新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

発表会やりました。

2018-06-13 22:42:54 | フラメンコ

4月の下旬くらいに発表会をしよう!と決まり、

本当は6月30日の土曜日だったはずなのに。

誰かが都合が悪かったのか会場の都合が悪かったのか一気に練習期間が短くなり!まじか!の昨日6月12日開催になりました。

あ、フラメンコ教室のです!

去年は発表会無かったのですが。「フィンデクルソ(教室終了発表会)やりたい」みたいな事言ってる人いた時に歌の先生が「今からはちょっと間に合わないから」と半ば怒り気味で断っていて。
適当に各自気に入った曲を歌えばいいんじゃないの??(どうせ教室の仲間内の会でしょ?)なんて、軽く考えていたら。

今年は行う事になり、しかもちゃんとした会場。音響も証明もあって。かなり本格的でびっくり。そりゃ去年のあのタイミングだったら間に合わないよな。

てか間に合うのか??今年は?とも思いながらも。

みんな頑張った。

で、楽しく乗り切りました。

この写真はショーの最後で全員集合で歌ったり踊ったりしている所です。真ん中でギターを弾いて歌っているのも生徒ですが彼女はフラメンキートというのかしら、軽いフラメンコとかフラメンコポップとかをいろんなお店に歌いに行ったりする事を仕事にしている人です。

いやいや、本題はそこじゃなくて。

あたしのメイクがやばかったって話です。

悪いパンダ

みたいな。アイメイク。

もちろん写真は載せられませんけどね。

自分じゃとてもフラメンコな舞台メイクなんて出来ないし、まず、何を使って描くのかもわからないので。

お手伝いに来てくれた踊りの先生の妹(彼女も踊り手)にやってもらいました。

なんかやっぱりあたしの骨格や小さい目や眉毛と目の間が広すぎる感じでは、ちょっとした悪夢みたいな仕上がり。

スペイン人がやるとカッコよく仕上がっているのに!!

あとから写真で見たらちょっとはましかもなー。舞台映えするとか?と淡い期待を抱いていたのですが。

ぜんぜん。ぜんぜんましでもなんでもないぜ。

それどころか、バックは暗いので照明があたると顔が四角いのとデカいのと平らでのっぺりってのが余計に強調されて本当にお気の毒。

エラ部分はシャドーを入れるとかすべきだわね。

なんとなく持っていく方向?は分かって来たので、地味にちょいちょい練習しよう!と。大反省。

あ、あとやっぱり表情がいつもぼんやりしてるのもまずいわね。

なんか一生懸命やっているからシャキッとした表情してるかなー。と思っていたんだけど。

写真みるとぼんやりして見える。顔の筋肉が無いんだわー。きっと。
そういえばあたし、写真用のキメ顔の練習しよう、ってずいぶん前に思っていたのに。すっかり忘れていたわー。

 

それでも、ヘアもメイクもして、素敵な衣装着て(先生からの借り物。)、ピンマイクつけて、照明もきちんとあって。

素敵な経験でした。

先生、みんな、ありがとう!

 

あ、あと、日本て発表会の時先生にそれ用のお金払ったり、会場代払ったりするけど。

この発表会でのあたしらの出費は一切無し。

衣装だって持ってない人には先生が自分の持ち物を貸してくれて。

たまたまこの教室がマラガフラメンコ協会みたいなのや市の補助うけているからなのかなー。

 

 

 

 


ⅡFESTIVAL DE FLAMENCO DE INVIERNO DE MALAGA

2018-02-25 22:12:39 | フラメンコ

昨日はこれに行ってきました。

 


うっかりしていて少々遅刻しての到着。あ、でも最初に主催者の話があったのかなー。歌は最初から聴けました。
ホセ・エル・ミヒータ
フアン・ビジャール
ランカピーノ・イホ
皆さんカディス県からのお出まし。

ちょっと前に、ギタリスタの友達が「スーサ、ミヒータ来るよ、おれ、伴奏だよ」って教えてくれました。

彼はフラメンコを好きな日本人はみんなフラメンコ、特にへレスのフラメンコに詳しい!と思っているので、いつもいろんな事知ってるのを前提で話をされるので、申し訳ない気持ちで???って事も多いのですが。
ミヒータ?誰ですか?と思いながらも、行ってきました。

