2日目の夜は、9時を過ぎた辺りから晴れだしてきた。最初のターゲットは、北斗七星周辺の銀河、M109を撮影して見た。
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【↑M109 おおぐま座の棒渦巻き銀河】
VixenSuperMirror R125S D:130 f:720 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
UW9mm 80倍 35mm換算2240mm相当 PowerShotS90+CHDK ISO:3200
F:2.0 f=6mm コリメート法 合成F=3.7 S:128秒x16コマ Noise減算:ON
撮影場所:静岡県小山町須走口五合目 撮影日:2013/5/5 22:00-23:24
Registaxでコンポジット→FlatAideで除算補正→GIMPでトーン
カーブ・44%にトリミング(35mm版換算5091mm相当)・サイズ調整
今回のM109は、ちょうど北中を過ぎた辺りから撮影できたのと、割と足周りもしっかりっしてきたせいか、比較的エラーの少ないコマを多く撮れた事も有り、かなり鮮明な渦巻き構造が写しだせた。
前回に比べると明らかに淡い腕の部分がはっきりとしているし、棒部分から渦巻き腕に移る部分あたりもかなりしっかり捕らえられている様である。前回は銀河には余り向かないLPS-P2フィルターを装着して、なおかつ64秒露出だったが、今回は、ノーフィルターで128秒露出出来たのがかなり効いている様だ。
前回撮影から、1年半が経過しているので、拙いながらも、それなりに少しは進歩しているという事だろうか?
やはり、前回撮影の画像より良く撮れているとなかなか嬉しいものである。
2013.5.5(7/2)