京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

●『五条坂・陶器まつり』♪♪

2007-08-13 00:16:39 | 陶芸

《河井寛次郎記念館》

陶器まつりの途中で、「河井寛次郎記念館」によった。

これで、5回目ぐらいかな。

なぜかここに来ると落ち着く。

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ここ記念館は自ら設計した住まいであり陶房であるが、いつ来ても彼の器用さには、

驚かれる。

「日本民芸美術館」を設立。

富本憲一、浜田庄司、バーナード・リーチ、柳宗悦、棟方志功、の偉大なる芸術家。

其の中でも,私は河井寛次郎が好きです。

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またいつか「河井寛次郎」の特集をしたいと思います。


●『五条坂・陶器まつり』♪

2007-08-11 20:57:52 | 陶芸

《五条坂・陶器まつり》

今年も五条坂の『陶器まつり』に行ってきました。

毎年、8月7~10日まで夜の11時頃まで開かれますが、最終日の10日に

行ってきました。

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今や、『京都の夏の風物詩』になっている『五条坂 陶器まつり』。

『五山の送り火』とともに。

京都『清水焼』の発祥の地でもある「京都五条坂」。

この地に500もの出店でにぎわう陶器まつり。

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約50万人のやきものファンが集まる五条坂界隈。

「五条坂 陶器まつり」は京都清水焼だけでなく全国の陶芸地から集まります。

この中から今年も私の気に入った物を見つけました。

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今年は青磁。京丹波町の作家。澤田佳林さんの作品です。

お皿の真中にカニがいるのがわかりますか。図柄のモチーフは

カニ以外に貝、リス等がありましたが、このカニが気に入りました。

この近くに「河井寛次郎記念館」がありますので、寄ってみました。

これは、次回に紹介します。


●『益子焼 濱田晋作』♪

2007-03-24 15:16:14 | 陶芸

《濱田窯とリーチ窯》

久々に陶芸の話題です。

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これは一年半前に京都のアサヒビール大山崎山荘美術館で

開催された「益子 濱田窯三代」の展示会のパンフレットです。

濱田庄司・晋作・友緒三代の作品が一同に集まり感激した展覧会

でした。

このときも、感じたのですが、以前このブログでも紹介したデヴィット・リーチ

と濱田晋作さんの作品の共通点が、随所にみられるのです。

《濱田晋作》 言わずと知れた濱田庄司の息子で父・濱田庄司から受継いだ

        濱田窯を護りそして晋作独自の作風も加味させた…。

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展示されていた作品
(濱田晋作 )

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上の湯飲み茶碗二つは濱田晋作さんの作品で2002年に

益子の濱田窯をおじゃましたときに晋作さんから私ども夫婦

に自ら包んでいただいた我が家の宝物です。

いつも愛用させていただいております。

《デヴィット・リーチ》 こちらも、言わずと知れたバーナード・リーチ

            の息子でバーナードのリーチ窯を受継ぎさらに

            独自の作風でイギリス陶芸界の重鎮と言われた。 

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上の写真で左側の湯飲み茶碗は濱田晋作さんの作品

右側のコーヒーカップはデヴィット・リーチ氏の作品です。

似てますね…。

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我が家の
「しでこぶし」
です。

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我が家の「しでこぶし」
が咲きました。

次回は「京都の桜」です。


●『デイヴィッド・リーチ』…英国陶芸界の重鎮

2007-02-07 16:28:31 | 陶芸

「ナイス・チャップ(いいお爺さん)」…「敬愛される陶芸家」

今回は『京都の歳時記』を少しはなれて私の好きな『陶芸』を案内します。

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《 soul to soul 》  

DARTINGTON

CIDER PRESS CENTER 2000

これは Mr.Sakurai 氏を中心に イギリス デボン州
Dartington Cide Press Centre にて 日英10名の
陶芸家による 展覧会が 2000年 10月に行われた
時のカードです。

三つの作品のなかでいちばん奥の壷が 今日お話
する。英国陶芸界の重鎮である
「David Leach」
出展された作品です。

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写真中央が在りし日の「ナイス・チャップ」
のデヴィッド・リーチ氏です 左は奥様の
エリザベス 右はプロデュ-スした櫻井氏
です (ボビートレーシーの自宅邸にて)

デヴィッド氏はほんとうに「いいお爺さん」という感じ

で私と、櫻井氏と自宅に訪問しても 暖かく迎えて

くれて 自ら紅茶をいれて運んでくれたのです。

ものすごく愛妻家で、日本で生れ9歳まで東京で

暮らしたのだそうですが、残念ながら日本語は

話さなかったのですが 大の親日家でした。

彼がかの「 デービット・リーチ」の長男でこの時

90歳でしたが、大変お元気でした。

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上の写真は其の時譲り受けた「デヴィッド・リーチ」
コーヒーカップ等です。
毎朝愛用してます。

これから、少しづつ『陶芸』をテーマに 書こうと思ってます。

浜田晋作さんとか…。

またよろしくお願いいたします。