そんな訳で、M94を雲間で撮影した後も、まだ何か撮れないかと考えて、こういう雲の多い条件の悪い時には、明るい銀河にしようと、北斗七星の柄杓の柄の先に有るM51に鏡筒を向けてみた。
【↑M51 子持ち銀河 おおぐま座の渦巻銀河】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW9mm 80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x4コマ Noise減算:ON
撮影場所:山梨県北杜市 撮影日:2014/3/29 00:39-00:52
Regstaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーンカーブ・
44%トリミング・サイズ調整 NeatImageで40%フィルタリング
M51は、北斗七星の柄杓の柄のすぐ東で、りょうけん座に属するフェイスオンの渦巻き銀河である。8.4等級、11分角の大きい銀河と、9.6等級、5分角の小さな銀河がすぐ隣に並んでいる事から、子持ち銀河と呼ばれている有名な銀河である。
撮影をスタートして、休憩所で休んでから、撮り終わる頃に外に出た時には、既に一面曇り空に変わっていた。
そんな訳で、結局M51の画像も、比較的雲のかかり具合の薄い物は4枚程度しかなくて、余りちゃんとした画像には出来なかったが、それでもやはり明るく写りの良い銀河だけ有って、取り敢えずそれっぽい格好にはなってくれた感じである。
ただ、背景の雲の影響で銀河の腕の淡い部分と背景の区別がやはり付きにくくなってしまったのは仕方のない所だろうか。
M51の過去の撮影画像を見てみると、月明かりの元で撮った物や、薄曇りや、雲間から撮った物と、最近、あまり条件の良い時に撮った物が無いようである。やっぱりイメージは困った時のM51だよりか、、、
今度ちゃんと晴れた時にしっかりと撮ってみないと、、、
2014.3.29(4/20)
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くっしー
kame
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