なんだかわずかに周りが明るくなって来たような気がした。薄明の
始まりだろうか?しかしまだ撮影に影響の出るレベルにはなって
いないので、先日の遠征で薄明に撮影して今一つの写りだった、
M19を再撮影してみた。
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【↑M19 へびつかい座の球状星団】
Vixen SuperMirror-R125S/D:130 f:720 EP:UW9mm 80倍 GPE/SkySensor2
コリメート法 Canon IXY 30S F:2.0 f=4.9mm ISO3200
S:8秒x20、32秒x26コマ ダーク減算無 撮影場所:新潟県笹ヶ峰
撮影日:2012/4/28 02:35-02:55
jpegからRegistacsでコンポジット→FlatAideでかぶり補正
→YIMGで回転、GIMPでトリミング、ガンマ補正、リサイズ
多少、中心が明るい為、8秒のコマも撮影して、30%70%で加算した。
先日のM19に比べて、薄明の影響が無い分だけ一回り大きく写った。
中心部の星の集まり具合や明るさもM80に負けない位、明るく密集
している。M19は、7.2等級、13分角なので、これが本来の姿なのだろう。
周辺の暗い星もしっかり写った事により、その扁平具合がいっそう
判りやすい写真になった。
ちなみに、うまくピントが合ったのか、追尾の調子が良かったのか
コリメート撮影にしてはハッキリした星像に成ったので、縮小率を
ちょっと少なめにして大きな画像で掲載した。
今回の写真だと中心の中で明るめの星の並びも良く判るが、それでも
どれを指して『渦状腕のような構造があり、北側にあるものは
時計回りなのに対して、南側にあるものは反時計回りに見える。』と
言うのか難しいところである。
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ちなみに、この日の外気温は-4℃位だった。
先週より少し気温が下がったかな、、、、
2012.4.28 (5/21)