何となく気になる。ちょっと欲しいかな、、、
でも天文は完全な初心者なので望遠鏡なんて、どのメーカの
何が良いのかさっぱり判らない。家に帰ってHOに有った型名を
調べると大抵不評機。ふ~ん、買わなくて良かった。でも、
なんか欲しいな~、、、って事で、色々調べてヤフオクで、
古スコ、ビクセン シグナス-60Mを990円で落札。
買う前に少し調べてみたが、かなり衝撃的な情報が流れている。
『今売ってる初心者向けの望遠鏡の9割は粗悪品で良く見えない』
なんて記事も見かける。初心者向けのお勧めは、Vixen ポルタの
8cm屈折が今の流行りらしい。新品だと4万もする。お試しは、
組立望遠鏡4cm15倍1,580円、4cm35倍2,880円何てのもある。
結構良く見えるとは書いてあるが、でも基本的に口径の限界は
有るはずだよねと言う気がする。
風評では、入門機として、ビクセンは割とまとも。ミザールは
品質バラツキが大きく当たりはずれが有るらしい。スコープタウン
と言う所は、初心者向けに比較的安くて、良心的な造りの物を
出しているらしい。ケンコーは、上級機はともかく入門機はかなり
不評。その他の低価格品を扱ってるメーカは更に悪評。
でも昔はミザールもケンコーもまともだったらしい。
と言うのがネットに流れる情報。
と言う情報を元に、ビクセン製の望遠鏡を探してみた。6cmは
古いのが時々出ていて安いのは1K位。初心者お勧め口径と言われて
いる8cm屈折は古くてもなかなか人気があって、1万前後の落札価格に
成ってしまう。反射は物によって価格差が結構ある。
そんな訳で、どの程度興味が続くかも判らないので、ちょっと口径は
小さいけど6cmの屈折を990円で落札。焦点距離800mm F13で、
微動なし(買ってから知った)。
本体価格と送料が同じだ!この時はどの程度前の物か判らなかった
けど、後でWEBの昔のカタログと付いていた説明書の定価を比べると
1980~1990年の間位の物のような感じである。20~30年物の古スコだ!
予想以上にでっかい箱に入って届いた。
付属のアイピースは、H18mmとH8mmで44倍と100倍になるらしい。
早速組み立てて、夜空を覗いてみる。と言っても、東京の夜空で
簡単に見えるのは木星ぐらいだが。
夜に組み上がったから、ファインダーの調整がされていない。
この状態で、微動無しでの導入はなかなか大変。目検討で木星の
方角に向けて、水平のクランプを止めて、上下をゆるめて探す。
木星が一瞬視界に飛び込むので、その辺りをじっくり動かして
視界に入った所で上下のクランプを止めて、ピントを合わせる。
何とか導入が出来た。初めて、自分の望遠鏡で木星を見ると、
ちゃんとガリレオ衛星が見える。倍率を100倍にするとちょっと
暗くて、ピントの幅も狭くて合わせづらいが何とか、本体の縞も
見えているかな。
でもって、思ったより地球の自転は早く、見ているうちに木星が
視界からはみ出す。微動がないのでここからがまた大変。水平と
上下のクランプを少しだけゆるめて、追いかけるが、なかなか
思う様に追いかけられない。段々慣れてきて、クランプのゆるめ
具合を、動きに対して少しテンションを残しつつ、力を入れると
動くレベルの微妙な所にするとかなりうまく追いかけられる。
それでも時々突っかかるが、、、、
試しにデジカメを持ってきて接眼レンズに3脚で合わせてコリメート
撮影をしてみるが、デジカメアダプタもないし、とてもまともに
撮れない。44倍でやっと衛星が映る絵が撮れたけど、デジカメの
オートの露出が合わなくて木星本体は露出オーバーかな。
さてさて、組立望遠鏡よりは、良く見えているかな?
一度、組望も見てみたい物だ。
ちなみに、望遠鏡は、中学生の頃、何故か対地上用の4cm位の長さが
60cm位のが家に有ったが、一度も星空を見た記憶がない。
それ以降も、ハレー彗星は陣馬山に見に行ったぐらいで、
あまり興味はなかったんだが、、、、
何となく望遠鏡欲しいと思ったのは『宙のまにまに』で望遠鏡の
説明が出ていた辺りかな?6月のはやぶさ帰還は、更に興味を
加速したかも。
そんな訳で、天文初心者なので、右も左も判らない状態で、
いつまで続く物やら。
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