タイトルは、龍さんの新しいエッセイ集。この時代のキーワードは、「絆」より、「瓦礫」だよな。
冒頭の電子書籍会社設立の話は、共感しながら読んだ。
「リスクも取ってますし、危機感だって持ってますと、彼らの多くはそう言う。だが、結局、何のアクションも起こさない。……間違いなく、あと数年で出版は様変わりする。出版界でパワーと既得権益を持つ人たちはたいていそれまでに退職してしまうし、パワーも既得権益もない人たちは生活していくのに必死で変化に適応する余力がない。出版界はこの国の未来を象徴している」
いたるところで、同じ現象がある。あとは死ぬことしかやることの残っていないお偉方を退場させていくことが、われわれおっさんの任務かな。
「人を突き動かし、考えさせるのはシンパシーではない。怒りだ」
冒頭の電子書籍会社設立の話は、共感しながら読んだ。
「リスクも取ってますし、危機感だって持ってますと、彼らの多くはそう言う。だが、結局、何のアクションも起こさない。……間違いなく、あと数年で出版は様変わりする。出版界でパワーと既得権益を持つ人たちはたいていそれまでに退職してしまうし、パワーも既得権益もない人たちは生活していくのに必死で変化に適応する余力がない。出版界はこの国の未来を象徴している」
いたるところで、同じ現象がある。あとは死ぬことしかやることの残っていないお偉方を退場させていくことが、われわれおっさんの任務かな。
「人を突き動かし、考えさせるのはシンパシーではない。怒りだ」