ありふれた暮らしを過ごし・・・時々の折り合いを受け、腰を下ろしては・・・
足で稼いだ魅力に教えられ・・・知らない場所も、おなじみの場所も・・・
学んで開いた特別な場所も・・・
肌で感じて・・・破れかけの隙間を隠すように・・・
共に生きる季節の流れは・・・吐息を吐くように軽やかに・・・
まどろんで行く・・・。
かしこみかしこみ伺い立てて・・・ちょいと見つけた鳥居をくぐり・・・
ありふれた願いか、愚痴か・・・言いたいことを心で願い・・・
神か仏か定まりはしないけれど・・・
道端の・・・顔も見えない何処かの想いは繋がれて・・・
手と手を合わし・・・ツルリと石肌を撫でまわす・・・。
置いてきぼりの四つ角に・・・守り残される御仏を・・・
傘を差しだし通り過ぎ・・・
暗がりに迷う道なき道を・・・目隠ししながら歩き続け・・・
分かれ道に佇むしるしがひとつ・・・
灯した明かりは微笑む石仏。
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