なんかいいものを聴くと、本当にがっくりします。
なんでこんなものをあたしがやろうとしているんだろう、って。
いや、ほんと、なんであたしはフラメンコなんか歌いたいと思っているんだろう。
言葉だってわからないし、話せないのに。(これ、本当に特に最近落ち込んでるの!ウフ♥)

なんか、日本で「フラメンコ好きなんですよー」って言ってるのと違う、もろもろ。
でも、スペインにいたって、日本にいたって、「ただのフラメンコがちょっと好きな人」で良いんだけど。
スペインで、フラメンコ好きなんですよー、っていう程フラメンコの事も知らないなー。って。まあそんな人は沢山いるけれど。スペイン語も話せないし、レトラ(歌詞)だって、ろくにわからないし。
スペイン人とは前提が全然違う。だからなんなんだ!って言えばそれまでだし、じゃあ、もっと勉強しろ!って言えばそうなんだけどねー。ウフ♥

 

遠すぎる。

てか、遠いかすらもわからない。同じところにいないからそこに距離さえ無い。というか。
でも本当にそこに行きたいかすらわからん、というか。
夕べは気が立ってしまって、なかなか寝付けませんでした。

 

そんなこんなで、

一番手はミヒータ。

うまく書けないけど、よかったー。多分昨日の3人で一番好きだった。
結構若い感じなのに、なんかすごい貫禄っていうの?ぎゅっとしてる。(意味不明)
ソレアが好きだった。言葉なのかどうかさえわからんくらいのファンダンゴもよかったわー。

二番手が踊り。

三番手がフアンビジャール。

彼の子どもフアンビジャールイホや、アントニオビジャールは日本にちょいちょい来ていたけれど、本人の歌は初めてでした。(息子二人が似てないけど、お父さんも似てないなーって思いながら見てました。)
カディスに彼の名前を冠したペーニャがあるので、もうお亡くなりになっている人だと思っていたのに、まだまだ現役だと知ってびっくりしたのが数年前。(あたしの知識なんてそんなもんなんですよ。)

さすがベテラン、お客さんの食いつきが違う。

 

最後のトリが、ランカピーノイホ。

ランカピーノイホを見るのが今回で3回目かな。今回が一番良かった。

いつも、なんかピンとこないなー、なのになぜ毎回トリ?って思っていたのですが。

スペインのトリって、「大御所」とかそういうの、関係ないのかなー?わからんけど。彼、今回一番若いでしょ多分。

しかも、他のカンタオール(歌手)はギターと二人なのに、かれはギター二人とパルメーロ(手拍子の人)3人引き連れて特別対応。

ギャラが他のカンタオール達とべらぼうに違うのか、同じギャラを彼は複数人で分けているのか。もやもや。

そして、彼はいつも隣のパルメーロとかギタリスタとかの肩を触りながら歌うので、なんでなんだなんでなんだ??ってそんな変なところばっかり気になっちゃってあたし。

でも、今回は多少そういうのも気にはなりましたが、歌も良かったな。と思いました。カディスのタンゴが好きでした♥

 

あ、あと、スペインのこの手(素人主催)のコンサートで音響が良いって思ったことないですけど、今回はちゃんとしたコンサートホールだったにも関わらず最悪の音響でした。マイクが悪すぎるのか、技術者がまずすぎるのか。もう、ハウっちゃうのはしょっちゅう。ギターの音は曇ってるし。全体にボワボワしてるし、たまにマイクの音が無くなっちゃうし。
なんかガックシだぜ。

そんなこんなで乱暴なコンサートレビューでしたー。

 レビューなのか?ウフ♥


フラメンコ教室報告。その2。

2018-01-10 11:34:34 | フラメンコ

フラメンコって、音楽に合わせて踊っているだけなのねー。

という発見。

今更かよ!という、事も含めて発見。

ある程度振付みたいのがあるのかと思っていました。そして曲種によってもそれ用の振付みたいのがあるのかと。。。。

タンゴでも、グラナダのタンゴはアラブっぽく、とか、トリアーナのタンゴはアフリカっぽく。とか。そういうのも去年度のクラスで聞いてびっくらこいてから、超納得したのですが。

 

