くっしーの徒然日記

SRX3E マザーボード 交換

SRXシリーズは、最終型のSRX7Sのみオンボードメモリ256MBで
増設分と合わせて512MB実装が出来る。それ以前のSRX7及び
SRX3系は残念ながら、オンボードは、128MBで最大384MBしか
実装できない。なんとか512MB実装にしたい物だと色々と
物色していて、部品取りジャンク発見。


腰下は2種類有るようで、PCG-462NとPCG-473Nとの事。
起動しないはずとの記載。

型番からSRX3EとSRX7Sと判断して落札。510円成り。
これは、動かなくても色々と参考に成るかも。

いざ物が届いて物を見てみる。
PCG-473Nの方は、オンボードのメモリチップを見ると
256Mbitの型名。↓


あれ?512Mbitのメモリじゃない?と思いつつ、
試しに電源を入れてみると、どうやら起動しているみたい。

外部ディスプレイにつないで、BIOSを確認すると
SRX7Eの型名が出てくる。↓


ありゃ、外のケースと中身のM/Bが違うのね!ガックリ。

まあ、動きませんと言われていたM/Bが動いたから良しと
するか。

ちなみに、もう一枚のPCG-462Nの方も、電源を入れると
問題なく起動した。中身も型番どおりのSRX3Eで、
こちらは間違いがないようだ。

細かく調べると、7Eは無線ランのオンオフスイッチの
頭が折れてて、オン側に固定してある。

3Eは、ジョグダイアルへのコネクタ及びモデムのコネクタ
近辺に、何やら茶色い液体が固まった様な物が少し見える
それぞれのコネクタ端子も少し腐食している感じ?

結局、7Eは無線ランのスイッチ以外は正常。
3Eはモデム以外は正常。
(但し一部腐食しているからいつまで持つか、、、)

無線ランのスイッチを3Eの基板から7Eに移植しようとした
のだが、スイッチのプラスティック部分が熱に弱く、
取り外した時点で壊れてしまった。
まあ、オン固定でも良いかと、ジャンパーでつないでおいた。


さて、512MB化の夢は破れたが、P3/800MHzのM/Bがちゃんと
動く様なので手元のセレロン650MHzの3Eと入れ替えだ。

上蓋の取り外しまでは、こちらを参照下さい。

上蓋を開けてから、M/Bを外すには、
↓まず無線ランのミニPCIのカードを取り外す。

アンテナコネクタ2箇所と、じゃまなフレキケーブルを外して
Mini-PCIカードを止めているサイドの留め金を広げて外す。

次に、LCDへのコネクタとLANコネクタへの配線コネクタを
取り外す。↓

続いて、↑左横の無線LANのアンテナも外す。

電源コネクタのネジ止めと、CPUファンのネジ止めも外し、
ファンと放熱器を外す。
モデムのネジと基板も取り外す。
HDDをまたぐフレキケーブルも外す。


M/Bを止めているネジを外して、CPU側の端から斜めに
持ち上げてM/Bを抜き取る。


M/Bを7Eの物に交換して、ついでに電源コネクタも割れて
いない物に交換してバラした逆に組み立ててできあがり。

ブルーツースは使う当てがないので、液晶パネルへの
組み込みは今回はパス。

そんな訳で、P3/800MのRX3E改が出来上がり。


SRXのCPUはTulatinコアで、セレでも256kbのキャッシュと
100MHzバスなので、3EのM/Bから変わった点は、
動作周波数が650MHz→800MHzとL2キャッシュが
256kb→512kbになるって感じでしょうか。
ストリーミングによる動画再生能力は若干改善?
したかな程度。
まだ、シーンによっては駒落ちが残るかな?
コメント付き動画は結構駒落ちが発生するまま。

スーパーπは25秒位速くなったけど、まあ、気分の
問題程度の改善かな。
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