新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

6日目。サンティアゴデコンポステーラ 出発の朝。

2018-11-19 20:28:27 | ガリシア旅行

翌朝、早起き出来たのでチェックアウトの前にまた大聖堂に行きました。


窓からの見える赤い屋根がカワイイ。

前日に大聖堂の横広場にも別の行列が出来ていて、並んでいる人に説明してもらったのだけれど、今ひとつわからなかったのでした。

「大聖堂はいつでも見れるけど、こっちはめったに見れないよ。おすすめお勧め」って言うので。ほんじゃ並んでみよう、と出かけて行きました。

勝手な妄想で、大聖堂の中のサンティアゴ像の裏の装飾部分に行けるのかと思っていたのですが。
(前日に大聖堂を見た時にサンティアゴ像のある祭壇の裏に上がっている人がいたので。ははーん。あれの事だな。と。)

結果は、全然違って、ポルティコデルグロリア。栄光の門というものを見るための行列でした。

朝8時半位に到着して約1時間も並びましたよ!

なんかこの忍び返しっていうのかな。ただの装飾なのかな。が、やたら気に入ってこの写真ばかり撮っていたあたし。

美しい。

柱の彫刻も素敵です。

本当に素敵な建物。

栄光の門への入り口。綺麗な色。

内部は撮影禁止でした。

栄光の門は着色された石の彫刻で門と言うか欄間というか。

この着色された、というのが(残っているのが、なのかな)珍しいらしいです。

(多分)色が光によって退色しないために、時間を区切ってグループでサササッ、っと中に入り、一定の時間でサササッと外に出て。入退場時以外は扉はしめていました。

とても細かく装飾されていてかなり迫力があるし独特の色味もきれいであっちも見たい、こっちも見たい、と目が泳ぎます。で、また細かく見て行くと(だいぶ持ち時間があるので)、聖書の話がモチーフになっているのだろうけど、その人物一人一人がそれぞれ個性を持ちいきいきしていて、興味深いです。

これ、最初からこれを見るって知っていたらもっと感動的だったんだと思うけれど。なにせ、違う物を見ると思っていたので、その驚きとがっかり感でちょっとあたしの目が曇っていたのが残念です。あたしのせいですけど。

ちなみにこの時は入館料無料でしたが、本来は有料らしいです。

朝日に当たった大聖堂の影が広場を覆います。

お腹が剥いちゃったので、適当なバルで朝食。そして宿に戻って荷造り。

11時にチェックアウトです。

飛行機の時間が3時位だったかなー。なので2時には空港に着いていたいし、バスで時間が読めないから1時くらいには街を出ないとな。

お土産を買おう!

あの、最初に気になったパン屋さんに行きたい!が、どこよ!

来るときは何も考えずにブラブラ「こっちじゃないか?」みたいに歩いていたので本当にあのパン屋さんがどこかわからない。

なんとなくの記憶をと景色を辿って歩いてみると、あった!思っていたより近い!

相変わらずの行列。

あたしはお土産用に小さいタルタデサンティアゴをいくつかと、エンパナダとおやつ用に黄色いパンを買いました。

このタルタのおいしい事!

タルタデサンアティアゴはアーモンド粉たっぷりのこの辺の名物ケーキです。

街をぶらぶらしているとあちこちのお土産屋さんで試食を勧められるのですが。

ここのは全然ちがう!アーモンドの香りと、ねちっとした食感と。(お土産屋さんのがどこのもまずいとか、そう言う可能性もあるけど)

お勧めですよ!

A Tafona do Preguntorio 「ア タフォナ ド プレグントリオ」というパン屋さんです。

プレグントリオとはこの通りの名前で、前日のガイドさんの話によると、

巡礼者が大聖堂を目指して歩いてくるのだけれど、この辺に来ると丁度大聖堂が見えなくなるので「大聖堂はどこですか」とみんなが尋ねるから、質問する、という意味のpreguntarプレグンタールという言葉に由来してこの通りの名前が出来たとか。出来ないとか。。。

またまたあたしの妄想が入っている可能性もありますが。昨日は半眠りでガイドさんの話を聞いていたし。スペイン語だし。

 

このあと、ガリシア名物のチーズ、アルスアウジョアとそれの燻製タイプを購入しました。

で、まだ少し時間があるので、昨日ガイドさんが教えてくれたジューシーなスペインオムレツを食べに向かいます。

ジューシーっていうか。。。でも直訳だとそんな感じ。日本語だとトローリ卵のスペインオムレツ❤って感じですかね。

どうやら有名店があるらしいのですが。

あたしらはみんながオムレツを食べてるのが見える適当なお店に入りましたよ。

ビールを注文するとお通しとしてトローリ卵のオムレツが付いてきます。

写真撮り忘れちゃったんですけど。

が、あたしの好みでは全くありませんでした。食べ物を残さないで有名なあたしが、ちょっと残しちゃいましたよ。

まずいというより、好みじゃなくて立腹しちゃう、って感じ。なんだこれ?ははは。あたし。

そんなこんなでガリシア旅行記。終了。まだ書きたいこともちょっとあるんだけど。あとから追加するかもだけれど。

だらだらして長い旅行記読んでくださった方々どうもありがとうございました。

ガリシアにカンパーイ!

