新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

カディス一周。

2018-03-16 14:25:43 | カディス

カディスに着いたこ時は晴れていたのに、待ち合わせ場所のプラササンフアンデディオスで腰を掛けているうちに雨が降って来て、カバンの折り畳み傘を開ききらないうちに豪雨に!

こんな感じの降ったり止んだり太陽が照り付けたりの天気。一日中。

どうする?なにする?

連日の雨で道が壊れて浸水してるらしいよ。

ほんじゃ、海岸線をパトロール。

という事で、散歩に出ました。

あたしと、昔のルームメイトとそのボーイフレンド。

フラメンコのペーニャ、ぺルラデカディスの方に出ると、再び暴風雨。

海がめっちゃ荒れている!丁度ペーニャの屋根で雨宿り。

こんな強風でもカモメがうまい事飛んでいる。

ちょっと経っただけで、雲の隙間から薄光が見える。

ほら。

雨宿りしている所の壁を見ると、こんなになっている。

貝殻が固まっている。

カデイスの古くある建物は全部この石で出来ているんだって。

貝殻が地層になって固まってできた石だと言っていた。へー。

そう思って町を見ていると、本当に、この素材がよく使われている!

住んでいたときには全然気が付かなかったなー。

雨がちょっと上がって来たので、壊れちゃった情報のあったカスティージョデサンセバスチャンの方向へ。

ちょいちょい雨が降ったりやんだりしながら、

カスティージョの向う側は青空になっている。

これは要塞なのかな?

カスティージョっていうからにはお城なのかな。わからんけど。海の上が道になっていて、このお城に行ける。特に何があるって訳じゃないんだけど。
気持ちいとか、そういう感じ。この道も連日の雨でどうやら壊れちゃったらしい。

ちょっと晴れて来たので、カレタビーチを歩くことに。晴れているけど、湿気を含んだ空気が気持ちい。

深呼吸。

カレタビーチの方からカスティージョを臨む。

で、ビーチから上がって歩いていると、

ぶっさいくな建物が。

カディスのパラドール。

これ、10年くらい前に改築されたらしいのですが。

ガラス張りの会議場とか国際見本市会場?とかそいう感じの雰囲気で、ぜんぜん町とマッチしていない上に、普通にデザインとしてもイケてない。

遊歩道みたいのも作られていたのだけれど、まだ10年しかたってないのにボロボロ。ごみ箱みたい。

ほんと、こんな海の際に作るんだから、素材とか考えたはずだろうに、それでこれか??と驚愕。

写真撮るの忘れちゃったけど。画像探してみる。

ホテルの客室から見ると、開放的で「海の中にいるみたーい」ってなるのかな?

こちら遊歩道

この写真は新品だからシャキッとしてみえるけど、なんか半透明なトタン?かたいプラスチックみたいな素材で出来ていて、継いである部分みたいのがサビっぽく茶色食変色し。。。

そしてこの子どもの大きさからもわかるように、スゴイ背が高い上に、一枚壁じゃないから、この遊歩道からは、右側の海も、左側の公園も見えないという。。。

そんなこんなでしょんぼりゾーンを通り過ぎたら、

噂のアラメダ(エリア名)の壊れた部分発見。

公園をずっと進むと、

大きな木が沢山。

名前忘れちゃったけど、カディスの詩人の像。

破天荒な人だったのか、変わった人だったのかわからないけど、台座には収まっていたくないタイプだったよう。

左後ろにあるのが彼の台座。

そして到着、壊れちゃった現場。

なんか作りかけが壊れたのかなー。こうやって写真を見てみると。。不明。

これも強風でタイルが剥がれちゃったのかと思っていたのだけれど、単に未だ貼っていないだけなのかも。。。。

そんなこんなで、悪天候の中何故かカディスをぐるっと一周。

良く見えないけれど、オレンジ色の線があたしが歩いたところです。

ゆっくり歩いて3時間かからなかったくらいかなー。

 

