ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「真の名将」まであと一つ足りないブリュー・ミュージアム 軽井沢/佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年03月03日 06時39分11秒 | owarai
【コラム:】
『論語』に「知者は惑わず、仁
者は憂えず、勇者は懼れず(失敗
を恐れず)」とあり、

真の名将は「智・勇・仁」の三つ
を兼備しているという。

何をするにも、智と勇がなくて
は成功しません。

しかし成功者でも、仁となると
首を傾げたくなる人物が多いも
です。

しかし、仁がなくては、好調な
ときはよくても、ちょっと形成
が悪くなると人は離れていきま
す。

一人退職すれば三人の若物を
雇えるとばかりに、高齢者を退
職に追い込んでもなんとも思わ
ない経営者は仁にはほど遠い。

最も出費の多い四、五十代の
働き盛りがクビになったらどう
なるか。

電機業界、優秀な技術者が一番
最初に会社を去りました。

効率一辺倒で情け容赦のない
経営者の姿を見て、仁に欠ける
会社が永く栄えるはずがあり
ません。

安土桃山時代の武将、小早川
隆景は、「分別の肝要は仁愛な
り」と言った。

いかなる事業も、善を行う中に
利が生まれる。「ああこの会社
を選んでよかった」「この商品
を選んでよかった」

「この店で買ってよかった」と
思わせることができれば、それ
が仁愛だと思います。

いつの世も、利や理よりも情の
有無が決め手となります。

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』

*アーカイブス「母がのこした”ブリュー・ミュージアム 軽井沢/佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年03月02日 06時51分19秒 | owarai
【コラム:】

「母がのこした”壮絶な愛”」

以前、書いたもので、新しい
日記の前段です。

すでに、読まれた方は放念くだ
さい。


「優しかった母が結核に罹って
隔離された。大人たちは近寄ら
ないようにと言うが、幼時のこ
とで母恋しさに近寄ると、


母は私を見るなりに罵声を浴び
せ、コップやお盆などを手当り
次第にぶつけてくる。


顔は青く、髪を振り乱して荒れ
狂う姿は、鬼としか思えず、次第
に母を憎悪するようになった。

いつか、ぐれて少年院にいた。
そのときに、昔の家政婦さんが
来て告げた。

『私はもっとあの子に憎まれたい。
私はあと一年か二年の命です。
あの子は幼くして母を失うのです。

幼い子が母と別れて悲しがるのは
優しく愛された記憶があるからで、
憎らしい母親なら死んでも悲しま
ないでしょう。

夫もまだ若いから、新しいお母さん
が来るでしょう。

その方に可愛がってもらうためにも、
死んだ母親なんか憎ませておくほ
うが、あの子のためです』と。

それを聞いて、私は立ち直ることが
できた」

なんと壮絶な母の愛ではありませ
んか。

お金とか土地とか家などは、残して
かえってためになりません。

自分のつらさを隠して無償の慈しみと
愛の強さを、心から痛感しました。

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』


「おかえりなさい」を待ちわびてブリュー・ミュージアム 軽井沢/佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年03月02日 05時57分21秒 | owarai
【コラム:】
朝日新聞の投書で、十五歳の
中学生・原田滋子さんの記事
が心に残る。

「婦人問題が真剣に考えられ
ているこの頃、高齢者社会に
向けて女性も働くべきだと
思う一方で、子どもを持つ

女性は働くべきではないと
いう二つの矛盾した考えが
ある。

日曜の夕方、TVで“笑点”
を見、“サザエさん”の日常
を観る当たり前の光景、
・・・・・。

子供のとき、お母さんに
『おかえり』と言ってほしい
な、という友だちの声を聞
いて(経済的に問題がある
場合は別にして)

母親は働くべきでないと思っ
た。

婦人問題を訴える女性は働く
ことに生きがいを感じている。

必要にせまられてではなく、
働きたいからなのだろう。

子どもの教育も母親にしか
できない大事な仕事ではない
だろうか。女性が職場に出て、

『子どもも今は寂しくても、い
つかわかってくれるはず』とい
うのは、あまりにも身勝手すぎ
る。

子どもは親の矯正がなかった
場合、誤った道でそれなりに
育つのである。

家庭内暴力、校内暴力の発端
もここにあるのではないか。

母親は職場に出る前に、もっと
大事な仕事があることに気づか
なくてはいけない。そこが女性
の最良の職場だと思う」

母親は、もっともっと子どもを
育てることに誇りと自信を持ち、

その中に楽しみを見つけてほしい。
男にとっても、人を育てること
は最大の道楽と言います。

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』

“横にはうツタ”にならないブリュー・ミュージアム 軽井沢/佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年03月01日 06時12分18秒 | owarai
【コラム:】
私たちは、他人の悪口を言っ
たり、噂をしてまわることが
よくあります。

また、悪口や噂話を聞いて、
面白がったり、時には爽快
さを感じたりして、一緒に
なって噂話に話を咲かせる
こともあります。

狩野英孝の二股騒動を箸休め
というほどです。

しかし、鎌倉時代の高山寺
明恵上人は、「他人の欠点や過
失が気になったり、それに興味
を持ったり、

人の噂話が面白いときは、実は
自分の中身ががらんと空洞のよ
うになって虚ろいで潤いがない
から他の人の過失が面白いのだ
」と論しています。

人の非を見るということは、
心の底に優越感や人を見下そう
とする気持ちが宿っている裏
返しなのです。

「ツタは上に伸びられなくなる
と、横にはうようになる」と
言いますが、自分の眼が横の
ほうに向き、

他人の過失や欠点、噂話など
に興味を持ち始めたら、自分
に向上意欲がなくなっている

ときだと思って、反省しなけ
ればならないということで、
心したいものです。

“人の過をいうほどの者は、
わが身に徳のなきおりのこと
なり“

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』