くっしーの徒然日記

少し周囲が明るい様な気がするが、、、(M19)

4月27日からの新潟遠征は、M107を取り終えた時点で、2時半を回り、
なんだかわずかに周りが明るくなって来たような気がした。薄明の
始まりだろうか?しかしまだ撮影に影響の出るレベルにはなって
いないので、先日の遠征で薄明に撮影して今一つの写りだった、
M19
を再撮影してみた。


【↑M19 へびつかい座の球状星団】
Vixen SuperMirror-R125S/D:130 f:720 EP:UW9mm 80倍 GPE/SkySensor2
コリメート法 Canon IXY 30S F:2.0 f=4.9mm ISO3200
S:8秒x20、32秒x26コマ ダーク減算無 撮影場所:新潟県笹ヶ峰
撮影日:2012/4/28 02:35-02:55
jpegからRegistacsでコンポジット→FlatAideでかぶり補正
→YIMGで回転、GIMPでトリミング、ガンマ補正、リサイズ

多少、中心が明るい為、8秒のコマも撮影して、30%70%で加算した。
先日のM19に比べて、薄明の影響が無い分だけ一回り大きく写った。

中心部の星の集まり具合や明るさもM80に負けない位、明るく密集
している。M19は、7.2等級、13分角なので、これが本来の姿なのだろう。

周辺の暗い星もしっかり写った事により、その扁平具合がいっそう
判りやすい写真になった。

ちなみに、うまくピントが合ったのか、追尾の調子が良かったのか
コリメート撮影にしてはハッキリした星像に成ったので、縮小率を
ちょっと少なめにして大きな画像で掲載した。

今回の写真だと中心の中で明るめの星の並びも良く判るが、それでも
どれを指して『渦状腕のような構造があり、北側にあるものは
時計回りなのに対して、南側にあるものは反時計回りに見える。』と
言うのか難しいところである。


ちなみに、この日の外気温は-4℃位だった。
先週より少し気温が下がったかな、、、、

2012.4.28 (5/21)

コメント一覧

くっしー
http://air.ap.teacup.com/kussy/
Nikon 8cmさん

これは、出来上がった画像をみて、自分でもかなり良く撮れたと思いました。この画像と比べると、やはり同じ日のM80の画像が少し眠い感じなんですよね。撮影時間の記録からして、M80終了から、M107、M19とそれぞれの終了時間と開始時間の差を見ると途中で、基準星を経由してピントを合わせ直した時間は無さそうな感じなのですが、、、、M19の近くの星がカメラの画面で見えていて、M19の前にピントを合わせ直したのかも知れませんね。

IXY30Sの場合、裏面CMOSセンサーのおかげか、センサー付近に熱源が無いのか良く判りませんが、ほとんど熱かぶりは無くて、多少の輝点等が出るだけで、特に気温が低いとほとんどノイズが気にならないレベルなんですよ。
→ http://air.ap.teacup.com/kussy/236.html
なので、60秒以下の露出の時には、なるべくIXY30Sを使うようにしています。
NIkon 8cm
http://nikon8cm.exblog.jp/
くっしーさん

これは迫力がありますね。ピントもガイドもバッチリです。中心部もちゃんと星に分離していて、これは大傑作!
これだけのコマ数を30分で終了とは・・・。球状星団ならダーク減算なしでも熱カブリの影響は少ないので、これは使えますね。
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