おひさしぶりです。
更新がない時も足を運んでいただき、
どうもありがとうございます。
気づけば、去年のクリスマスのまま、
時が止まっていたように思います。
今日は、題名にもありますとおり、
今年の夏、平成最後の夏に、運命的な体験をすることになりました。
夏の読書感想文ではありませんが、
すこし、小説に触れあう機会があり、
今、すこし、小説家気分
やっぱり、漫画も大好きなんですが、
活字だらけの文章も、これまた良いですね。
ということで、本題に入りたいと思います。
盆の一大行事、磯部町盆野球大会も、
準決勝において、ジャンケンで負けるという結末をたどったときから、
物語ははじまっていたのかもしれません。
みなさんもご存じのとおり、この夏は、
変な時期に、変な角度から、多くの台風が発生していたと思います。
しかしながら、わたくしサーファーでありますゆえ、
台風は親友のような存在であります。
しかし、昨年は、自宅も台風の被害にあい、
多くの修繕料及び畑に大きな損害を与えましたが、
それでも、自然と共に生き、自然を愛するのであれば、
致しかたない、自然の摂理ではないでしょうか?
そんななか、自分は大きな波を求め、
南にあるビーチへ行った時のことであります。
浜につき、波を見れば、今日は当たりだ。
しかも、平日のため、人も少ない、
これは、船長に連絡しなければ、
1173、ポイントN、何時に来れますか?
船長 今向かっとるとこやんか。
そう、われわれは、うねりの方角を見て、
入る海を決めるのです。
台風が来る前、過ぎたすぐというところは、
我々が少年に帰り、ワクワクすっぞ!!
って感じになります。
そして、船長も到着し、二人で海へGO
波は頭ぐらいかな。セットは頭オーバー。
(サーファーは波のサイズを体の部位で表現します、
例えば、小さい波なら膝、まぁーまぁー遊べる腰、腹、
今日はもうなみなし、フラット)
そして、サーフボードは、リーシュコードなるものを足にまき、
板が流れないように、板が人に当たらないようにするもの。
最近、台風が多く発生し、リーシュコードがビヨォ――――ント、
伸び始めていたので、本日はおにゅうのものを下しました。
そして、数本波に気持ちよく乗った後に、
事故が発生しました。
あれは、胸ぐらいの波に乗った直後に、
新しいリーシュコードで今までのびていたコードが、
すごい勢いで収縮したのです。
そうすると、板は、自分めがけて飛んできました。
ガツンという衝撃を味わった直後に、
何か、暖かいものが顔を流れているのに気づきました。
思わず、なんじゃこりゃといい。
近くにいた男の子に、
顔から血が流れてると思うけど、
縫わないといけない?
と尋ねると、早く上がった方が、良いと思います。
ぱっくり行ってるんで。
ありがとう。いったんあがるわ。
あがって確認すると、
右目の横を約五センチ裂創、縫合の必要あり。
出血量は、ぼちぼち出てるよね。
うぅーん。
考えた結果、ボクサーになることを決意。
ワセリンをしこたま、目に塗り、
再び、海へ入りました。
でも、海に入ると、海水で流され、
また、出血が続くので、
海水は、雑菌だらけだから、いい波に乗ったら、
あがろうかな。
そう思っていると、
サイズよし。セット頭オーバー。形よし。面よし。乗り手よし。ちょっと、顔に傷あり。
パドリングを開始。(波に乗るため、ビーチに向け、クロールみたいにこぐこと。)
ピークからテイクオフ!!
(ピーク 波が割れる山の頂上、最初にブレイクするポイント)
(テイクオフ 腕立て伏せの要領で、ボードに手をつき、立ち上がること)
これは、いい波だ。
どんなアクションを使用か、心躍らせながら、ライディングを続けると、
波も中盤に差し掛かり、
ビーチが近づいてくる。
そこで思った。
今日は、ビーチ付近で、あれが発生する。
チューブだ。
これは、チューブしかないと思い、
中腰になり、波に手を当て、
チューブへGO!!