翌朝、晴れたので再びカレタビーチを歩いて、サンセバスチャンの方に行ってみると、

工事の準備に取り掛かろうとしていると思われる入り口のゲートギリギリの感じのトラックが入って来た。

海も昨日よりは落ち着いている雰囲気。

あたしはこの後他のお友達前にも登場ジョナサンとナニと一緒にご飯を食べて帰ってきました。

帰り道に発見した中華料理屋さん。

ここも昔たまに行ったなー。なんかそこの娘さんがよくしゃべる子で中学生くらいでお家のお手伝いをしていたものだったけど。彼女ももう大人になってるだろうなー。

「日本人だと読みにくい!」と有名なフォントの看板になってた。

BUDA FELIZ と書いてあると思われる。幸せ仏陀。みたいな意味かな。

 

飲み疲れてしまったので、帰りの列車用に、抹茶ラテを買ってみた。

抹茶ラテなんて飲んだこと無かったけど。

久々抹茶はおいしかったよ。

もう変な見た目になっちゃったけど。

 


信じられんことが起こった!!!

2018-03-14 00:32:20 | カディス

今回も、前々回一人で来た時と同じ宿に泊まりました。

この宿は、あたしが10年前に住んでたアパートと同じ通りにあるのです。

でも、前回来た時は、この道の何番の家なのかが、思い出せなくて。

家のドアをひとつづつ見たけれど、わからなくて。

でも、今回は当時の同居人ナティと一緒だったので、二人で探しました。

彼女はあれ以来ずっとカディスに住んでいるのに、その後いろいろ引っ越しているので、その道には全然来ていないと言っていて、二人で「これかなー、これかなー」と言いながらドアを覗いていきました。

そしたら、「ドアが変わってるけどここかも」と言ってドアを開けてみると、普通閉まっているはずのドアが開いている!

なので二人で中に入って行きました。

玄関から階段までのアプローチがあたしが覚えているのと違う感じがしたのですが、色合いはあのアパート。

階段を上ってみると、確信。

4階のあたしたちが住んでいた部屋の前で記念撮影をしました。



この左側のがあたしが約半年住んでいた部屋。

そしてそのあと屋上へ。

うわー。懐かしいなー。洗濯物を干したり、昼日に当たりながら寝転んで勉強したり。ビール飲んだり。した、屋上。

物件探しで見に行った時に、大家さんが最後に屋上を案内してくれて、教えてくれた「アソテアazotea(屋上)」という単語。懐かしい―。し、気持ちー。

 

そうそう。本題はそれじゃないのよー。

この後、台風みたいなカディスを一周して(マラガもだけど、アンダルシア全体で雨続きで3週間になろうとしている!)旧同居人のナティのお家で夕食を食べていい調子で宿に戻ったのですが。

もらっていた鍵で玄関ドアを開けてみると、受付、サロンは真っ暗で誰もいないし、鍵も閉まっている。wifiのパスワード聞きそびれちゃったなー、なんて思いながら(後から気が付くと、もらっていた鍵に、このサロンの鍵もあった模様)、3階の部屋に到着。

今日シャワーしようかなー、明日の朝にしようかなー、とりあえずおトイレに行くか。

と、おトイレへ。

トイレから出て来て愕然。

あれ、鍵って。。。

 

あたし、落ち着いて!

 

ドアノブを廻してみる。

当然廻らない。。。

オートロックだったよー。

ひぃー。

鍵は部屋の中。。。

部屋に入れない。。。。

まじか。。。。

2部屋分が共同のトイレで、部屋の外にあるのです。。。。

 

ドキドキする。

とりあえず、受付に降りてみる。

ノックしたり、呼んでみるけどひと気が無い。

受付と階段の境のドアに「緊急時」の電話番号とメイルアドレスが書いてある。。。。

あたしの電話は部屋の中だよ。。。

っひ~~~。

部屋に戻ってドアノブをひねってみるけど、当然開かない。。。

ひえー。

ひえー。

 

が、しかし、不幸中の幸い。

 

あたしってツイテル!!(てか既についてないけど。)

 

トイレを共に使うもう一つの部屋のドアが開いている!!人は誰もいない!

ベットは出来ている!

やったーーー!

