結局、mixiで沼尻さんが須走口五合目に行くと書かれていた事もあり、新潟はあきらめ今年初めての須走口五合目へ向かった。
しかし、こちらも予報は余り良くなく、行きの中央高速では雨まで降ってくる始末。ほんとに晴れるのかしら。
途中、富士五湖道路は、須走手前で渋滞6km。これだと下の方が良いかなと、山中湖で降りたら、138号線も思いっきり混んでる。GWは上も下も駄目なのね。あきらめて再び富士五湖道路に引き返して、渋滞の中を須走に到着。
五合目には6時半過ぎの到着。見事に絶賛、雲の中！（泣）
沼尻さん達は既に到着していた。（上の手前のインプレッサが沼尻号）ちなみに、明るいうちにお会いするのは、今回が初めて。たぶん、お互いに、『ああ、こんな方なのね』って思ったのでは（笑）
しばらく、雲の多い空を見ながらノンビリ機材設置。予報では、夜中ぐらいに晴れてくる予定。所が嬉しい事に、思いの外早く晴れてきて、8時過ぎには、大部分の空が晴れて撮影を開始できる状態になってきた。9時には、ほぼ全天が晴れ上がって、なかなかの夜空になった。GPVの予報が良い方に外れた感じである。
【↑機材を広げる天文屋さん達と北極星とケフェウス座】
この日は、沼尻さんの知り合いの方もいて、そこそこ天文屋さんが集まった感じである。
天の川も高く昇って来たが、ここは少し御殿場からの光害の影響を受けて、天の川の左下側が、かなりかぶってしまう。
【↑いて座方向、天の川の中心部】
PowerShotS95 ISO800 F3.5 S=?? 35mm換算60mm相当 2013.5.5 01:56
MK-800の赤道儀に乗せて撮影 GIMPでトーン調整・リサイズ
明け方近くなって、多少雲の出る方向も出てきたが、概ね良好な夜空で夜明けを迎えた。
この日は、沼尻さん達と上で別れて、須走の道の駅で仮眠の後、近くの日帰り温泉に入って食事と仮眠を取り、2日目の夜に備えた。
ちなみに、今回利用したのは『天恵』さんという日帰り温泉。普通の日帰り温泉は、休憩所スペースは、結構にぎやかであまり眠れない事が多いが、ここは3階に仮眠スペースがあり、フラットになるリクライニングベットも用意されいるので、静かに仮眠するには中々良いスペースだった。温泉プールが併設されていて、料金が割高なのが玉に瑕だが、、、（JAF割引で休日1350円）
当初のGPVでは、5/5の方が天気が良かったのだが、これまた予報は悪化して、11時過ぎまで曇る予報。その後は晴れる見込みだった。
場所の移動も含めて考えていたが、GPVではどこも大差ない様子と、GW中の移動はリスクが高いので、そのまま須走口五合目に再度行く事にした。
午後5時頃に五合目に戻ったときにはかなりの曇り空。結局、この曇り空は、時々晴れたり曇ったりしながら9時半過ぎから晴れだして、10時以降は概ね安定した夜空となった。
PowerShotS95 ISO800 F2.0 S20秒 35mm換算28mm相当 2013.5.6 01:59
固定撮影 GIMPでトーン調整・リサイズ
この日は、みずがめ座流星群の極大日。4～6日に掛けての撮影で、大小いくつか写ったが、比較的大きめの物だけ掲載。
【↑5日03:45 EOS20D EF-S 18-55mm→18mm F3.5 S15秒 Iso1600】
右が流星、左は人工衛星
【↑6日03:00 IXY30S 28mm相当 F2 S20秒 Iso800】
【↑6日03:43 EOS20D EF-S 18-55mm→18mm F3.5 S15秒 Iso1600】
一枚目とまるっきり似た様な構図で、両方人工衛星かと疑ったが、やはり右は流星の様だ。
ちなみに、明るくなって、機材を撤収中に、『誰かストロボ焚いた？』と勘違いする程の閃光で空を見ると、カシオペアを横切って、まるで火花を散らした様な流星痕を残して、火球が右から左へと水平に飛んだ！周りがかなり明るくなってからなのに、すごい流星痕だった！残念ながら撮影は出来なかったが、思わず隣の人と、すごかったですね～なんて話し込んでしまった。
大きな火球なら明るくなっても見えるもんだと認識したので、次回から、流星撮影機材撤収は、星が一個も見えなくなってからにしようっと。
と言う事で、GW最後の2連泊の須走口五合目遠征も、火球の目撃で幕を閉じた。東の空には、細い月が夜明け前のオレンジと青の空に浮かんでいた。
2013.5.4-6(5/6)
P.S：ちなみに2日とも-3～-4℃位でした。1日目は、機材が霜でバリバリになりましたが、
【↑5日04:21 -4℃位】
2日目は比較的乾燥していて、機材には露一つ付きませんでした。
【↑6日02:29 -3℃位】