あぁー、この感覚最高の境地
もー、ここから出たくないと思っていると、
波がブレイクを始めだした。
やばいぞ。
これは、波のトンネルが崩れる瞬間は近いと、
感じ恥じていたとき、
波は無情にも崩れ去り、
私は、海の藻屑と消えた。
海中にどれぐらいいたのだろうかと思いながら、
ひょっこり顔を出すと、
相方の船長が、
おかしな顔をしている。
あぁー、そんなにかっこよすぎた俺って思い、
リーシュコードをたぐり寄せると、
何かが変だ。
しかし、この感触は、
以前にも感じたことがあった。
そうだ、違いない。
この瞬間、船長の表情の意味を理解した。
板のノーズ(先っちょのとがった方。テール フィンがついている側。)
がない。
板は、真っ二つに折れていたのである。
流されていく、片割れを僕は、懸命に追いかける。
追いかけ、手にしてからも大変だ。
台風のうねりで波が大きいのに、
片手にボード、右足にもリーシュとボードをぶら下げている。
命がけで、車へ戻り、板をしまうとこうだ
しかし、不思議なことに後悔の念はなかった。
でも、顔をけがした時にあがっていればと、
神様がチャンスをくれていたのに、
そのチャンスを僕は見送ってしまった。
でもでもでもでも、そんなの関係ねぇー。
なぜなら、今日は、こんなこともあろうかと、
板を2本積んでいるのだから、
再び、止血のためワセリンを塗り、
海に入ったものの、
波に乗っても、こころがのらない。
これ以上のけがはごめんだ。
そして、8年以上苦楽を共にした、
ボードの死を弔うためにも、家に急いだ。
ボードをもう一度、海に戻そう。
そのためには、まず、水を抜かなければならない。
乾燥を開始する。
しかし、困った。
以前にも板をリペアしたことがあるが、
エポキシ樹脂は使ったことがない。
なぜなら、硬化させるのに微妙な調整と、
温度が25度以上でなければ固まらず、
エポキシ樹脂は高価なのだ。
なので、普通の樹脂の板は、自分で直していたが、
エポキシはいつも、友人のぐっちに頼んで、
直していたのだった。
ぐっちに電話すると、板をくっつけるのは、
材料費だけで何万にもなっちゃうよといわれたため、
自分で材料を仕入れ、やることを決意する。
リペアの知識はある。道具もある。
こうなれば、久々にやるか。
なぜなら、折れた板は強度も落ち、
何よりも樹脂を流し込むため、
板自体が重くなり、
以前のような感覚はなくなってしまうからである。
なので、以前直した板も、甥っ子の練習用ボードとして、
家にあるのである。
そうそう、今回のこのことは、ほんの序章に過ぎず、
これからやってくる悪魔の存在とは、
関係が、あるようなないような感じである。
でも、そのお話は、次回にまわすことにしよう。
なぜなら、その物語は、
本当に濃く内容の詰まったものであるからだ。
その悪魔は、皆さんのすぐそこまで、
きているのかもしれませんよ。
怖い話ではないのですが、本当に痛く辛い日々がやってくる。
平成最後の夏。〇とともに去りぬ
それでは、次回お会いしましょう。
また、台風が近づいておりますので、
十分な対策の上、お過ごしください。
では、また。
更新がない時も足を運んでいただき、
どうもありがとうございます。
気づけば、去年のクリスマスのまま、
時が止まっていたように思います。
今日は、題名にもありますとおり、
今年の夏、平成最後の夏に、運命的な体験をすることになりました。
夏の読書感想文ではありませんが、
すこし、小説に触れあう機会があり、
今、すこし、小説家気分
やっぱり、漫画も大好きなんですが、
活字だらけの文章も、これまた良いですね。
ということで、本題に入りたいと思います。
盆の一大行事、磯部町盆野球大会も、
準決勝において、ジャンケンで負けるという結末をたどったときから、
物語ははじまっていたのかもしれません。
みなさんもご存じのとおり、この夏は、
変な時期に、変な角度から、多くの台風が発生していたと思います。
しかしながら、わたくしサーファーでありますゆえ、
台風は親友のような存在であります。
しかし、昨年は、自宅も台風の被害にあい、
多くの修繕料及び畑に大きな損害を与えましたが、
それでも、自然と共に生き、自然を愛するのであれば、
致しかたない、自然の摂理ではないでしょうか?
そんななか、自分は大きな波を求め、
南にあるビーチへ行った時のことであります。
浜につき、波を見れば、今日は当たりだ。
しかも、平日のため、人も少ない、
これは、船長に連絡しなければ、
1173、ポイントN、何時に来れますか?
船長 今向かっとるとこやんか。
そう、われわれは、うねりの方角を見て、
入る海を決めるのです。
台風が来る前、過ぎたすぐというところは、
我々が少年に帰り、ワクワクすっぞ!!
って感じになります。
そして、船長も到着し、二人で海へGO
波は頭ぐらいかな。セットは頭オーバー。
(サーファーは波のサイズを体の部位で表現します、
例えば、小さい波なら膝、まぁーまぁー遊べる腰、腹、
今日はもうなみなし、フラット)
そして、サーフボードは、リーシュコードなるものを足にまき、
板が流れないように、板が人に当たらないようにするもの。
最近、台風が多く発生し、リーシュコードがビヨォ――――ント、
伸び始めていたので、本日はおにゅうのものを下しました。
そして、数本波に気持ちよく乗った後に、
事故が発生しました。
あれは、胸ぐらいの波に乗った直後に、
新しいリーシュコードで今までのびていたコードが、
すごい勢いで収縮したのです。
そうすると、板は、自分めがけて飛んできました。
ガツンという衝撃を味わった直後に、
何か、暖かいものが顔を流れているのに気づきました。
思わず、なんじゃこりゃといい。
近くにいた男の子に、
顔から血が流れてると思うけど、
縫わないといけない?
