《リーチ陶芸家》
昨日のルーシー・リーに少なからずも影響を与えたのが、バーナード・リーチです。
バーナード・リーチの息子がデイビット・リーチです。
2000年にイギリスに行って、デイビット・リーチに会いました。
芸術新潮のルーシー・リーに会いたい。の特集号の中で、バーナード・リーチの
作品が紹介されてました。
2000年6月にセントアイブスのリーチの工房に行って、自宅でデイビット・リーチに
お会いいたしました。奥さんのエリザベスとともに、元気でおられて、自ら、紅茶を出して
いただきました。当時デイビット・リーチは、90歳でした。
その時に、購入したのが、ピッチャーのポットとコーヒーのカップです。
親子ですから同じような作品を作りますね。
《Lucie Rie 展》
大阪市立東洋陶磁美術館に行って、ルーシー・リー展を観てきました。
去年の6月に東京展でルーシー・リーに会ってきましたので、
大阪での再会です。
期待に胸を膨らませながらの再会ですが、東京展に比べて、半分ぐらいの
出展ですかね。大阪の展示は絵画と同じように壁をバックに展示されており、
ルーシーの作品はフォルムが美しく、360度回転して観たいのですが、後ろ半分が
解りません。そして、置き台が低くほとんどが、上から覗くような感じで、真横から見たい
のですが、その辺が東京展と異なって、残念でした。
なにはともあれ、再会することができました。
ピンク線文鉢も素晴らしいですが、私は青釉鉢が好きです。
東京展ではパンフレットに使われておりました。
東京展のパンフレットが以下のものです。
ルーシー・リーを作った5人の男の中に、バーナード・リーチが居ますが、当初、
ルーシー・リーの作品を評価していなかったのですが、後に認められ、少なからず影響を
与えた人物ですね。
次回は、バーナード・リーチの息子で、デイ-ビット・リーチの記事を書きます。