基本的にスカンジナビア半島周辺局との交信のみ有効のコンテストである。スカンジナビア半島は、ノルウエーやスエーデン、フィンランドと比較的北周りのパスが有るので、日本からは比較的つながり易い地域である。地球儀で見るとウクライナとかハンガリーとかの東欧辺りと同じくらいの距離であろうか。
QSO対象地区を確認すると、上記に加えてデンマークの4か国以外に、Svalbard and Bear Island、Aland Islands、Market Reef、Greenland、Faroe Islands、Icelandと周辺のいくつかの飛び地的なエンティティも対象になっているから、うまくすればニューエンティティが稼げるかもしれない。
と言っても、EU地方が開けるのは、最近では夕方~夜中にかけての14MHzか、明け方前後の7MHz位なので、ある程度時間を絞って参加できそうである。
と言う訳で、土曜の21時からコンテストスタート。既にRBNでは、いくつかスカンジナビア半島のフィンランドの局が何局か見えている。早速コールするが、まだ始まったばかりで、近場の強い局が呼んでいるせいか、なかなか取って貰えない。
最初の1時間で、フィンランド3局、スエーデン1局、オーランド島1局と5局しか出来ない。
そこそこ入感していても全く取って貰えない局も多く、まだ1時間しか経ってないのにすごく疲れた。
この状況だと、残りの弱い局はとても取って貰えそうにない。とりあえず弱めの局も呼んでみるが、これまた全くこちらに反応が無い。
22時台にフィンランド局を2局上積みしただけで、全く局数が伸びない。夜中は少し良くなる可能性も有るが、この状況に一気に疲れが来て、そうそうに諦めて23時に就寝。
ひと眠りして目が覚めたのは4時半過ぎ。寝ぼけまなこをこすりながら起きてきて、リグの前に座る。
この時間のRBNを見ると既に14MHzは見えなくなっていて、7MHzでEUが見えている。
と言う事で、5時前から7MHzで参戦再開。この日の日の出は5時半。もうそろそろグレーラインの影響でコンディションも上がるだろう。
案の定、かなり調子が良く、5時台は1時間に10局とスカンジナビア半島一地域にしては中々のペース。
日の出時刻の5時半には、今回のニューエンティティとなるマーケットリーフの局とも交信できた。
しかし、グレーラインコンディションはそう長くは続かない。
6時半を過ぎる頃には、既にQSO済みの強い局しか聞こえなくなったので、一旦休憩で朝食を食べる。
ここ迄20局。まあ、EUの一地域だけだからこんなもんだろうなぁ、、、あと何局上乗せできるかなぁ、、、
この後は、夕方まで聞こえないんだろうなぁと思いつつ、適当に他事で暇をつぶしながら、昼食をとった所で眠くなったので、お昼寝をした。
2時半ごろに目が覚めて、まだ聞こえないよなと思いつつRBNを見ると、既にかなりのスカンジナビア局が見えている。
RBNの直近100局のEU局を見る限り、13時台にはもうすでに開けていた様だ。昼寝する前に確認しておけばよかったか、、、
慌てて14MHzで15時前から再参戦開始。
そこそこ、コンディションは良く、ボチボチつながる感じ。
一番開けていたのは17時台であろうか。1時間に11局程QSO出来た。
18時を回ると、次第に未交信の局が少なくなってきた。
19時台に入ると、ほとんどのRBNに見える局は交信済みばかり。
19時半頃にもうこれ以上は無理かと諦めて、残り1時間半ほど残して、今回は終わりとした。
結果は、以下の通り。
50-QSO中、30-QSOはフィンランド局と、やはり近い所が良く取れた感じではある。
今回ニューエンティティのマーケットリーフも稼げたのでまずまずの結果と言えるだろう。
QSO頂いた各局有難うございました。
2018.9.15-16 (9/18 UP)
最新の画像もっと見る
最近の「無線コンテスト」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事