《五条坂・陶器まつり》
今年も五条坂の『陶器まつり』に行ってきました。
毎年、8月7~10日まで夜の11時頃まで開かれますが、最終日の10日に
行ってきました。
『五山の送り火』とともに。 京都『清水焼』の発祥の地でもある「京都五条坂」。 この地に500もの出店でにぎわう陶器まつり。 約50万人のやきものファンが集まる五条坂界隈。 「五条坂 陶器まつり」は京都清水焼だけでなく全国の陶芸地から集まります。 この中から今年も私の気に入った物を見つけました。 今年は青磁。京丹波町の作家。澤田佳林さんの作品です。 お皿の真中にカニがいるのがわかりますか。図柄のモチーフは カニ以外に貝、リス等がありましたが、このカニが気に入りました。 この近くに「河井寛次郎記念館」がありますので、寄ってみました。 これは、次回に紹介します。
今や、『京都の夏の風物詩』になっている『五条坂 陶器まつり』。
《濱田窯とリーチ窯》
久々に陶芸の話題です。
これは一年半前に京都のアサヒビール大山崎山荘美術館で
開催された「益子 濱田窯三代」の展示会のパンフレットです。
濱田庄司・晋作・友緒三代の作品が一同に集まり感激した展覧会
でした。
このときも、感じたのですが、以前このブログでも紹介したデヴィット・リーチ
と濱田晋作さんの作品の共通点が、随所にみられるのです。
《濱田晋作》 言わずと知れた濱田庄司の息子で父・濱田庄司から受継いだ
濱田窯を護りそして晋作独自の作風も加味させた…。
展示されていた作品
(濱田晋作 )
上の湯飲み茶碗二つは濱田晋作さんの作品で2002年に
益子の濱田窯をおじゃましたときに晋作さんから私ども夫婦
に自ら包んでいただいた我が家の宝物です。
いつも愛用させていただいております。
《デヴィット・リーチ》 こちらも、言わずと知れたバーナード・リーチ
の息子でバーナードのリーチ窯を受継ぎさらに
独自の作風でイギリス陶芸界の重鎮と言われた。
上の写真で左側の湯飲み茶碗は濱田晋作さんの作品
右側のコーヒーカップはデヴィット・リーチ氏の作品です。
似てますね…。
我が家の
「しでこぶし」
です。
我が家の「しでこぶし」
が咲きました。
次回は「京都の桜」です。
「ナイス・チャップ(いいお爺さん)」…「敬愛される陶芸家」
今回は『京都の歳時記』を少しはなれて私の好きな『陶芸』を案内します。
《 soul to soul 》
DARTINGTON
CIDER PRESS CENTER 2000
これは Mr.Sakurai 氏を中心に イギリス デボン州
Dartington Cide Press Centre にて 日英10名の
陶芸家による 展覧会が 2000年 10月に行われた
時のカードです。三つの作品のなかでいちばん奥の壷が 今日お話
する。英国陶芸界の重鎮である「David Leach」の
出展された作品です。写真中央が在りし日の「ナイス・チャップ」
のデヴィッド・リーチ氏です 左は奥様の
エリザベス 右はプロデュ-スした櫻井氏
です (ボビートレーシーの自宅邸にて)デヴィッド氏はほんとうに「いいお爺さん」という感じ
で私と、櫻井氏と自宅に訪問しても 暖かく迎えて
くれて 自ら紅茶をいれて運んでくれたのです。
ものすごく愛妻家で、日本で生れ9歳まで東京で
暮らしたのだそうですが、残念ながら日本語は
話さなかったのですが 大の親日家でした。
彼がかの「 デービット・リーチ」の長男でこの時
90歳でしたが、大変お元気でした。
上の写真は其の時譲り受けた「デヴィッド・リーチ」
コーヒーカップ等です。
毎朝愛用してます。これから、少しづつ『陶芸』をテーマに 書こうと思ってます。
浜田晋作さんとか…。
またよろしくお願いいたします。