見上げるおひさまが・・・上に下にと願い続けると・・・
黄金色のあばた顔は・・・ツルリと針の弧を描き・・・
まんマルすまし顔に戻り始め・・・海に降りた怪物を・・・
天の真上から見降ろして・・・
散らばり輝く小さな月の欠片達は、瞬いて・・・
次の満月を待ち望む・・・。



星座に月に、運河の先まで見通して・・・
自分の居場所が・・・何処にあるのか夢見ていた頃・・・
想像するしかない空に・・・生まれた意味を重ねて見ると・・・
幾万年・・・過ごした先にも答えが出ない暮らしの先に・・・
今の暮らしを夢見て語り・・・知らないを知る恥ずかしさと楽しさを・・・
限りある命で分かち合えば見えて来る・・・
繋がり伝える想像も・・・暮らしの中で試されて、世代を越えて生きている。


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挑む

2025年01月25日 | 古民家
 逆さまに見えて、正解を導き出し逆を想い・・・
天邪鬼と謎を解き・・・天地を逆さに物事を見下ろせば見えてくる・・・
萬の謎と過ごす切なさは・・・遠くを見据え、暮らしが粛々と刻まれる・・・。

手仕事で、決められた時間に限りがあると知り・・・
知恵と工夫でジタバタしては・・・巨大な明日を手に入れて・・・
平等でいられ続ける暮らしに限りは訪れ・・・
永遠の謎に挑みはしても・・・
後戻りの出来ないドン・キホーテにさえ踏み出せない・・・。

しゃにむにぶつかり合った世代が越えて・・・
シャカリキに挑んだ世代が与えてくれて・・・
挑まない真面目さと・・・燃費の良さを売り物に・・・
もの造りから遠ざかるように物欲は減り・・・
足を動かし、手で触れ・・・目で見て感じるすべてを飲み込むように・・・
リアルな暮らしを取り戻す・・・仮想と現実を求める欲深さは・・・
夢の中を想像するのかも。



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