ビルバオの街をぶらぶらしていたらこんなものを見つけました。
オイルサーディン風チョコレイト。1.5ユーロ
よく見たらサーディン3枚しか入っていなくてしょんぼり。
でも、キャワユイ。
ビルバオの街をぶらぶらしていたらこんなものを見つけました。
オイルサーディン風チョコレイト。1.5ユーロ
よく見たらサーディン3枚しか入っていなくてしょんぼり。
でも、キャワユイ。
宿で荷を下ろしてちょっとくつろいでから早速バル巡りに繰り出しました。
バスクにあこがれを持ってウキウキしていた割に、何の調べものもしていなかったために、何にも情報無し。
目の前にある川の名前さえわからない。
これから行くバルもヨっちゃん同僚のおすすめなんだけど、どこに行くのかもわからないままフラフラとついていく、って体たらく。
川沿いを歩いて行くとカラフルな窓のホテルみたいなもの発見。
街の風景と全然合っていないところがオシャレポイントです。古めかしいのか最新なのかさえわからない。最新ではないか。
また歩いて行くと、
引越しの荷物運びの車?機械発見。
こっちって間口の狭い玄関が多かったりエレベーターの無い建物があったりするからかしら。外から窓越しに荷物をはこぶのねー。
そういえば日本でもあたしが子どものころにアパートに引っ越した時にピアノを窓越しに運んだような運ばなかった様な記憶があるわ。
なんか建物がデカい気がする。
そうこうするうちに飲食店のひしめく繁華街へ。
人が多い。パブリックスペースみたいな所に腰かけてみんなワイワイやっている。
学生みたいのだけじゃなくて大人みたいな人も。
9時ちょい過ぎ、みたいな時間帯。
結構みんな自由にお店の飲み物を外にもって出て立ち飲みしている。
なんかほんとバルが有名なだけあるわー。と感心。
さて、あたしたちが1軒目に入ったお店。あ、ちなみにお店の名前はどこも覚えていません。
カウンターに並んでいた生ハムがおいしそうなので、まずはこれをつまみに最初はビール。
そしてメニューからこれら3種をチョイス。3人でシェア。
一番上が豚ほほ肉の煮込み。右がアーティチョークの焼いたもののアーモンドソース、左がマグロタタキワサビマヨネーズごはん添えみたいな。
マグロごはんが日本米っぽいのと市販の寿司酢の味がして不思議な気持ちがしました。
全ておいしかったです。
おいしかったけど、次に移動。
二軒目はまず飲み物にチヤコリン(チヤコリって言うらしいんだけれど、なんかみんなチヤコリンとかチヤコリ―ナって言っているように聞こえるんだけど気のせい?)を注文。チヤコリはバスクの地ワインで、若いワインなのかな。物によっては微発砲で、さっぱりしていてあたし好み。
そしてカウンターに並んでいたタラのピルピルのピンチョを注文。
タラのピルピルは塩抜きをした塩タラをオリーブオイルで煮るというシンプルな料理ですが、ポイントはタラの皮のもつゼラチン質とオリーブオイルを乳化させてトロットしたソースに仕上げるというところです。
なのでこの写真のチーズのように黄色くてトロットした部分はオリーブオイルソースです。
切ってみると。
タラの下にこれまたオリーブオイルで炒め煮にされたパプリカや玉ねぎが敷いてあります。
うま味が凝縮して充実した一品です。
もうこの段階でお腹が結構いっぱいになって来ていたのですが。
帰り道にもう一軒。
オシャレピンチョスバーで、赤ワインを注文。
そして、右から2番目の山羊チーズとホニャララのピンチョ(ホニャララって、単に忘れただけですけど)と、
左カニ(カニカマ)マヨネーズサラダピンチョ 右タラとネギのグラタンみたいのだったかなー。ホニャララとネギ。
を注文。
見た目は美しいけど、味はそこそこ。
お腹はいっぱいだけど、飲み足りないので缶ビールを買って帰宅。
バスク旅行に行ってきました。
ビルバオ2泊→サンセバスチャン2泊→ビルバオ1泊
の5泊6日の旅。
バスクは美食の街として知られていて。
物価も高いので。
おいしいものをお金を気にせずに食べるには両親が遊びに来た時に行くのが一番だな!(当然ご馳走してもらう気満々プラン)と思っていたのですが。
両親が来る気配が無いので、自分で行くことになりました。
という訳で去年のガリシアと同じメンバー。マドリーに住むヨっちゃんと近所じゃないけどマラガ県に住むカっちゃん。女子3人旅。
夕方6時半にビルバオ空港到着。
空港を降りてみて、あまりに湿度が高くてびっくり。
こんな湿度日本ぶりだわー。
ただ、気温は日本の夏程は高くないのですが。梅雨時期くらいかしら?わからないけれど。じめじめ。不快指数高い。みたいな。
ビルバオ空港から市内へはバスで出ます。
片道3ユーロです。この時はbarikカードの存在を知らなかったので、普通に買いました。
切符を買う所で窓口におじさんに、「往復割引とか、何かディスカウントある?」って聞いたら「無いよ」って言われたんだけれど、このbarikを教えろよ!と後からイラっときた次第。
という訳でこのbarikカードというのは公共交通機関の割引のあるチャージ式プリペイドカードです。発行料が3ユーロかかりますが(後で戻ってくるデポジットとかじゃないと思いますが不確か。)で、交通費が結構割引になります。
我々の宿はグッゲンハイムの近くだったので、空港バスの最初のバス停で降りました。
あたしはお腹がぺこぺこでだんだん元気が無くなっていたので、宿に行く前にとりあえず道すがらビールとつまみでも食べよう!