「この曲種やったことないんだけど、まあ、踊ってみます」と、基本の構成を聞いてから、すぐに踊りだせるのです。ほぼ全員。

曲さえ知っていれば踊れるって訳です。基本。まあ、曲種によって押さえなきゃならないリズムやポイントはあるんだろうけれど。その辺はまだわかってませんが。

その時のお題はカラコレス。

「カラコレス踊ったことないけど。。。」「あ、せっかくだからマントン(フラメンコの踊りでぐるぐる回したりして使われるでっかいスカーフ)使って踊ったら?」と、誰かが寒さ凌ぎの為に首に巻いてきた大判のニットのスカーフを使って。

踊ったことないのに、しかも小道具を使いながら踊るのか!!とびっくり。そしてちゃんと踊っていました。

 

昨日の上級クラスのウォーミングアップ?はハレオのリズムに乗せる、という練習。

 

こういうのを見ていると、ノレる歌を歌うってのが大切だなーと、思います。

 

コインチョコレート♥


フラメンコ踊り報告1。

2018-01-10 10:32:47 | フラメンコ

昨日は年明け最初のフラメンコ教室でした。

実はわたしは踊りも習い始めているのでした。

去年度のフラメンコクラスの踊り教室は、タブラオ練習みたいのだったので、セミプロ対象みたいなクラスだったのですが。

本年度はそれに加えて初心者クラスというのも出来たので、「お!それならあたしも踊ってみたいわ!」と。

しかしながら、本当の初心者はあたしだけで。

更に、たまの仕事と重なったりして数回休んでいるうちに、初心者っぽい人がどんどん脱落していき、まあまあ踊れる人達だけが残ったものだから、久々に出席したら上級クラス風になっている!

あたしはウケるくらいへっぴり腰。ステップが踏めないのは当然の事ながら、踏めない人でもそれっぽい身体の表情を作れるのだけれど、あたしはほんと、お遊戯というか、ダメ芝居みたいな。素人丸出しというか。身体が棒というか。

リズムにのせて歩く、というのでも、皆はフラメンコっぽく歩けるのに、あたしはぼっさり歩いているだけ、みたいな。とほほ。

 

あ、あと、みんな足音だけで、何が行われているのかが分かっている。

足全体で踏むのとか、つま先だけ、かかと、前方、とそれぞれ鳴り方が違うので、その違いが分かっているので、

先生が踊っている足が早すぎて見えなくても、音で何処で打ってるのかがわかるから後に続けるのです。すげえ。ちょっとー、あなたたち、この教室にこないでくださいー。ここー、初心者クラスなんですけどー。

 

なんか、フラメンコの踊りって難しいのねー。いや、簡単だとは思っていなかったんだけど。「フラメンコ」として存在する、というのが思っていたより超超超難しい。まあ、それは歌でも一緒かー。

あと、知らないことが沢山行われていました。踊りはもちろん見たことは沢山ありましたが、いろんな事してたんだなーっていう。

「今更かよ!」って踊りの友だちに突っ込まれるんだろうけど、という新発見の連続。

そんなこんなで、あたしは頑張るんですけど。

 

 

 

ドメちゃんが嫌いなので、一人で食べるロスコン。小さいの売ってないんだよ。これは直径30センチくらいかなー。

まいにち少しずつ食べてるんだけれど、いい加減もう食べ終わらないと悪くなっちゃうので、今朝は1/4くらいの大きさにカットして食べたので、今胃がむかむかして気持ちが悪いです。


ビエナルフラメンコマラガ2017最終公演。

2017-09-22 22:56:53 | フラメンコ

あ、ビエナルとは二年に一度という意味です。二年に一度の約半年間、いつもよりフラメンコ公演が多い祭りなのです。

ビエナルフラメンコと言えばセビージャが有名ですが。セビージャのは1か月だか2か月だか位の間毎日フラメンココンサートが行われていたり、有名人によるレッスンが行われたり。と、超濃縮されたイベントですが。

