【コラム:】
堺屋太一さんは、小説『豊臣秀長
』の中で、補佐役を見事に描き切
っています。
秀吉の補佐役だった豊臣秀長は
参謀でもなく、専門家でもなく、
次のナンバーワンでもなかった。
ただナンバーワンである兄と
同体化することだけを考えて
いた。
そして生涯主役になることを
望まず、補佐役を自分の天命
とし、そのことに誇りを持ち
続けた存在であった。
本来、補佐役とはただのイエス
マンではない。ある意味では
トップ以上にバランスの取れた
能力を持っていなければなら
ない。
ただトップの持つカリスマ性
や決断力、リーダーシップの
資質に欠けていたほうがよい。
そして、そのことを自覚して
いる必要がある。だからこそ、
ナンバーワンにはなれないし、
本人もまた絶対になろうとせ
ず、補佐役に徹するからであ
る。
急成長の会社が大きくなるに
つれてつまずいたり、ワンマン
会社が問題を引き起こすのは、
よい補佐役に恵まれていない
ことが多い。
補佐役らしい者はいても、た
だのイエスマンだったり、企
業の急成長についていけない
古い番頭タイプであったり、
自分がやがてトップに取って
代わろうとする野心家であっ
たりすることが多い。それで
はうまくいかない。
/60体のビスクドールを展示
野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220
『創業121年』
堺屋太一さんは、小説『豊臣秀長
』の中で、補佐役を見事に描き切
っています。
秀吉の補佐役だった豊臣秀長は
参謀でもなく、専門家でもなく、
次のナンバーワンでもなかった。
ただナンバーワンである兄と
同体化することだけを考えて
いた。
そして生涯主役になることを
望まず、補佐役を自分の天命
とし、そのことに誇りを持ち
続けた存在であった。
本来、補佐役とはただのイエス
マンではない。ある意味では
トップ以上にバランスの取れた
能力を持っていなければなら
ない。
ただトップの持つカリスマ性
や決断力、リーダーシップの
資質に欠けていたほうがよい。
そして、そのことを自覚して
いる必要がある。だからこそ、
ナンバーワンにはなれないし、
本人もまた絶対になろうとせ
ず、補佐役に徹するからであ
る。
急成長の会社が大きくなるに
つれてつまずいたり、ワンマン
会社が問題を引き起こすのは、
よい補佐役に恵まれていない
ことが多い。
補佐役らしい者はいても、た
だのイエスマンだったり、企
業の急成長についていけない
古い番頭タイプであったり、
自分がやがてトップに取って
代わろうとする野心家であっ
たりすることが多い。それで
はうまくいかない。
/60体のビスクドールを展示
野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220
『創業121年』