と、入った(宿の目の前の)お店でカンパーイ。目の前なのに宿に行かずに先に食べたい!
あたしはマヨネーズたっぷりなツナサンドです!
上にのっているのはおろした茹で卵。
安定のおいしさ。
そんなこんなで、バスク旅行はスタートしました。この旅行記、最後まで書けるといいな。
バスク旅最後を飾るにふさわしい庶民的な食堂でのメニューデルディア。
庶民的って言ったって、そんなに安いわけじゃないんですけど。バスクだから。
メニューデルディアというのはお昼のコースメニューみたいな事で、前菜的な一皿目。メイン的な二皿目。デザート。飲み物。パン。が付いてきます。
どこが良いかなーなんて迷っているうちにいろんなお店がどんどん混みだして。
もうわからんけどここでいいか。というお店に入りました。
そこのお給仕のお姉さんがワイルドというか乱暴者というか雑というか。悪い人ではなさそうだけど。コワい。
バスク風な大きな骨格。バスクの人って大きい。顔もごつごつしている。だからかなりの迫力。
メニューを見ていると、わからない食べ物がいくつか載っていたので質問すると、わからない感じで説明してくれる。こちらの語彙力も無いから、仕方ないのかもしれないけど。
他にも質問したいことがあったのだけど、お姉さんの迫力に負けてすっかり質問し忘れてしまうし、ほんじゃ、そのまま注文しようかな、と思ったのに、すたすた去って行ってしまう。
で、「もう決まりましたけど」と言うと、
ガツガツ歩いてやって来て、「これ裏面もあるから、デザートまで決めてから注文して!」
たいがいのレストランはデザートは食事が終わった後に注文することが多いので、裏面にデザートの記載があるとは気が付かなかったんだけれど。
コワいよー。涙。
無事に注文を済んで、ワインを頼んだあたしにお姉さんが持ってきたのはボトルのワイン。
「え゛!あたしグラスワイン頼んだんですけど。セットの」
「それがそのワインだよ。好きなだけ飲みな!」
そういえば、アストゥリアスに旅行に行った時のメニューデルディアもボトルワイン付いて来たなー。でも、あの時は二人で1本だったからー。
連れのカっちゃんはビールを注文しているので。ワインを飲むのはあたしだけ。しかしワイルドだなー。
すごいなー。でも嬉しいなー。
バスクは普通にビールを頼むとアンダルシアでいうところのピンタ(パイント)とか、お店によって違うけれど、確実にアンダルシアよりも大きいサイズで出てきます。(値段も違うけど)。やっぱり北の人はたくさん食べたり飲んだりするからかなー。と感心。
そういえば、去年のガリシアでメニューデルディアを頼んだ時もカラフェに入ったワインだったんだったー。
そんなこんなで一皿目はチコリとブルーチーズのサラダ。
ブルーチーズは固形で入っているのではなくてドレッシングのようにかかっていました。
なので、結構庶民風な味わい。
メインはイワシのオーブン焼きにしました。なんか地味だなーと思ったのですが。朝に市場で活きの良いイワシを見たのでお魚食べたいモードだったので。
でも、カレイっぽい魚を食べている人がいたので、それについてお姉さんに質問しようと思ってたんだったー。でも怖くて質問するのさえ忘れていたんだった―。と、食べながら思い出しましたけど。
あ、そしてこのイワシ、もうちょっと塩味欲しいなーと思ったので、人のよさそうなおじさん店員(このおじさんは喫茶部担当)に「お塩ください」と行ってもってきてもらったのですが。
まだ使っている最中(というか、カっちゃんは一尾一尾に塩しながら食べようという作戦で、全体に塩をしていなかった)にあのコワイお姉さんがガッとやって来てお塩を取って他のテーブルに持って行ってしまいました。
「え~。」悲しむカっちゃん。。。。
そしてデザートはこんなもの。
しっとりパイにカスタードが挟んであるもの温かいチョコレート掛け。です。
サラダとあっさりしたお魚だけではすぐにお腹が空いてしまうだろうと。がっつりデザートにしてみました。
そういえば、パン、お姉さんが素手でもってきて紙のテーブルクロスの上に置いて行ったんだよ。びっくらこいたよ。素手ってところね。
そしてあたしにひとつパンを置いて、しばらくしてカっちゃんのところに、また素手でパンを置いて行った。