マラガは半年にかけて普段よりちょい多め、という、のんびりした感じのイベントです。

スペインに来た年もビエナルフラメンコマラガの年でした。仕事が忙しくて、一つも見る事が出来なかったけれど。

もう2年も経つのだなーとしみじみ。

今年は貧乏ながらも、マラガ市内や近所で行われる、興味のありそうな公演にはなるべく行くようにしました。

7月はなんかビエナルと町の夏まつり公演?とビエナル関係なしに行われる公演と。公演続きで忙しく。ちょっとスペインにいるぜ!って気持ちになったものです。ははは。

そのビエナルの最終公演に行ってきました。

最終公演とは知らずに、でもプログラムが発表された時から一番見たかった公演がこれでした。

ヘススメンデスとホセバレンシアのコンサート。

ビエナルが始まった4月の時点ではこの二人の名前しか出ておらず。歌だけのコンサートなのかな。と思っていたのですが。

ヘススメンデスとホセバレンシアは是非生で見てみたい歌うたいの内の二人でした。

ヘススメンデスはこの時初めて見るのだと思っていたけれど、8月にフエンヒローラ(隣町)で行われたブレリアフェスティバルに来ていたので、結果2回目となりましたが。

今回のコンサートはアントニオマイレーナを冠した、クラシックのオーケストラとの共演というテーマでした。

そしてゲストの踊り手にいつでもホットなファルキート。

マラガオーケストラのぼんやりとしたオープニング(失礼)。

ヘススメンデスはオーケストラと合わせるのがやりにくそう。

演出はなかなかカッコいいんだけど。

オーケストラで歌うという事はカラオケで歌うようなものだから(オーケストラみたいな団体との即興的なことは難しいから)。

フラメンコのカンテは、カンテが自由に歌ってギターが付いてくるってのが基本だから、ある程度カッチリ決め事をしながら歌うというのはストレスフルなのかなー。なんて思いました。

が、ホセバレンシアは結構のびのびと歌っているようで。清々しい!この違いはなんなんだろうか。

人生の経験値の違いか?二人は10歳位離れているかな?
バイレ伴唱のたたき上げのホセバレンシアの成せる技か??

なんて思いながら。

そしてファルキート!

ファルキートってすごいねー。

ファルキートが出て来たら、彼が指揮者になっているようだった。

全てを導いていたし、光だった。

お客さんの引き付けられようが目に見えるようだった。 

ひゃー。良いものを見た。

マラガオーケストラの演奏はクエスチョンだったんですけど。
てか指揮者が今一つだったのかなー。
なんかぼんやりしていた。。。。

でもそんな事吹き飛ばすくらいの素晴らしい公演で、ウキウキしながら家路につきました。

本当は誰かお友達と一杯やりながら感想を述べあいたい夜だったのですが。なにせ大概一人行動なので。。。てかマラガ少々遠いから、さっさと帰らないと家に着くと超深夜になっちゃうし。。。しょぼん。

 


Marina Heredia y Drantes

2017-08-02 17:28:39 | フラメンコ

もう、7月7日の事になりますが。

ドランテスとマリナエレディアのコンサートのに行ってきました。

会場がうちから徒歩5分程の所なので、あまり乗り気ではなかったのですが、こんなところに著名人が来るなんて!

という事で、せっかくなので行ってきました。

夕暮れ時(とは言え10時ちょい前)の屋外会場。みんなビールとかティントデベラーのとかの飲み物をの飲みながら、涼しい夜のコンサートを楽しみに来ています。

ドランテスだし、フラメンコのコンサートというよりはジャズとか、なんか混ざった感じのコンサートになるのかなー?と思っていましたが、歌部分は結構フラメンコでした。

コーラスのおんなの人二人が、なんかまとまりがない

(というかリハーサルそんなにしてないんじゃないかなー。きょろきょろしているというか。)

で怪しかったけど、

ドランテスのピアノも良かったし、パーカッションの人も良かったです。

そんなことよりも??びっくりしちゃった事が二つありました。

ひとつは会場にフォスフォリート(フラメンコの歴史的人物)が来ていた事です。

マラガに住んでいるのは知っていたし、生きているらしいことも聞いていたけど、カンタオールとしての活動はしていないみたいで、一切名前を見ないのですが。

「今日は会場に偉大なカンタオールが来ています」と紹介されていました。

えーー!是非生で見てみたいぜ!!と思ってコンサート終わってからそっちの方(フォスフォリートの席)を見たけど、遠くて見えないし、会場から出ようとする人の波でそちらには行けないし。

そうこうしているうちに、マリナエレディアのお父さんのハイメエレディア(カンタオールであたしはこの人も好き。)が楽屋の方に連れて行っちゃったようでした。

へー、まだ外出したりはするんだなー、なんて思いながら。ちょっとテンション上がりました。

 

そしてびっくりしちゃったこと2つ目は、な、なんと、あたしの席が

こんな感じだったこと!

