この日は、赤道儀の調子が悪く、色々と自動導入で手間取った事もありM57もかなり東京の光害に埋もれての撮影となった。M57の撮影の後は、もう少し天頂方向の目標と思ってM31アンドロメダ銀河を撮影しようと思ったのだが、余りにも天頂すぎて、鏡筒を向けるのが難しかったので諦めて、もう少し高度の低いM45を写すこととした。
M45は、まだそんなに高くは昇っていないが、東の海の上なのでまずまずの暗さ。最初64秒露出で始めたのだが、どうせなら2分にしようかと思ったのだが、この日の最終目標の写せる時間と、薄明の時間を考えると、2分露出している時間は無いと、諦めて、泣く泣く1分露出で撮影した。
【↑M45プレアデス星団(すばる) おうし座の散開星団】
SM-R125S/D:130 f:720 PL40mm+LPS-P2 GPE赤道儀+AL90+SkySenser2
コリメート法 PowerShotS90 ISO:3200 F:2.0 f=6mm S:64秒 13コマ
Noise減算:ON 18倍 35mm版換算で504mm相当
撮影場所:千葉県旭市 撮影日:2012/8/19 02:23-02:51
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→YIMGで回転、
672mm相当にトリミング(75%)→GIMP2でトーンカーブ・サイズ調整
やはり、露出時間が短いので、メローベ辺りのガスは何とか写ったが、それ以外の所のガスは、なんとなく写ってる様な写ってない様な、、、、今一つハッキリしない感じの写りである。
昨年の9月に富士山で撮影した画像に比べるても、多少の写りの差は有る物の、もう一つガスがハッキリしない。
M45のガスの詳細まで写そうとすると、やはり、2分程度の露出は必要かも知れない。又今度、空のきれいな所で、高度のある時間に露出を掛けて再挑戦が必要だろう。
2012.8.19(9/12)
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