GPV予報は微妙で、北の方は少し晴れ間が早い感じだ。でも仕事が終わってから出かけるので、あまり早くは到着できないから、結局撮影できる頃には、瑞垣山方面も晴れるだろうと踏んでの出撃だ。
途中、高速からは、西の方角でかなり雷が光っている。ありゃ~、こりゃ厳しいだろうか、、、
高速を降りると、道路にかなりの雨の痕跡があるが、かろうじて雨は上がっていた。
いつもの観測所に着くころには、だいぶ晴れ間が広がってきている感じだった。
そんな訳で、到着して一息ついてから機材を展開するころには、おおむね晴れていたが、少し透明度は悪い感じの空であった。
いざ、撮影を始めると、雨上がりで湿度が高いせいかかなり機材に露がつく。望遠鏡にヒータを取り付けて、撮影を開始して、休憩所で一休み。
1時間ほどして、外に行くとなんとレンズが曇っている!あれ!ヒーターが暖かくない!
よく見るとヒータの配線をつなぎ忘れている!ショック!あわててレンズを拭いて、ヒータの電源を入れて撮影を続けるが、すでに目標の高度がかなり下がっている。
撮影再開して、しばらく撮ってみたが、やっぱり高度が低くてダメそうなので、あきらめて次の対象を撮影することにした。
IXY30S Iso800 64秒x6 F2.0 追尾撮影
東の空には、もう夏の大三角と天の川が昇ってきていた。
時間ばかりがドンドン過ぎていったせいで、新たに向けた南側の対象も、これまたすぐ高度が下がってきて、林に隠れる始末。
そんなわけで、この日は、ほとんどまともに撮影ができなかった、、、、
明けて、土曜日は瑞垣山周辺はもう一つの予報。GPVのお告げによると、千葉あたりは真っ黒で雲がなさそう。と言う事で、10時ごろに観測所を出発して、千葉に向かうことにした。
千葉はあまり場所を知らないので、とりあえず以前に一度行ったことのある九十九里浜近くの海岸に行ってみることにした。
しかし、GPVの予報通りかなりの風。夜にはやむかなと思い、夕方からセッティングして暗くなってから撮影を始めた。
相変わらずの風なので、短い7cm鏡筒での撮影。ただ、10時前の早い時間は少し空が白っぽい感じでもう一つの写り。
でも次第に風も弱まって来たので、13cmに変えて撮影するころには、空もかなり暗くなって天の川がよく見え始めて来た。
【海から上るさそり座と天の川】IXY30S Iso800 32秒x1 F2.0 固定撮影
結局、風は夜半に少し止んでいたが、夜中過ぎにまた強くなってきたので、ふたたび鏡筒を7cmに変えての撮影と、かなりバタバタした撮影となってしまった。
時計の針が3時をまわると空は何となく明るくなってきて、薄明が始まる。東の空には細い月と金星が上ってきた。
と言う事で、4時前には撤収を開始して、5時過ぎに現地を離れた。自宅までは120kmの道のり、約1時間40分で、7時前に三鷹に帰り着いた。
結局、山梨から千葉へと、晴れ間を求めて大移動って感じで、走行距離は530kmになった。
でも海辺は風が強いから、次回はもう少し中へ入った方が良さそうかな、、、
2014.4.25-27(4/28)
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