512MのSO-Dimmに後4枚、512Mのメモリチップが残っている。
そこで、今度は7E本体のオンボードメモリを張り替えて、
128M→256M化して、トータル512M化を目指す事とする。
と言う事で、前回同様、SO-DIMMからメモリチップを
ブロワで剥がす。
続いて、SRXを分解して、マザボードだけを取り出す。
こちらも現状で付いてるマイクロンの256MBITのチップを
ブロアで暖めて剥がす。この時に、増設メモリスロット等の
プラスチック部品が近くにあるので、溶けない様に、
マスキングテープでマスキングしてから暖める。
さすがにマザボは熱容量が大きいので、剥がすのに時間が
結構掛かった。
メモリを4枚剥がして、基板の半田を吸い取り、シンナーで
フラックスを綺麗にふき取る。
でもって、メモリチップの半田付け。前回のメモリ
モジュールと同様だが若干場所が狭いので半田付けしにくい。
何とか無事に4枚半田付けする。ピッチが0.8mm有るので
まあ、綺麗に付けられたかな。
でもって、元通り組み上げて、いざスイッチオン。
BIOS画面を立ち上げてメモリ容量を見ると、
↑が~ん!128Mのままじゃん!せっかくメモリ替えたのに、
256MBを認識していないようだ、、、、
何処か、メモリ以外にハードで異なる所が有るのだろうか?
それとも、内部のflashもしくはEEPROMの情報が7Eと7Sで
異なるのだろうか、、、、
ちなみに、BIOSは、オンボード実装が256MBのSRX7S、
128MB実装のSRX3S共通の最新バージョンに書き換え
済みであるので、通常書き換えられるBIOSの本体部分
は、問題ないと思われる。
マザボを良く見ると、BIOS用の4MのFLASHが1個、2kの
EEPROMが2個乗っている。
前回モジュールのSPD書き換えに使った、『SPDtool』で
見ると、Module0の増設メモリモジュールの情報以外に
Module7として見えるEEPROMのデータが有る。
中を覗いて見ると、型番、シリアル番号等、機体の個別
情報が記載されている。
7Eと7Sの違いの情報(型名、JPBL)も、ここに記載されて
いる。
(↑少し情報を変更していますのでそのまま書き込まない様に)
こりゃ、ここを書き換えれば256Mを認識するのではと予想する。
そんな訳で、SRX3EのM/Bを7Sに交換した記事を
掲載されているHP
の管理人さんに、『突然ですが、、、、』と、メールで
お願いして、『SPDtool』を使って、7Sの情報を読み出して
貰い、そのファイルを送って貰った。
(ご協力有り難うございます。)
メールから1週間ほどで返信でファイルが送られてきたので
ありがたく、我が家の7Eに書き込んでみた。
祈るような気持ちで、再起動!
が、まだ、BIOSでの認識は128M↑のまま、、ガックリ!
う~ん、他にsoft的な情報としては、もう一個のEEPROMの
内容か、FLASHのBIOS本体以外の情報が書き込まれている
ページに情報が書かれているのか?
それとも、ハード的に何か相違が有るのか?
これ以上は、分解比較や、半田取り外しを含むのでさすがに、
見ず知らずの人にお願いできるレベルを超えている。
後は自分で、動かなくても良いから、7Sのジャンクでも手に
入れて、soft的な情報、ハード的な相違等について調べる
しか手段が無いかな、、、、
と言う事で、今回の7Eのオンボードメモリの256MB化は
失敗に終わる。
その内、安いジャンクをオクで探しますか。
と言う事で、次回に続く、、、、といいな?
PS:続編はこちら→SRX3E/7E オンボードメモリ張り替え その2
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