くっしーの徒然日記

イタリア旅行6日目(ポンペイ&ナポリ)

さて、今日はツアー中のフリー日。12月16日はポンペイ・ナポリのオプションツアーに出かけた。この日の参加者は、うちのツアーから我々2人と、ミュンヘン在駐歴3年のアラフォー夫婦の4人のみ!


↑客が4人しかいないので、ベンツVクラスで観光。左は運転手さん
普段は観光バスでのツアーらしいが、今回は4人しかいないので、メルセデスベンツ Vクラス 220D 8人乗りのミニバンでの観光となった。(日本で売ってるのは7人乗りしか見ないが、これは8人乗りでした)

Vクラスでローマからナポリへのアウトストラーダ(高速)1号線を南下する。



途中、高速の路側の看板を見て気が付いたが、上の看板は、どこが起点か良く判らないが、起点から620Km地点、ナポリまで140Kmと言う意味らしい。

良く見ると小さい看板も出ていて、これは、622.8Km地点を表しているらしい。



何となく流れる景色と走行ノイズの具合から、結構スピードが出てるような気がしたので、そっと後ろから、スピードメーターを覗き込むと150km/hを指している!ちょっとした下りでさらにスピード上がったよねと思って覗くと、170km/h!イタリアの高速道路って制限速度何km/hだっけ?
(後で調べたら130km/hでした)

ずっと左端の追い越し車線をほとんど譲る事もなく走っていて、時々前が詰まると少しペースが落ちるが、概ね140-150km/hの間で走っている感じだった。



そんな訳で、あっという間に、左手にポンペイを灰で埋め尽くしたベスビオ火山が見えてきた。

途中一か所土産物屋さんに30分程よって、ポンペイのマリーネ門に着いたが、休憩も入れて2時間半位しか掛っていない。さすがプロのドライバーさん、飛ばしていてもスムーズな運転で、あまりスピードを感じさせず、安心して乗っていられました。車も良いから?まあ、日本でいえば制限速度+20Km/hだからそれ程でもないのだろうか、、、、


↑これがポンペイのマリーネ門側の入り口



そして、これがポンペイの街の入り口の一つマリーネ門

右の少し隠れている方が馬車用の入り口、左の小さいのが人間用の道路の入り口らしい



でこれが、馬車用の道路の途中にある、石で出来た横断歩道。この飛び石の間を馬車の車輪が通過する。

当時の馬車に車輪幅の統一規格が有ったんだね。



これがポンペイの中心地のフォロ(多目的広場)。ジェスチャー混ざりに解説しているのがイタリア人ガイドさん(名前忘れた)。後ろにはベスビオ火山が見えている。



広場の周囲には色々な物が立っている。



これはフォロの横の部屋に掘り出された土器類と一緒に納められていた、逃げ遅れて灰に埋まって死んだ人の石膏像。なんでも、灰の中に埋まって、肉体が腐敗して中に出来ていた空洞に石膏を流して、当時の被災者を復元したものだとか。



フォロからしばらく行くと今度はポンペイの浴場を見学。熱いのや水やらサウナやら3種類位あったらしい。



ここは商店街の一角のバーらしい。穴の開いたカウンターにはワインの入ったカメを置いていたとか。



ここは、パン屋さん。手前の二つは碾き臼で左の奥が焼き釜だったようだ。



ポンペイの城壁から出た所にある秘儀荘



お金持ちのお屋敷だったらしい。


↑秘儀荘の中の部屋に書かれていた壁画の一つ

と言う事で、ポンペイを半分だけ巡って、お昼ご飯の後、ナポリへ移動。

ここでは、スパッカナポリと言う街の中心部を横切る長い通りを散策する。

↓通りの真中位の大きな塔の所から、通りに入る。


上だけだと大きさが判らないので、根元の方の人も一緒に写すと塔の大きさが判る


↑ジェズ・ヌオォーボ広場と言うらしい。左後ろの黒っぽいのがジェズ・ヌオォーボ教会だとか。

↓狭い通りの中に入っていく感じである。

↑通りの両サイドをたくさんのお店が並ぶ

↓途中の、サン・ドメニコ・マッジョーレ教会前に立つ塔


↓下の方を写すとこんな感じ

↑広場の名前は、サン・ドメニコ広場と言うらしい



こちらでは、クリスマスにキリスト誕生のモニュメントを作るらしく、通りの中では、その為のパーツがたくさん売られている。



しばらく、スパッカナポリを散策した後、再びVクラスに乗って、ローマへ戻る。途中で見た夕日に照らされた雲がおもしろい形をしていた。



行きと同じく150km/h平均でローマに戻るが、朝より車が多くて、多少時間がかかった。

この後、ローマの中心部で晩ご飯を食べた後、地下鉄B線に乗って、ホテルの最寄りのエウロ・フェルミ駅へ行き、そこからバスに乗る。

添乗員さんに聞いた時は、バスの中には停留所表示もアナウンスもないと聞かされて、少しびびっていたが、乗ったバスは、次のバス停を示すドット表示の電光掲示板が付いていた。


↑事前に撮影しておいたバス停の看板には、途中止まる主要停留所が書いてある。

と言う事でバス停の看板の写真を見ながら、もう少し先、もうちょっと、次だ!って感じで無事にホテル前の停留所で降りることが出来た。

明日は夕方までローマフリータイム。その後、夜の帰国便に乗る事になる。

2015.12.16(12/22)

いざ!イタリアへ!!
イタリア旅行 2日目
イタリア旅行3日目(ベネチア&舞台探訪)
イタリア旅行4日目(フィレンツェ&ピサ&舞台探訪)
イタリア旅行5日目(ローマその1)
イタリア旅行6日目(ポンペイ&ナポリ)
イタリア旅行7~8日目(ローマ2&舞台探訪&帰国)

コメント一覧

くっしー
kameさん、こんばんわ。

そうですね。ポンペイでのガイドさんの説明では、お金持ちの家と、普通のお店の2種類の家が有ったようですので、お金持ちの別荘と、その別荘地に色々なサービスを提供する形で、商人達が住んでいたんでしょうね。お金持ち側で、優雅に暮らしてみたいですね。
kame
ポンペイって一度行ってみたいです。
昔のお金持ちのリゾート地だったって聞いたことがありますが、ローマ時代の人達は、そんな昔から現代と変わらないくらいの優雅な生活をしている人が結構いたんでしょうね。

ローマ全盛期って2000年程も昔に、現代日本と同じくらい、素晴らしい時代を謳歌していたように思えて、びっくりするやら感心するやらです。

いいな~。イタリア旅行。(^^;
くっしー
電球さん、こんにちわ。

やっぱり大きな塔は権力の象徴なのでしょうね。後世の我々が見てもびっくりするほどですから当時の人たちにはその巨大さに圧倒されたのでしょうね。
高速事情は、やっぱり車の元祖みたいなヨーロッパですから、充実してるという感じですね。
路線バスは、どちらかというと地元の人の利用を前提にしているので、旅行者にとっては、ドキドキの乗り物ですね(汗)
電球
サン・ドメニコ・マッジョーレ教会の塔にある彫刻は、この高さだと見る事ができないですね。(汗)
見る事ができなくても大きな塔を建設するのは、権力を表す意味もあったのでしょうね。
高速移動が150km/hで快適だと言うのは凄いですね。日本も急がない人は追越車線をいつもは空けてくれたら嬉しいのですが、追越車線が数珠つなぎの事が多いですよね。

TVじゃないですが路線バスの旅楽しそうですね。
地方に行くとバスでさえ、前乗り・後ろ乗りいろいろ有りますから、慣れないと難しそうですね。(笑)
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