この日のターゲットは、天頂付近に来ているはくちょう座の一角、網状星雲に挑戦して見た。
【↑NGC6960 網状星雲 はくちょう座の散光星雲(超新星残骸)】
Celestron D:70 f:400 UW20mm 20倍 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
コリメート法 LPS-P2使用 PowerShotS90 F:2.0 f=6mm 合成F=2.0
Iso3200 S:128秒x15コマ Noise減算:ON 35mm版換算で560mm相当
撮影場所:静岡県小山町 撮影日:2013/9/27 21:07-22:10
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→GIMP2で反転
トリミング(39%)、トーンカーブ・サイズ調整
網状星雲は、数万年前の超新星爆発の残骸で、はくちょう座の翼に当たるε星の3~5度ほど離れた所にある。
西側のNGC6960と東側のNGC6992-5から成る網状星雲は、全体像を写しこもうとすると6°ぐらいの画角が必要となる。私のコリメートのシステムでは3°位しか取れないので、先ずは西側のNGC6960を撮影して見た。
片側のNGC6960の大きさは、1°10分角程あり、片方と言えど、それなりに大きな対象であるが、全体に淡い散光星雲であり、なかなか眼視では空の条件が良くないと確認する事が難しい。
前回、NGC6960を撮影したのは、2年前でIXY30Sによる64秒露光であったが、今回は128秒の露光を掛けてみた。そのおかげで、前回はかなり淡かった星雲がかなりはっきり写っている。
しかしその代償で、周囲の微光星もかなり写りこんで、ちょっとうるさい感じの写真に成ってしまった。星マスク的技法を使えばいいのだろうが、ほとんど使った事が無いので、そのままでアップしてあるが、少し星マスクも勉強する必要が有りそうだ。
あと、ちょっと今回、ピントが外れ気味で、特に周辺のピントずれが気に成りかなりトリミングしてある。
2年ぶりに撮影したが、なかなか上手く撮るのは難しい対象だな、、、
2013.9.27(10/2)
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くっしー
kame
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