席というか、コンクリートじゃんか!

この一見階段に見える、赤い所(イス)の左隣の事ですよ。

(この写真の所は誰かが乳母車置き場にしているので車輪が見えますが。まあ乳母車置き場に丁度いいような場所って事ですよ。)

え?え”??とびっくら。これ?同じ値段でこんな席?

このヒョウ柄のお母さんの席と階段の間のコンクリート部分ですよ。何度も書いちゃうけど。

ぎょえ、と思ってあたしはほかの空いている席にすわりましたけど、律儀にこの部分に座っているまじめな方もいらっしゃいました。

あたしは、会場でチケットを買ったのですが、チケット売りのお姉さん、そのくらいチェックしといてくれよー!と、悲しくなりました。

これで満員だったらあたしはコンクリートむき出しに座らなければならなかったよー。涙。

そういえば、チケット売り場もアホっぽくて、物取りに合わないように、全体がガラス張りで切符とお金だけが行ったり来たりできるスペースが開いているタイプなんですが。

そのスペースが狭すぎて、クレジットカード決済マシンが途中までしか通らない。なので、暗証番号が押せない!

厳密には下から1段半くらいはこちら側に出てくるので、(多分456が半分くらいと7890)それで間に合う人は押し切れるけれど、そうでない人はお姉さんに暗証番号を口頭で教えなければならないという、

不安全なことに!

びっくりしたこと3つだったわー。ふたつじゃなかったわー。

 


Amparo Heredia

2017-07-17 15:16:04 | フラメンコ

アンパロエレディアが近所のプラサ(広場)に来たので行ってきました。

夏は近所にもフラメンコが来る!やった!

夜の10時半から始まるというので、まさかオンタイムでは始まらないだろう!と10時半に家を出て、まあ、10分弱で到着したら、既に始まっていた!びっくり。

なんか、スペインて、時間にルーズな場面と厳しい場面とが共存しているのでなんか難しい。

観光客も結構いたけれど、地元のおじちゃんおばちゃんみたいな人も沢山。

満員御礼。

 

アンパロエレディアは「レポンパのタンゴ」でお馴染みLa Repompa de Malaga の姪っ子だそうです。

レポンパと言えば伝説のカンタオーラ(フラメンコ歌い手)だけど、姪っ子って??孫とかじゃないの?と思ったのですが。

レポンパが無くなったのは1959年だけれど、彼女は22歳で夭逝。

だから昔の人、というイメージがあるのねー。

カンテソロで聴くのは初めてでした。なんか好きな声。

もっと爆発系の人なのかと思っていたけど、意外と丁寧系。?なんだそれ?

夏の涼しい夜にサクッとフラメンコが丁度良い夜でした~。

 

 

 


ピティンゴ

2017-06-14 15:44:58 | フラメンコ

のコンサートに行ってきました。

CDを一枚持っていますが、あまり好みではないので。

行こうか行くまいか迷いましたが、まあ、日本には来ないだろうし、せっかくだからと思って行ってきました。

「ヒターノだからって私を悪人だと思わないで。ヒターノにだっていい人もいれば悪い人もいる。そして私たちはあなたたちと同じクリスチャンだよ」

というマルティネーテで始まってその歌の余韻を残したまま3人の黒人ゴスペルシンガーと共に「ジーザスは私たちを見守っている―」みたいな英語の歌が始まりましたよ。

ドラマチックで、宗教チックなオープニング。

英語の歌やラテンの曲とフラメンコが行ったり来たり。
でも嫌味じゃない感じで良いアレンジ。
ニーニャパストーリの時みたいな冷や冷や残念感みたいのは全然無かったよ。

歌うまいねー。ピティンゴ!圧倒的な歌唱力!!

