その後、光軸調整が必要になるので、レーザーコリメータを
中古でオクで買った。ついでに屈折用の光軸修正用アイピース
もオクで買った。
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本当は自作しようかと思って秋葉原の秋月電子のレーザー
ユニットを買ってこようと考えていた。でも自作は結構面倒
なので、なかなか気合いが入らずのびのびに成っていたが、
結局、中古で買ってしまった。どちらも31.7mm用。
でもってMK-800の主鏡を外す。↓
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中心部はほこり程度だが、周辺部は結露か何かによる白い
曇りが出ている。完全にセルから外して、流しで中性洗剤で
綺麗に洗い流す。最後はティッシュを押し当て、水分を取った
後、クリーニングペーパーにクリーニング液を付けて全体を
軽く清掃し元通り組み付ける。一応、中心マークを貼っておく。
綺麗になった主鏡↓
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スパイダーを枠ごと外して、斜鏡を外してこれも同様に清掃。
斜鏡を止めている大きな爪は使いたくないので、セルに軽く
瞬間接着剤で2点止めする。こちらも中心にマジックで
小さな点を書いておく。
↓清掃前 と 清掃後↓
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ほんとはドローチューブもカット&艶消し塗装したかったが
まあ、それは次回とした。
で、それぞれ鏡筒に組み付けて、本を読みながら、先ずは
何も無しで、接眼部から覗いて、斜鏡の位置を確認するが
どうも接眼部が斜めになってる感じで斜鏡の正面に無い。
接眼部を持って鏡筒に少しテンションを掛けながら取りあえず
角度を修正して真ん中に見えるようにした。
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でもって修正用アイピースで、アイピースの十字線と斜鏡の
中心点、主鏡の中心点を合わせて、最後に主鏡に写る斜鏡が
真ん中に来るようにする。だいたいアイピースで見て同心円に
成った所で、コリメータをつけて光軸を見るが、接眼部の遊びが
多くてなんだか判りずらい。
なんとか、こんな位置かなと言うところでコリメータの光軸を
合わせる。
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そうすると多少アイピースで見た中心点がずれているので
アイピースとコリメータを交互に使って、どちらも中心に来る様に
調整。どちらもほぼ真ん中に来るようになったから、たぶんこれで
出来上がりかな。
さて、どんな具合か、晴れる日が楽しみだ。
2011.4.8(5/1)
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