と尋ねると、早く上がった方が、良いと思います。
ぱっくり行ってるんで。
ありがとう。いったんあがるわ。
あがって確認すると、
右目の横を約五センチ裂創、縫合の必要あり。
出血量は、ぼちぼち出てるよね。
うぅーん。
考えた結果、ボクサーになることを決意。
ワセリンをしこたま、目に塗り、
再び、海へ入りました。
でも、海に入ると、海水で流され、
また、出血が続くので、
海水は、雑菌だらけだから、いい波に乗ったら、
あがろうかな。
そう思っていると、
サイズよし。セット頭オーバー。形よし。面よし。乗り手よし。ちょっと、顔に傷あり。
パドリングを開始。(波に乗るため、ビーチに向け、クロールみたいにこぐこと。)
ピークからテイクオフ!!
(ピーク 波が割れる山の頂上、最初にブレイクするポイント)
(テイクオフ 腕立て伏せの要領で、ボードに手をつき、立ち上がること)
これは、いい波だ。
どんなアクションを使用か、心躍らせながら、ライディングを続けると、
波も中盤に差し掛かり、
ビーチが近づいてくる。
そこで思った。
今日は、ビーチ付近で、あれが発生する。
チューブだ。
これは、チューブしかないと思い、
中腰になり、波に手を当て、
チューブへGO!!
あぁー、この感覚最高の境地
もー、ここから出たくないと思っていると、
波がブレイクを始めだした。
やばいぞ。
これは、波のトンネルが崩れる瞬間は近いと、
感じ恥じていたとき、
波は無情にも崩れ去り、
私は、海の藻屑と消えた。
海中にどれぐらいいたのだろうかと思いながら、
ひょっこり顔を出すと、
相方の船長が、
おかしな顔をしている。
あぁー、そんなにかっこよすぎた俺って思い、
リーシュコードをたぐり寄せると、
何かが変だ。
しかし、この感触は、
以前にも感じたことがあった。
そうだ、違いない。
この瞬間、船長の表情の意味を理解した。
板のノーズ(先っちょのとがった方。テール フィンがついている側。)
がない。
板は、真っ二つに折れていたのである。
流されていく、片割れを僕は、懸命に追いかける。
追いかけ、手にしてからも大変だ。
台風のうねりで波が大きいのに、
片手にボード、右足にもリーシュとボードをぶら下げている。
命がけで、車へ戻り、板をしまうとこうだ
しかし、不思議なことに後悔の念はなかった。
でも、顔をけがした時にあがっていればと、
神様がチャンスをくれていたのに、
そのチャンスを僕は見送ってしまった。
でもでもでもでも、そんなの関係ねぇー。
なぜなら、今日は、こんなこともあろうかと、
板を2本積んでいるのだから、
再び、止血のためワセリンを塗り、
海に入ったものの、
波に乗っても、こころがのらない。
これ以上のけがはごめんだ。
そして、8年以上苦楽を共にした、
ボードの死を弔うためにも、家に急いだ。
ボードをもう一度、海に戻そう。
そのためには、まず、水を抜かなければならない。
乾燥を開始する。
しかし、困った。
以前にも板をリペアしたことがあるが、
エポキシ樹脂は使ったことがない。
なぜなら、硬化させるのに微妙な調整と、
温度が25度以上でなければ固まらず、
エポキシ樹脂は高価なのだ。
なので、普通の樹脂の板は、自分で直していたが、
エポキシはいつも、友人のぐっちに頼んで、
直していたのだった。
ぐっちに電話すると、板をくっつけるのは、
材料費だけで何万にもなっちゃうよといわれたため、
自分で材料を仕入れ、やることを決意する。
リペアの知識はある。道具もある。
こうなれば、久々にやるか。
なぜなら、折れた板は強度も落ち、
何よりも樹脂を流し込むため、
板自体が重くなり、
以前のような感覚はなくなってしまうからである。
なので、以前直した板も、甥っ子の練習用ボードとして、
家にあるのである。
そうそう、今回のこのことは、ほんの序章に過ぎず、
これからやってくる悪魔の存在とは、
関係が、あるようなないような感じである。
でも、そのお話は、次回にまわすことにしよう。
なぜなら、その物語は、
本当に濃く内容の詰まったものであるからだ。
その悪魔は、皆さんのすぐそこまで、
きているのかもしれませんよ。
怖い話ではないのですが、本当に痛く辛い日々がやってくる。
平成最後の夏。〇とともに去りぬ
それでは、次回お会いしましょう。
また、台風が近づいておりますので、
十分な対策の上、お過ごしください。
では、また。
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