久保田利伸に似てるなーと思ったら、もう久保田利伸にしか見えなくなってきたよ。

風貌もなんだけど(てかユーアーマーイン♪って歌ってた時しか知らないけど。)
ほら、英語の歌を歌う所も!歌い方も!知らんけど。のびのびボイスな雰囲気。

久保田利伸の身長は分からないけど、ピティンゴは小さかったよ。


写真ぼけぼけ。

 

そんなこんなでしたけど。会場はテアトロセルバンテスでした。

パライソという一番安い席を買おうと思っていたのですが。開演間際に会場に到着して慌ててチケットを買おうとしていたら、おじさんが、横のボックス席のチケットが余ってしまったので安くで良いので買ってくれないかい?と、27ユーロの所25ユーロにしてくれたのですが。「ごめんなさいねあたしは10ユーロのチケットを買う予定です」と言ったら、「ちょっと待ってて」と離れたところにいた奥さんに10ユーロで売っていいか確認をしているじゃないか!!「え!」と心はウキウキ。

一ベルの音が聞こえて来たので、おじさんも奥さんも早く売りさばかねば!と焦ってきている様子。

おじさん戻って来て10ユーロでそのチケットを譲ってくれました。やったーやったー。憧れのボックスシート!!一人だけどー。

前列に普通の高さの椅子が二つあって、後列に背の高い椅子が二つ。
予備の椅子もいくつか備え付けてあったので、1ボックス買うと4人以上でも入れるのかも。
チケット購入サイトでパッと見た感じだと、席は一つ一つ買う感じみたいだけど。仕組みが今一つわかりません。

席の後ろがカーテンでしきりになっているので、その後ろからボックスシートと客席の写真を撮ってみましたよ。雰囲気わかりにくいけど。


マラゲーニャコンクール

2017-06-10 16:08:34 | フラメンコ

に友達が出るというので見に行ってきました。

あたしの拙いスペイン語力と大いなる想像力から推測するに、

このコンクールは、セビージャのクリスティーナヘーレンという私立フラメンコ学校が主宰し、マラガではマラゲーニャ、グラナダではグラナイーナ、カディスではアレグリアス、みたいにご当地毎に行い、各一位の人には現金とこの学校でフラメンコを勉強する奨学金がもらえる、というもののようでした。

出場者は5人。マラゲーニャ2つとアバンドラーオ1つを歌うというのが課題。

これからまだまだ勉強する為の奨学金目当ての?コンクールなので、レベルもそんなに高くない。というか、皆当然そこそこ歌えるし、多分地元のペーニャなんかでちょこっとコンサートとかしている位だと思うけど。プロとは違うなー。なんか今一つだなー。と。全く失礼。

スペインに来て「本場だなー」と感じるのは、そんなにうまくも無いフラメンコを聴ける事。(失礼尽くし)
日本だと、いくらでも有名なスペイン人アーティストが来日して、マラガに住んでいるあたしなんかよりよほど上質なフラメンコが見られる。特に東京。

でもそんなにうまくも無いフラメンコを聴いていると、どういうものがフラメンコを構成しているのか、(あたしの好みの問題も含め)が垣間見える気がします。そういうのが勉強になる。プロのすごい人って、遠すぎて真似なんて出来ない。でも本当はそういう所を常に目指すべきなんでしょうけど。
うまく説明できないけど。

そんなこんなで、あたしのお友達は残念ながら2位に終わり、1000ユーロの賞金でした。
てか、2位でもスゴイよねー。

 


アントニオレジェス

2017-06-10 15:36:08 | フラメンコ

マラガのビエナルフラメンコのプログラムで、「アントニオレジェスとその家族」みたいなのがあったので見に行った。
正確には

”Reyes del Flamenco". Antonio Reyes, Remedios Reyes, Patricia Valdes y Diego del Morao.

というタイトル。

もう、一週間も前の事なので、ちょっと忘れちゃったというか新鮮味が無くなってしまったので、感想とかありませんが。

自分用記録としてアップしておきます。

初生ディエゴデルモラオでした。あ、へレスに行った時にライブを見に来ているディエゴには会ったんだけど。(予想外に大男でびっくり)演奏は初。
全くうまく表現できませんが、行間を読め!みたいな、ミニマムな演奏マキシマムな寄り添い。
あんな演奏であたしは歌えないだろうなー。迷子になって自滅する。と、ぜんぜんレベルの違うマイナス妄想。

CDを買いましたよ。サインもらえるかなーと思ったけど、二人ともどこにもいませんでした。楽屋に行くのもなんですし。
そしてよく見たら、このCD別に新しい訳ではないみたい。2015年て横に書いてある。
まあ、持っていない訳だから古くたってかまわないんだけど。