めんどくさくてサボってたが、
他人がいるとノル気が沸く。
岩木山1周、”便乗の力”で今年ようやく成し遂げた。
MZKさんがfacebookで雪ライドイベントを
次々と立ち上げてくれるのはホント助かっている。
ありがたい。
自分はそういうのを1回やると気力が萎んでしまう。
そういう性格なのだ。駄目なのだ。
泣き付かれたら頑張るが、居ないだろ。
(焼き肉レースとかもう無理っぽい)
そして出発前にダラダラしがち、するので
独りで出発になる道理。
コロナがより消極性の悪化を促進。
イベント、飲み会、休日ライド諸々、
モチベーションを得る機会を奪われる。
影響を受けあまり走らないでいたら、
FTPは当然下がり、遠距離が面倒になった。
となると代わりに必要なのは他人のやる気。
乗せられるっては案外いいもんで、
駄目な自分を直してくれる。
面倒なのはスタート前だけで、
いざスタートしてしまえば後は楽しい。
だが今回は、なかなかにシンドかった。
これは前日の路面状況。
雨で路面に雪が無くなっている。
もう少し標高高いところでも轍部分はアスファルト。
明日、冷えてくれることを期待。
翌日。集合地の桜温泉。
残念ながら気温1度。
雪が振る程度には曇っているおかげで
路面が溶けきるまでにはならなかった。
が、湿気った新雪が重い。
細いタイヤ巾だと沈む。刺さる。
ペダルが重くて走るのがシンドイ。
下りでは案の定、コケた。
前輪が雪に囚われ、
後輪が前に進もうとして
体勢が横になる。でコケると。
雪があるし速度も出てないので
怪我なんてしないのだが。
コケた場所で後続が通り過ぎるのを
待っていたら、”友引”を誘発。
この下りでディレーラーやらチェーンやら
メカトラ多発。
ようやく半周程度。
ここからは登りでシンドイ区間。
MTBと差が開く。タイヤ巾が広い方が有利。
雪ライドするならズバリMTBをお勧め。
いい景色だ~。川の流れに魅入ってしまう。
疲れてるのか?ハイハイ。走りますとも。
最後の一番きつい登り区間。
久しぶりに”走りたくない”と本気で思った。
湿気った雪に腹が立つ。
ようやく登り終わり。
汗だく。後続を待って汗冷え。寒い!
ツライので少し先のトイレに避難。
嶽温泉のトイレ、ヒーターあって暖かい。
臭いけれども凍えるよりはいい。
この後、下りでは雪路面が溶けていて
アスファルト剥き出しでした。
そうなるとシクロクロスが一番速い。
そして楽。
そうじゃないんだよ。
今季1発目八甲田。
カチカチのマイナス13度。
朝だけでなく終始マイナス10度以下。
んん~~~~寒んびぃー。
ところがゴアテックスのカッパは強かった。
0度もマイナス10度もさほど変わらない。
つま先、指先だけがちょっと寒いが。。。
下り坂になるとちょっとどころじゃなかった。
マイナス10度以下+時速30km超だと手足が痛い!
ブーツとグローブそのものが冷却され、
密接している手足にダメージが届いてしまう。
登ると寒くないんだが、
下りがどうしようもない。
ハンドルカバー買おうかなぁ。
平地を走っていると雪が舞い上がって
前方から強風が来るのが見える。
くらう。鼻頭痛い!
被っていたニット帽が吹っ飛んだ。
拾ってもらいました。
ん?
防寒テムレスグローブだ!
暖かい?と聞いてみたら、
残念、寒いそうで。
天気が晴れていて良かった。
この気温で吹雪いてたらヤバそうだ。
谷地温泉に到着。
屋根雪が相変わらずスゴイ。
情景観覧はそんなもんで寒いし、
とっとと中に入る。
去年同様、コーヒーとブリュレを、、、
な、無い!無くなっただとぉーー。
赤字でやめたのか?コロナのせいか?
そして相変わらず自販機にはHOTがない。
温泉地なのに非温泉客には冷たいサービス。
お土産を探すもほどいい食べ物がない。
熱っつーのが欲すぃな。
テン…要る?
諦めてそのまま飲まず食わずで後にした。
次回はどうするかな…
復路。吹雪いてきた。
長い下りで手が痛い。痛い。痛ダ痛ダ痛ダ痛ダ
ギブアップ!……宣言しても無駄か。
手を振りまくって
ダイナミックなシバリングを起こす。
その様がよほど痛々しかったのか、
心配され、MZKさんに何度も声をかけられた。
ダイナミックシバリング、封印せねば。
往路より寒くなった気がする。
雪が積もり始めて走りが重い。
なかなかに過酷な雪ライドになってしまった。
無事生還。
終わってみればスッキリ爽快。
とはいえ、
ハンドルカバー、買お。