暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

育てる

2018年06月06日 | 古民家

 古いものを残そう・・・古民家は循環型の住まいです・・・・

自然素材を使った住まいは健康に良い・・・体に良い健康的な住まい造りをしよう・・・

日本ブームで、海外の方々が日本の良さを再認識させてくれたのですが・・・

良い部分がだけが取り上げられて・・・どうしても派手な部分だけを見てしまう・・・

悪く言えば・・お金になりそうだからそれで商売しよう・・・

そんな考えで、一儲けしようと思っている方々もいます・・・

萱葺きの古い民家を残そうと考えれば・・・お金がかかります・・・

内容によっては、新築1棟よりも多くの費用がかかります・・・・(建物の大きさによりますね)

お金儲けがいけないのでは無くて・・・建物だけをキレイにしても駄目だと言う事です。

補助金などの税金を使って器を整えても、それを使う人・管理する人・維持するための経費など・・・

継続・維持できる仕組み造りをしないと・・・

とある政治家や行政の、無駄な箱物建築のような社会問題になってしまいます・・・

地域で育てて次の世代に渡せる体制造りが必要です・・・

伝統ある多くのお祭りや行事が開催出来ない事態になっています・・・

子供の減少・高齢化・・・継承する人材育成が出来ない社会の仕組みになってしまいました・・・

地方から首都圏へ人が集中しているのもその一つの原因です・・・

自分も田舎を出てきた一人なので、偉そうな事は言えませんが・・・その出てきた場所でも・・・

地域の集まりや、行事に参加する人は減ってきています・・・その準備をする役員はもっと減っています・・・

ボランティアですべてをまかなうのは無理です・・・手弁当で手伝い続けるのも難しいです・・・

少しづつ収入もあって、地域が元気を持てるような・・・楽しく生活出来るようになって・・・

地方や集落がいつまでも続く事が理想ですが・・・・でも・・・人口減が一番深刻な問題ですね・・・

この所・・・・「子は宝」と言う言葉の意味がよく解ります・・・

イベントがあって、その中に小さな子供がいると笑顔が絶えません・・・・

元気な子供の声をうるさいと思う方もいるかもしれませんが・・・

その声が聞こえなくなった町は・・・人が住まなくなった町のように思えます・・・

文化も伝統も歴史も・・・育てる事が必要です・・・育てる人が必要です・・・

自分の育った町や地域が・・・国が無くなる事が無いように・・・

小さな取り組みから初めてみたいと想います。

 

 

 

 

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