ここで寝ればいい!

と、着の身着のまま?で寝る事にしました。

靴下だけ脱いで。

 

翌朝、何時かわからないけど、目が覚めて、薄明るかったので、レセプションに行ってみる事にしました。

レセプションの時計をみると7時45分。

まだ誰もいない。試しにドアを叩いたり、呼んだりしてみるけれど、ひと気無し。

8時になったら来るかなー。てか、宿なのに責任者というか、宿の人が一人もいないなんて、良いのか?

とりあえず、8時出勤かもしれないから、ちょっと待ってみよう。

と、待ってみるも、誰も来ず。。。

一回3階に戻って横になってみるも、落ち着かず。。。

だんだんネガティブな事ばかり考え始める。

誰も出勤しなかったらどうしよう。。。

もうお金は払っているし、勝手にチェックアウトしてください、みたいな方式?とか?まさか。。。

午前中に人に会う約束があるのに。。。開かない部屋で電話が鳴ってるのも聞こえるし。。。

そうだ、誰かに電話を借りよう。

一階で待っていればだれか他の宿泊客が通るかもしれない!

と、また一階に降りてみる。

誰も通らない。。。。

 

焦る。。。

 

もう、こうなったら道行く人の電話を借りる作戦に出よう。

尋常の沙汰じゃないけど。。。

とドアを開けてみる。これで全部外に体を出しちゃったら、建物にさえ入れなくなるから、半身だけを外に出して、見るからに怪しい。

道行くお兄さんにお願いしてみると、これからなんか買いに行くから、みたいな断られ方。

次もお兄さん。丁度宿の前の家に入るところ。「もうすぐ来るよ。まだ早いんだよ」と言って相手にしてくれない。

宿のある建物に住むおじさんも同じことを言う。

 

。。。。

 

もう、疲れてしまったので、また3階に戻ることに。

ベッドに入ってリラックスしようと努める。

焦っても焦らなくても状況は変わらないんだから。と、言い聞かせる。笑。

 

ちょっとだけゆっくりしたけど、眠れはしない。(てか夕べはしっかり寝てるからな。)

なんか物音がした気がしたので、

中庭から受付の様子が見えるので、そこまで行ってみてみる事にする。

人影が見える!!!

おおーーー!

と喜び勇んで1階へ。

なんか、どう見ても働いている人じゃない感じだけど。。。誰でもいいや。

「あなたここの人?」

「いや、泊まってるんだけど」

「宿の人っていつ来るの?あたし、鍵部屋に置いたままドア締めちゃって入れないの。電話持っていたら借りれませんか?ここに電話番号書いてあるから」

というと、なんかもごもごしている。スペイン語があまり得意じゃないみたい。英語でもう一度説明しようかと思っていたら、階段からお兄さんが下りてくる。

「おれ、締め出しにあっちゃったよ。鍵置いたまま出ちゃって戻れなくなった」

って。

「えー、あたしなんて昨日の夜から。」

「え”、昨日から?」

「あ、でも隣の部屋が開いてたからそこで寝たの。でも電話も無くて連絡も出来なかったの」

というと、

「電話は多分。。。」ポケットをごそごそ「ある!」

「助かったー!」

で、彼が連絡してくれて、15分程で来る、とのこと。

結果来たのは30分後で9時30分よりちょっと前。

 

「あらー、大丈夫だった?隣の部屋開いてたからそこで寝たでしょ?
電話してくれたらよかったのに。電話番号書いといたのに」

「いや、電話が部屋の中で。。。」

「あー、そうか。
しかし、こんなこと初めてだわー。
昨日は3人しか泊まってなくって、しかもそのうちの2人はもう一か月も滞在してるし、あなたも前に滞在してるから、緊急連絡先だけ書いて帰ってきちゃのよ」「3人のうち2人も締め出しにあうなんて!変だわー。こんなの初めてー。」

と。

反省の色なし。

てか、反省する必要もないのか。反省するのはあたしか。でも、誰もいないなんて変じゃん!

