くっしーの徒然日記

Kenko SG90の31.7mm化

カスタム8cmは、36.4→31.7アダプタを買ってきてアメリカンサイズが
使える様にしたのだが、kenkoの9cmは、ドローチューブのネジ径が
特殊で、現在簡単に手に入る、36.4→31.7アダプタが使えない。
適当なアダプタが無い物かと探したが見つけられず、結局、カスタム
8cmの接眼部をオクで1800円で落札した。

以前にも書いたがkenko9cmは、鏡筒外径も9cmで、カスタム8cmと同一
外径。従ってカスタムの接眼部が使えそうだった。
さて、光軸修正アイピースも手に入った事だし、先ずは接眼部を
カスタムの物に変更してみる

↓内部の比較(左:SG90、右:カスタム)

ドローチューブ内の遮光環はどちらも似たような感じで3枚入ってる。
ドローチューブの調整のためのシム?の厚みがケンコーの方が
厚いかな?

↓交換前


まあ、鏡筒は止めネジ3本、後ファインダー脚の移設だけなので
作業は至って簡単。無事に交換を終了する。
↓交換後


念の為、光軸を確認しましょうと修正用アイピースを取り付けたら
↓なんと、超ずれてる。何じゃこりゃ!


試しにカスタムを覗いてみると↓こちらはビシッと合ってる。


う~ん、どうやって調整するんだろ~??と対物レンズを外して
みるが、特に調整機構はない。ただ外すときに何やらちょっと不自然な
動きで外れた感じだった。ひょっとして、先日部屋にしまう時に、
対物レンズが少し緩んでる感じだったので締め直した時に、斜めった?

注意深く、変な方向に傾かない様に、対物レンズセルを真っ直ぐ回して
取り付けて、もう一度覗いてみる。

おお、だいぶ光軸のズレは治っている。と言う事で後は接眼部の取り付け
ネジを緩めて、多少角度を調整すると概ね真っ直ぐになった感じ。

ああ、良かった。これで何とかなったかな。
しかし、kenkoのは、アルミ鏡筒に切ってあるネジ山が今ひとつ
ひ弱(浅い?)で、ずれやすい様な感じである。カスタムは光軸も含めて
ビシッとしてるけど、kenkoは、この辺の造りがもう一つかな。

2011.4.9(5/3)

コメント一覧

くっしー
Kenkoもこの時代位までは日本で作ってると思うんですが、設計の時点で、
かなりラフな感じ(特にスペーサがたくさん入ってる所なんか)が
しますね。日本で作ってる時代は、それでも調整・検査でなんとか
フォローしていたんでしょうけど、最近は中国で作らせてるから
フォローが効かずに品質が下がってしまったんでしょうかねぇ?
globefish
比較するとメーカーの違いが一目瞭然ですね。
先日東急ハンズに展示してあったケンコーの
6cm屈折の対物レンズを覗いてみましたが、
あまり良いつくりとは思えませんでした。
まぁ東急ハンズに置いてあるような超廉価品
なので仕方がないんでしょうがね・・・
でも接眼部の改造でこの9cmはかなり使い勝手が
よくなるでしょうね♪
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