空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

パワーが無い

2015年10月09日 21時19分57秒 | レース・イベント
レースを反省する。



試走では分からない、選手たちの実際の動き。

最初の1周は様子見。
















ゴールまでの直線。

の直前のコーナーは、
広い道からやや狭い道への十字路。

さらにこの前のコーナーも十字路で
コーナー同士の距離はさほどない。

となると、2つ前のコーナーで
上位に入れなければ
ゴールスプリントには絡めない。

で、その地点で上位で突入するためには、

その前の緩い幅広いクランクコーナーで
位置取り戦を完了させる必要がある。

そして、位置取り戦のスタートは、
海岸側、緩い登りが終わってから…だろう。

かなり距離がある。

これほど走りやすい道幅のクリテリウムは
いままで経験が無い。

こんなコースだとアタックは無理がある。
すぐに捕まる。

あるいはケツにピッタリ着いていって、
後ろと分断できていればラッキーだ、

なんてことは分断される側は嫌なので
決して逃がさないと思う。

自分ならそうする。


海岸側の直線はどこからでも飛び出せるので
他の選手の動きと自分の
飛び出すタイミングが重要だ。



…と、きっとみんな思っている。

と、推測。


何度かアタックを試みる人はいたが、
ちょっと間を空けただけで
しばらくすると吸収される。




そして、やっぱりいるんだよね。こんな人。


ぬ~っと上がってきて、


突然、斜行!!


ディレーラーとフロントホイールが接触。
ホントあぶねぇ。
スポーク絡まったらアウト、
じゃなくエンドだよ。


謝ったから、許す。もうやらないでね。


反省ではなく、グチ、になっている。




最終周回。

海岸側入り口のコーナー


緩い登り。ここを過ぎると…


予測している、位置取り戦のスタート地点だ。


やっぱり!グワッと後方両脇から来る。
それに呼応して全体が+10km/hほど速くなり、
50km/h~45km/hほどとなる。
(自分のガーミンデータでは瞬間65.5km/h出てたが、誤検知か?)


いまこそ上がれっ!

と、分かっているが、、、、


スタミナはたらふくあってもパワーがない。
加速が遅い。抜かれても抜き返せない。


合戦完了地点のクランクコーナー。
上位はずっと先。


なんとか抜け出したいが、
コースを塞がれ、どうにもできず。


こうなると無理はせず、おとなしく完走。
コーナーも安全に曲がる。


前を走るKBSさんに『あ~あ、駄目だ~』
と、レースを降りる宣言。


この直後だった。
本当の『あ~あ』は。


落車に巻き込まれ…


とりあえず、完走…




戦略は問題ない。読みどうり。
海岸側の直線でもいい位置にいた。

問題は、集団の速度が50km/hにあがったとき、
そこから上位に上がるためには
60km/h以上をださなければないらないということ。

今年、平坦で単独50km/h以上出せたの何回あったか?
そんな速度を長く維持できない限り、
ミディアムで勝利することはできなそうだ。

来年の練習目標、『パワー』だ。

が、

DNA検査で、ザ・遅筋のみの体であることを今年知った。

速筋つきにくい、ミトコンドリア効率悪い、
アスリートとしてはかなり悲しい結果。


そして、

落車に絶対に巻き込まれない練習、も必要だっ!






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