 


あたしが住んでいた家の屋上から。家のアンテナがカディスの景色。


Gran Teatro Falla テアトロファジャが見えるよ。右側の病院の四角い建物の左隣。

スペイン語的にはFalla はファジャって発音するんだと思うけど、スペイン語よりも先に作曲家のファリャを知ってたので、ファジャって言うと違う人みたいな感じがしちゃう。ははは。

 

 

 


Barrio de Santa Maria

2016-04-30 17:19:28 | カディス
サンタマリア地区です!

プラササンフアンデディオス側の入り口?にはぺルラの銅像。


たまたまそこにあるのか、サンタマリア地区出身なのか。わかりませんけど。

サンタマリア地区はカディスのヒターノ(ジプシー)地区で、沢山のフラメンコがあったところ。
若者に人気のフラメンコポップ?のエルバリオもここの出身だとか。。。

まんべんなく坂道みたいになっていて。
細い道が入り組んでいる。




白い壁どうしが反射して明るい。
窓枠からはみ出る花もだいぶ絵になる~。



ほら、だれかギタリストがここに住んでいたって。
(不勉強にて誰だかわかりませんけど。)

歩きながら頭の中を流れるのはもちろんアレグリアスのこのレトラ!


Que desgraciaíto fuiste
barrio de Santa María
un barrio con tanta gracia
y que de bombas recibiste

なんて災難をうけたんだ
サンタマリア地区
沢山の魅力を持った地区
砲弾を受けるなんて。




こんなバイラオーラの銅像が出現。


フラメンコセンター。
この日は何も演目は無いようでしたが。
10年前、友達の家の窓から見た「ここにフラメンコ会館ができるよ」って工事現場。
ここかあああ。と感慨深い。。



正面にはチャノロバト。



Plaza de San Juan de Dios

2016-04-21 18:13:10 | カディス
カディス旧市街に入って一番最初に着く広場が
Plaza de San Juan de Dios。

正面には市役所もあって、カディスの顔。

プラサって言ったらたいてい四角いのですが、
なんか運河だったかなんかの理由で四角くできなかった。って。
確か。
今は運河も無いのですが。
だいぶうろ覚え。
てか無い方がましなくらい不案内すぎる情報。

さてさてここで思い浮かぶレトラと言えば。



Llaman la atencón
dos cositas tiene mi Caí
y las mocitas de mi barrio
y la plaza de San Juan de Dios

わたしのカディスの二つの魅力は
村の娘たちと
サンファンデディオス広場


サンフェルナンドカマロンの旅その2

2016-04-11 20:37:24 | カディス
さて、お次はカマロンがよく歌っていたというバル「ベンタデバルガス」。
でもその前にカマロン像が!



カマロンとカマロンを見上げる少年。
うん。これはきっと少年時代のカマロンが大人のカマロンを見上げる(将来への希望)というか、
大人のカマロンが少年時代を思い出すというか。
そんな、ドラマが繰り広げられている図に違いないよ。

さて記念撮影も住んで、ベンタデバルガスを訪ねると。

ななな、なんと!

ここも閉まっているじゃないのよ。
鍛冶屋と実家は閉まっているとインフォメーションで聞いていたけどまさかここもか!!

覗いてみると工事中。
ダメモトで、「ちょっと見れませんかねーー」と聞いてみましたが。
駄目でした。

きっとセマナサンタも終わって、これからの観光シーズンに向けて改装中なんでしょう。
でもさ、ほかが休みなんだからココは開けるとか、そういう風にしてもらいたいよ。涙。

せっかくだからここでごはん食べようと思っていたのにさ。
腹が減ってきたよ。


仕方がないので外観だけ撮影。

次はカマロンの実家!
ちょっと遠回りだけど運河?川?を見に。しかし直射日光過ぎて熱い!

