空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

R535 でびーゅ

2018年09月02日 15時00分00秒 | R535
8-9速仕様のフリーハブには
10速スプロケが取付けられる。

あとで知ったことだったが、
結局は用途が無かったため、

長らくR535を放置プレイ。



時は巡り、ついに、
日の目を見る。


10速シングルを装備した
ヴィゴレッリの加入。

予備ホイールとしての
役割が巡ってきた。



http://si.shimano.com/pdfs/ev/EV-WH-R535-F-1962B.pdf
http://si.shimano.com/pdfs/ev/EV-WH-R535-R-1963B.pdf





前後重量 2066g
じつに立派な鉄下駄。



ちょいと走ってきたのでインプレ。
まずはこの個性的な見た目。

前後輪ともペアスポーク。



リム側面からスポークを引っ張り、
ハブ側にニップルがある構造。



シンプルヘンテコ素敵。


強度的に弱かったので以後シマノは
この構造のホイールを出さなくなった、
…のであろう。憶測だ。
(あるいはロルフプリマから?)


静止からの駆動は当然重い。
登りはただただ重い。

が、平坦にて一旦回り出すと不思議と
重さを感じにくく心地よい巡行になる。

巡行から加速しようとすると
やっぱり鈍い、重い。そのままがいい。

25km/h以下でゆったりと一定ペースなら
楽しい走りにしてくれる。

スポークの少なさによるエアロ効果なのか、
重いのにスムーズに進む。


ダンシングではシュータッチはしなかったが、
所詮鉄下駄、登りで頑張る気にはなれない。

下りコーナーを高速で攻めると、
グニュっとする感じがあり怖い。

が、低速にして攻めなければ
全く問題ない。


これはサイクリング向けとしては
すごく好いと思う。

楽しい。

安くてそれが体感出来るので、
これを廃盤にしたのは勿体ないなぁ~。


シマノの廃盤ホイールを
インプレしといて何だが、


ロルフプリマが欲しくなった…

WH-R535 にぅちゅ

2016年06月14日 23時11分33秒 | R535

珍しいホイールを入手。
WH-R535。



最初見たときにWH-7700だと思い、
是非とも欲しいと懇願。

結果、タダで譲って貰うことに。
うおぉぉぉーーー。
HGTさん、ありがとうございます。

よくよく見たらハブにWH-R535とついている。
知ったかぶりダッタゼ。





WH-7700とは兄弟ホイール(下位モデル)のようで、
『MTB用みたい』とHGTさんに雑談で言ってしまった。

ネットで調べるとRとMの違いが
見た目でわからないのだが、
MTB(カンチブレーキ)用だと、M535らしい。


マタ,シッタカブリー。


そして8-9速仕様。このままでは使えぬ…
その辺は後で考えよう。

そんなことより見た目がもう堪りません。
なんて素敵な額縁絵画であろうか。



シマノらしからぬこの奇抜な設計ホイールが、
消滅したのはロルフプリマに訴えられたから、
と、勝手な憶測をずっと抱いていた。

色々調べてみると、
横剛性やブレーキ(カーボンの)が悪い等の
未熟な完組ホイールということで
シマノ自らが早々に見限った、
というほうが自然なようだ。

なんと言っても旧モデルに対して
…ほら、アレ…だから。

信念を持って突き詰めていけば、
ロルフプリマやコリマのように
格好いい無二のホイールメーカーに
なれたかも知れないのに…。

コンポが主力だからどうでもいいのか。






余裕のある時間が取れたので、
ハブの洗浄とグリスアップして
標準性能に戻す。


…ベアリングの玉が前後で1個ずつ
、、足りないゾ。…アレアレ~?


忘れよう。どうせ御飾り用だし。

果たして実用される機会は
訪れるのであろうか?