暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

飢え

2021年04月06日 | 古民家
 グリコのおまけに、瓶ジュースの栓の裏の絵・・・
マッチ箱や鉛筆・・・小さな手に、大きな手の平に転がる懐かしい思い出・・・。
どんな物にも、造り手の命が宿るように・・・愛嬌ある暮らしが合ったような気がします・・・。

ある会社の販促や・・・駄菓子屋に並ぶおもちゃにも、遊び心があって・・・
だらしない感じも・・・こバカにした形も、子供に見せられなさそうな見た目でも・・・
何故か笑顔が生まれる空気が流れていたと思います・・・。
お手本になる親なのか・・・反面教師の親だったのか・・・
いろんな意味で、雑多な暮らしに中に・・・学校では教わらない学びがあって・・・
近所のおじさんにも・・・知らない怪しいお兄さんにも、モラルと愛情が溢れていて・・・
親にも出来ない躾が・・・身に付いたのかも知れない・・・。

教育に栄養、病気で言えば・・・良いとは言えない社会だったと思うけれど・・・
個性ある人を育てる環境だった気がして・・・
プカプカ漂う暮らしだけでは・・・大きな波を越えられないのかも・・・。
毎日一生懸命に生きないといけない古民家の暮らし・・・
自然の中に身を置く遊びや・・・自然の時間の使い方が増えてきているのは・・・
豊かなようで・・・何かに飢えているのかも知れない。


コメント
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