京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

◇『桃の節句 雛祭り』

2011-03-03 15:06:16 | アート・文化

《雛祭り・桃の節句》

弥生三月三日は桃の節句でお雛祭りです。

我家では節分が終わった日からお雛様を出して今日の日を迎えました。

我家のお雛様は伏見人形「丹嘉」作のおひなさまです。

そして、桃の節句は女の子の節句です。

京都では女人守護の「市比賣神社(いちひめじんじゃ)」に行って姫おみくじを

買って帰りました。

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◆『大徳寺 塔頭 龍源院』其の三

2011-03-02 12:05:06 | まち歩き

《大徳寺 龍源院 東滴壺(とうてきこ)》

私の好きな庭の一つです。

日本で最小といわれる壺庭(坪庭)です。

壺庭としては珍しく格調高い枯山水の庭として創られています。

たかが7~8㎡(2坪強)の空間なのに奥深さと、大きな空間の世界を想像させます。

前々回に書いた方丈南庭の「一枝坦」と比べて広さは1/20に過ぎませんが、同じような

世界を想像させます。

中央近くの石と白砂の砂紋が中心で「一滴の水滴が生んだ波紋が、大海に広がる

様を表し、一滴が大海につながるという禅の悟りの世界を象徴させている庭です。」

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東滴壺(とうてきこ)この名前がすてきですね。

小さいので、庭全体を上から鳥瞰することができ、砂紋、石組の対比がまた魅力的ですね。

通常は南から全体を撮る写真が多いですが北から撮っても別の味わいがあります。

建物に囲まれた壺庭ですので、建物の隙間から日差しが降り注ぎ、時間によって

移動しますが、今回は東の廊下にさしていますが白砂の真ん中に来た時もまたいいかも。

先ずはじっくりご覧ください。

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◆『大徳寺 塔頭 龍源院』其の二

2011-03-01 12:15:14 | まち歩き

《大徳寺 龍源院・竜吟庭》

大徳寺 龍源院は洛北の苔寺とも言われている。そのわけはこの方丈北庭の竜吟庭にある。

他の枯山水庭園は比較的新しいが、竜吟庭は室町時代後期の相阿弥(そうあみ)の作と

伝えられこの苔の枯山水が他の庭を際立たせている。

中央の三尊石組からなる須弥山、手前にある円い板石を遥拝石といい「この理想、目的に

一歩でも前進し近づこうという信心の現れである。」

そういえば私の好きな庭の東福寺方丈の庭も北庭は苔の庭でした。苔の小市松ですが。

南庭は石組と白砂の枯山水でしたね。

方丈の庭の造りは東西南北で基本的なことがあるのですかね。

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