Rover自転車テスト走行。埼玉の迷所・龍Q館。

”街乗り”マウンテンのRover268、フロントクランクセットをシングルにして、完全単ギア化（テンショナー代わりにリアディレイラーはついたまま）出来たわけですが、ついでにタイヤも26x2.0から26x1.75に変更しました。

名もよくわからんデフォクランクからALFINEクランクにした変化は、軽量化による軽さとか、軸一体型による剛性感とかは当然のごとくわからないのですが、まあ、見た目がきっちりなったことが良いですね。

クロスバイクのCrosstrailのクランクセットをSuginoからDeoreSLXに換えたときにクランクを回すとどこからかチキチキ音がするような気がしましたが、今回のALFINEでも同様の音がします。たぶん軸一体型用のBBはこういうものなのでしょう。

タイヤは、もともと前通勤チャリのJAMIS・CrosscountrySXの色が黄色だったから、という点だけで選んでいた、Panaracerのパセラ。アラミドビードとやらのせいか（現在のパセラはスチールになっているようだが）、なんか走りがフニャフニャするような気がして、ほとんど使わずに放置パーツと化していいました。

その後、交換した26インチ折りたたみチャリVILLEにおいては、それほど違和感がなかったものの、26x.1.25タイヤ・クローザーに換えたら、走りの軽さだけではなく、乗り心地も良くなったので、まあ、この旧パセラの個人的な評価はアレなんですが、Roverもせっかくクランク周りもきっちりしたわけだし、サドルの高さも1cmほど上げて走りを軽い方向にしたいかな、ということで。

それまでのタイヤ、IRCのメトロⅡは620gとのことで、470gの旧パセラの交換で300gもの軽量化になり、走りは相当軽くなってると思うのですが、それ以上に、やはり、フニャフニャ感が。あとエアボリュームの低下により路面のデコボコを良く拾うというか、まあ、気圧を限界近くまでいれたせいもあるのでしょうが。

で、テスト走行を兼ねて、元荒川沿いに越谷レイクタウンまで。そのころにはタイヤに関する違和感は全然感じなくなったので、まあ、良しとしますか。あと、26x2.0タイヤの場合、ホイールがshimanoのM505でリムが微妙に高いこともあり、駐輪場のロックと干渉して止められなかったりしたのですが、そういうこともなくなるでしょう。

特に、ワタクシのメインステーション・さいたま新都心では100円のコクーン駐輪場が使えず（以前、使って、自転車止めのロックがリムをがっちりくわえ込み、外すのに苦労したし、リムも傷だらけになってしまった）、200円もするイトーヨーカドーか、150円で遠くにある公式（？）駐輪場を使うしかなかったのです。

1.75化でたぶんコクーンの駐輪場も使えると思うので、経済的にもアクセス的にもありがたい（ちなみにさいたま新都心では駅前放置チャリは毎日きっちり撤去されます。というか天下り関連かどうかわからないですが、わざわざ警備員が駅前巡回してるし。その予算を使って無駄なスペースが散見される駅前に無料駐輪台とか設置すれば良いのにと思うのですがね）。

愚痴はこのくらいにしておいて、越谷レイクタウンから普通に帰るのも芸が無いのでなんとなく近い感じのする江戸川を目指してみました。道なりに行った後、高速道路沿いに走って、7kmチョイというところ。最短で行けば6km切るくらいにはなりそうですが、地元ではないのでこれ以上研究はしないでしょう。

本日の走行・元荒川～越谷～江戸川。（キョリ測）

江戸川CRからは東岩槻まで最短ポイントの41.25kmで降りようと思ったのですが、ちょうど、こちらを追い抜いたあとにペースを維持できず失速する、という例のパターンのスポーツチャリに遭遇して、それとの距離感のやり取りが面白かったので、少々追加走行しました。

結局、首都圏外郭放水路まで来て、そういえば、ここから降りたことは無かったので、江戸川終了です。ちなみにここに建っている、龍Q館は、「ネーミングは、館のある春日部市（旧庄和町）に伝わる「火伏の龍」伝説と、「ＡＱＵＡ（水）」にちなんだもの。平成15年のオープン時に、皆さんから募集してつけました」という説明にあるとおり、かなりキているそうなのでいずれは中を見学したいと思わないでも無くは無い可能性も否定しません。


元荒川の右岸を走る。


越谷レイクタウンから江戸川に向かう途中に中川をまたぎます。中川の中流域の左岸はまったく評価できないほどの幹線道路系ですが、右岸は面白そう。研究の余地ありですね。


河口から30km地点に接続。


龍Q館を遠巻きに。さいたまの迷所に認定申請中……ヵ。

09/06/07:rover268
　Dst:58.24km Av:20.3kmh Mx:39.2kmh