が、なんとも気持良い。
なんでか知らないけどこの町は本当に気持ちが良い。パワースポットだと思うよ。

知ってはいたけどやはり閉まっている。カマロンの家。



おじさんが「あれ、やってないね。おかしいな」と話しかけてきた。
「おじさん入ったことあるんですか?」と聞くと、
「昔はあるけど、博物館になってからはないよ。
すごくきれいにしちゃったから、全然違う。」

この扉を入っていくと真ん中に共同洗濯場があって、カマロンの家はそこだけど親戚はそっちに住んでいたよ。
もうカマロンが住んでいた頃とは全然違うよ。全然違うってことをだいぶ強調しながらいろいろ説明してくれました。

「おじさんカマロンの事個人的に知っているの?」
「そら50年も住んでいるから。この辺にはカマロンの兄弟も住んでいたよ。私の姪っ子の旦那はカマロンの従妹だよ。」
(もう詳しくの血縁関係を忘れましたが、とにかく遠い親戚のようでした。)


このおじさん、違う場所で生まれたんだけど、軍隊でこの辺に来た時に気に入って住み始めて結婚もしたって言っていました。
サンフェルナンドは気候も人々もとっても良い。って。うん。そう思います。
そしてこのおじさんのカマロンペーニャ会員番号が一桁台、って。すごい。


一般のおうちにカマロンとイエスキリストのタイル絵が。
その前にバルがあって、その前を通ると、そこで飲んでいたおじさんが
「カマロンの写真あるから見て行ったら?」
と声をかけてくれるので。
せっかくだからまたも入ってみましたよ。


ここもおじさんが沢山います。この後もどんどん増えてカードゲームを始めていた。

そしてカマロンの写真。
そしてカマロンの事を知っているよ、っていう数人の人々。

さすがカマロンの近所だよね~。
そこでも一杯いただいて、
お昼時なので開いているはずのペーニャに再び向かいますが!


朝は賑やかだったこの通りも、お昼時はこんなに人影がなくガラーーンとした雰囲気でびっくり。

で、ご存知の通り、ペーニャは開いておらず。
腹ペコマックス!
次は腹ごしらえをしてお墓へ!



cañillaという貝ですが。
んんん?聞いた事あるよ。この名前。
そうそう。ニーニャパストリ、こんなタイトルのCDあったなあ。
って、思ったら、
おおおおお、
ニーニャパストリはサンフェルナンドの出身じゃないかあああ。

と。なんか偶然というか、なんだかよくわからないけど、うきっとテンションが上がったわけです。

味はといえば、ものすごくしょっぱかったですけど。想像通りのこういう小さい貝の味でした。

腹ごしらえも済んで、本命カマロンのお墓へ出発!

ペーニャから歩いて20分くらいのところに墓地はありました。
墓地の入り口で赤いカーネーションを買いました。

カーネーションて、ティッシュペーパーみたいな感じがして好きではないのですが。
スペインで見る赤いカーネーションは本当にキレイ。空気や太陽の色が違うからなんでしょうねえ。

立派なお墓はすぐに見つかって。


ちょっとだけぼんやりして、空気を感じて。


帰りは列車で帰ってきました。その方が近かったので。

結局、街歩き、って感じになってしまいましたが、だいぶ充実した、気持ちのいい遠足となりました。

カマロン!ありがとう!!?




サンフェルナンド カマロンの旅その1

2016-04-11 20:28:31 | カディス
に張り切って行ってきました。
カディスのPlaza de Españaからサンフェルナンド行きのバスが2~30分毎に出ています。

乗り場がわからず、その辺にいたおじさんに尋ねると
「今はここじゃないよ、列車の駅の方だよ。歩いて10分くらいだよ、場所わかる?」
と親切にも教えてくれたのですが。
教えられた通りに歩いて行くと、てかほんの少し行ったPlaza de Españaと通りを挟んだ反対側にバス乗り場がありました。

「おいっ!言っていること違うでねーか!」

と思いましたが。
ちょっとこのおじさんにたいして疑心暗鬼でキョロキョロしていたので、あぶねー、気が付いたあたし偉い!と。

サンフェルナンド行きのバスは二種類あって町の北側を通るM10と南を通るM11。カマロンの旅をするのはどちらでも大丈夫のはず。

あたし達はM10を利用。
もちろん運転手さんに「Ruta de Camarónに行きたいです!着いたら教えてね。」と言った方が良いです。

「着いたよ。最初の角を左に曲がってずっと真っ直ぐいくとあるよ」
と教えてくれたのですが、
ある、ってなにがあるんだ?
拙いスペイン語力ではもやもや――としか理解出来ませんから。

わからんけど言われた通りいってみると


ペーニャカマロンデライスラ!