で、あたしのはひんやりしたパンだったけど、カっちゃんのは焼きたてパンでした。
えー。と悲しがるあたしにカっちゃんは自分の温かいパンをわけてくれました。
そんなこんなで、冷たいパン以外完食し、ワインも結構飲んじゃった。
まあ、当然自分のビールを飲み終えたカっちゃんもあたしのワインを飲んでいたけれど。
以上で12.5ユーロです。高いんだか安いんだかわからないけど。まあ、食事はそこそこおいしかったので良しとしよう。
お姉さんがコワイのも楽しめたし。
元気でしたが、ちょっと書くのをサボっているうちにどんどんサボりが長くなり。
そんな中バスク地方に旅行に行ってきました。
そのことは追々書いて行こうと思いますが。
今日はバスクの焼菓子ガトーバスクについて書こうと思います。
日本ではガトーバスクと知られている焼菓子ですが。スペインではパステルバスコと言います。
バスク地方はフランスとスペインにまたがっているので、基本同じお菓子ですが、日本へはフランス側から伝わったのでしょうかね。
バスク地方ではバスク風チーズケーキというのも有名ですが。卵っぽくってミルクっぽくてチーズの感じがそんなに無いので、そんなにあたしの好みではありません。
ガトーバスクは、日本で結構好きなお菓子の一つだったので、今回、本場でそれが食べられるのかと、楽しみでした。
そんなこんなで、サンセバスチャンでお土産にいろんなお店のを買ってみました。
買って、移動して、家に帰って来て、翌日、みたいな感じで、ぜんぜんフレッシュ感無く食べているので、「それ!そもそもどうなのさ!」って感じですけどね。ほら、でも、ガトーバスクって中のクリームと外の生地がどんどん同化していく感じの時がおいしいじゃん?あたしだけ?
さて、高級インスタントコーヒーと共にいただきます。
普段はメルカドナのインスタントコーヒーなんですけど。
今回はオーガニックなインスタントコーヒーです。いつもいくエコティエンダ(オーガニックショップみたいな)に置いてあったなーと思ったのに無かったので「インスタントコーヒー無いの?」って聞いたら「明日来るよ」っていうので翌日行ったら値段が高くてびっくりしたけど、注文した、みたいな形になってしまった故に買わない訳にいかなかった、ものです。
宿の近くにあった「otaegui オタエギ」というお菓子屋さん。1886年創業。 街を歩いていると古くからある老舗お菓子屋さんが結構ありました。
まあ、日本も和菓子屋さんとかって結構歴史のあるところ多いですよねえ。でも創業元禄何年みたいに書いてあっても、元禄っていつやねーん。と。昔なんだろうけど、どのくらい?と、ピンと来ないですけど。
ちなみに、さっきインターネットでこのお店を探して見たら、このお店は違うお菓子で有名でした。そのお菓子、ぜんぜん知らないけど。
1ケ3ユーロ。しっかり焼き色が付いていて見た目は好み。生地はアーモンドの香りが結構します。中のクリームが少な目でレモン風味。
あたしのガトーバスクのイメージは生地にレモンゼストが入っているイメージだったけど。ここのは濃いめのカスタードがレモン風味。
袋が油でギトギトですけど。散歩中に見つけたお店。OGI BERRI なんて読むんだろ。オヒベリ?
1.5ユーロだったかなあ。購入したパステルバスコの中で一番安価。バスクの旗まで付いているのに!ちょっと時間が経ってるのと乱暴に持ち歩いているので、しっとりのボロボロですけど。
生地は多分アーモンドプードルは入っていなくて卵味って感じです。レモンの香りもしないので、しっとり卵菓子って感じです。
街でちょいちょい見かけたパン屋さんチェーン。ARAMENDIAアラメンディアかしら。
値段も比べようと思ったのにすっかり忘れてるわー。あほ。あたし。
時間が経ってしっとり系がますますしっとり。
味のバランスはこれが一番好みかもなー。
最後に、現地のカフェで食べたパステルバスコ。
唯一フレッシュで食べたパステルバスコ。苦笑。
生地がほろほろでした。アーモンドタルト、カスタード入り、みたいな風情。
結論として。
まあ、まず、数日たってから食べているのが失礼な話ですよ。ごめんなさい。