アクションカメラでサイクリング全録してみたいところですけど。その②

サイクリングをアクションカメラで全録画できるかな？のつづき。今回は準備だけ。

前回は32GBメモリと2500mAhのモバイルバッテリーでは画質を上げると足りないかな、という結論。

なので、今回はブツを入手してきました。定期券途中にあるアキハバラーに寄ってゲットしたのは、


128GBのメモリーカード


10050mAhのモバイルバッテリー

の2点。合計で約9000円と考えていたよりかなり安い。時代を感じます。

どっちもアクションカメラAS200Vでの動作報告を見たわけではないので多少不安がありましたが、つなげてみたところちゃんと動きそうで、録画時間的にも十分そう、というか少々やり過ぎた感もありますが……。

まあ、実際の動作は後日テスト走行ということで。


XAVC Sによる最高画質での実機録画時間。さすがにロングライドには足りない感じ。


MP4のフルHD60Pモードの録画時間。11時間と、休憩中撮りっぱなしでも問題がない時間ですね。これが実用でのモードになりそう。常時ぬるぬる。


フルHD30Pの録画時間。これまでの32GBメモリでは坂道TTなんかの特別な走行の時にだけ使っていたモード。17時間とありあまる録画時間です。


で、これまでの実用モードだった1280x720x30Pの最低画質モード。衝撃の45時間録画です。強い人なら太平洋～日本海走行の全録画とか出来そうなレベルですねえ。ワタクシの通勤路で使えば1ヶ月撮りためても良くなったわけです。

＊　＊　＊

以下は、チャリもカメラもあまり関係ないSDカードの速度テスト的な。

買ったSanDiskのmicroSDXCカードは中級品というところですけど、AS200Vの高画質できちんと使える速度は出るのか？ということでベンチマークを珍しく測ってみることに。まあ、実機で録画して録画出来てはいるのですけどね……。

以下が結果です。







上から、AS200V、100円ショップのカードリーダー、USB3.0対応のカードリーダーでの測定です。カードのスペックがUp to 80MB/sなので、ボトルネックの無さそうなUSB3.0対応リーダーだとちゃんと速度が出ていますね。

それに対して100円ショップはUSB2.0のボトルネックがでてるとうことだと思うのですけど、AS200V実機の速度は、何じゃこりゃ？ですね。激遅。こちらもUSB2.0でしょうけど、う～～ん？搭載コントローラーがスペースや消費電力の関係でチープなものになってるってことでしょうかね。

まあ、これだけ遅くても、XAVC Sモードでビットレートが50Mbps、PSモードで28Mbpsなので、それぞれの8分の1・MB/sと考えると書き込み速度は問題はない、というか実際撮れてますから。

ということで結論としては、AS200Vでは過剰なスペックのSDカードはいりませんよ、と。まあ上記の結果から動作を保証するわけではないし、PCにデータを移すときには速ければ速いほどがいいわけですけど。