耳のところが芸術的?な頭の像。


到着がお昼前だったために、ペーニャはまだ開いておらず。。。
というか、結果から申しますと、この日は平日ではあるのですが、セマナサンタ最終日曜日の翌日だったので、
カマロン入場系見学場所は全て休みでした。とほほ。

まあ、そうとは知らず、
朝食をとったカフェのお姉さんにツーリストインフォメーションの場所を教えてもらい。
カマロンスポット探し出発。

サンフェルナンドの旧市街の目抜き通り。
路面電車の線路。



風が通り抜ける気持ちの良い道。
なんかうまく言えないけど、平らかな土地。

小道もかわいい。

ツーリストインフォメーションではカマロンスポットパンフレットと地図、そしてカマロンのポスターまでいただきました。

さて。まずはカマロンのお父さんの働いていた鍛冶屋さん。



Y en la Isla yo nací,
yo me crié al pie de una fragua,
mi mare se llama Juana
y mi pare era Luis
y hacía alcayatitas gitanas

俺は島に生まれ
鍛冶屋で育った
母の名はフアナ
父の名はルイス
ジプシーのネジを作っていた。

ってファンダンゴ。の看板。



右側が鍛冶屋さん。閉まってますけど。(普通は開いていて見学可能です)
扉の隙間から中を覗くと鍛冶仕事に必要な道具が壁にぶら下がっていて、作業所が再現されていました。

で、ほかに情報は無いのかとウロウロしていると、隣のバルのおじさんが
「入ってきな、写真がいっぱいあるよ。」
というので、
「そう言ってくれるのを期待していたのよ」なんて思いながら入ってみると。


昼間からおじさんがいっぱい。お酒を飲んでいます。

奥ではカードゲームをしています。
そもそもここは闘牛のペーニャなようで、闘牛の写真も沢山貼ってあって、たぶん闘牛好きなおじさんがどんどんやって来る!
もう定年退職したような年齢なんだけど皆さん。おじさんのたまり場。


こちらの面はカマロンの写真。


こちらにも。

てか、ほぼ全部新聞の切り抜きだったり、何かのコピーだったり、なんですけど。
でもさすがサンフェルナンド。すごいのは、
「このカマロンの斜め後ろにいるのが俺だよ!」って人がいる、って事!

そんなこんなで、せっかくですのでお酒を一杯いただきました。
そしたら、隣に座っていたおじさんが生ハムをご馳走してくれました。

やった!

そしてバルのおじさんはカマロンの出生証明のコピーをくれました。
結構あたしたちみたいな観光客が来るんだろうね。


左が出生証明。 右がパンフレットと地図。


あたしたちが帰るときもどんどんおじさんがやって来る!

つづく!

バスでカディスへ

2016-03-28 15:46:16 | カディス
アルヘシラスに、パコデルシアがギターを弾いているでっかい銅像があったはずだな、
写真でも撮ろう、と、車窓から待ち構えていたのだけど、そんなとこ通りませんでした。
で、ジブラルタルが見えたので撮影しました。


パコデルシアはカディスから来る時に見えるのだっけなあ~。

タリファの辺り。

沢山パラセイリングが飛んでいる。
大西洋と地中海が合わさっているところだから風が強いのね。きっと。


風力発電


太陽光発電

そしてカディスへ。

よく見えないけど塩田が並んでいる。

カディスカディスに入る道。
右を見ても


左を見ても


海。
写真がまずくて伝わらないのが残念です。

Cuando se entra en Cai
por la Bah�・a
se entra en el para�・so
de la alegr�・a
de la alegr�・a ni�・a, de la alegr�・a
cuando se entra en Cai
por la Bah�・a

海からカディスに入ったら、
そこはきらきらした天国

みたいな歌詞を毎回思い出す、大好きスポットです。