 

 

 

 


5日目。サンティアゴデコンポステーラ その6。夜。

2018-11-18 11:11:22 | ガリシア旅行

夕食を終えて、軽く散歩して22時ちょっと前に宿に到着。

「疲れたねー。今日は早く寝るか!」

と、シャワーを浴びて寝支度をして23時頃。

さて、布団に入ろうかな、と思ったけど。

「やっぱ一杯やりに行く?」「行く?」

と、着替えなおして。夜のパトロールへ出発することに。

 

大聖堂の前の広場では映画の上映会みたいのをやってるので騒音が部屋まで入って来るのでどうせ寝れないだろう、みたいのもあったのですが。

暗くなった大聖堂の様子をチェック。

ライトアップされていてますます厳かな雰囲気。

やっぱり広場には地べたに座ってくつろぐ人がいます。

中の明かりが点いている。なにか行われているのかしらん。

レストランなんかは閉まりかけていましたが、まだまだ開いているお店も沢山。

なんかいい雰囲気のお店なので入ってみると、お通しがデカくておいしくてびっくり。

大正解すぎる!名前はココディロって言ったかなー。クロコダイルみたいな名前で「なんで?」って思った遠い記憶。

。。。

と思って今調べてみたら、お店の名前はEL ABELLÁ エル アベジャ って言うのかな。でした。

あれ、ほんじゃなんでココディロだと思ったのかなー。多分お店の前に書いてあったのかも。。。

で、何がココディロかと言うと、このお通しの名前が「carne de cocodrilo カルネデココディロ」ワニの肉、というらしいです。そしてこのタパスの為に?このお店は有名店のようでした。

これはワニ肉では無く、豚肉でしたが。。デカいから「ワニ」って名前にしたのかしら。

下のポテチも自家製みたいでしたよ。お肉はマリネしているからジューシーで柔らかい。

このワインはガリシアワインの一番安いのにしたから一杯1.5ユーロ位だったと思うんだけど。

こんなデカいお通しが付いて1.5ユ―ロってあなた!

これがおいしかったので、他のお料理もおいしい事でしょう。

サンティアゴに行かれる際には是非お寄りください。

 

おいしいタパスとワインでウキウキしながら次の店を探すあたしたち。

だいぶブラブラして「もうお店開いてないねー」なんて思って見つけたお店。

見つけたと思っていたのだけれど、帰りにお店をよく見てみたら宿から超近くてちょいちょい目の前を通り過ぎていたお店でした。

ワイン屋さん。

ワインを一杯頼んだらこんなにおつまみが付きましたよ。

色んなワインが沢山並んでいる小さなお店。とっても雰囲気が良いです。

だいぶ寒くて赤ワインという気分だったので、メンシアでもそんな高級じゃないので(苦笑)、って頼みましたよ。

このお店に到着した時点で既に深夜1時位。あたしたちは店内のカウンター席に座りましたが、30分程すると「お店が閉まる風」になって店外で立ち飲みしている人たちが中にどんどん入ってきました。「閉まる風」だけれど閉まらないみたいで、店内はいつまでもギューギューの人で盛り上がっていました。

ちなみにこのお店は今調べたところによると、Viñoteca Ventosela(ビニョテカ ベントセラかな。)という名前でした。

お勧め。



5日目。サンティアゴデコンポステーラ その5。夕食。

2018-11-17 22:52:21 | ガリシア旅行

昼食が中途半端だったために、だいぶ腹ペコ。

お昼に行ってみようと思ったけど閉まっていたムール貝の専門店へ!

これはムール貝のティグレmejillones tigre という料理。お通しとして出てきました。

アンダルシアでムール貝のティグレと言えばムール貝のクリームコロッケみたいのが貝殻に詰まって貝殻ごと揚げてある食べ物なのですが。

ここのはオレンジ色のソースがかかっています。

このソースはなんか「メチャウマ!」ってんでもないのですが、ぼんやりした味の中にピリっと突然のトンガリがあって、なんか癖になる感じです。

お店の秘伝と言う事でレシピは教えてくれませんでした。

野菜を煮たスープに小麦粉でとろみを付けてパプリカで味付け、みたいな感じだと思うけど。

お通しが、これとエンパナダと出て来たのですが。店番のお兄さんがあたしらがこれを気に入ったと思って追加でもってきてくれました。

が、既にお腹がいっぱい。ひえー。それでもせっかくのご厚意。残すわけにはいかないので頑張りました。

ちなみに3人旅だったあたしたちはサンティアゴで二人旅になりました。

蒸しムール貝。

おいしい!おいしさが全然違う!びっくり。

人生の今まで食べたムール貝の中で一番うまい!

またパドロン(しし唐)。量が半端ない!この写真ではわかりにくいけれど。

100個くらいある気がする!

ムール貝としし唐しか頼んでないのにお腹がいっぱい。

本当はもっといろんなお店をはしごしたかったのですが、もう無理です。

そして疲れた。

帰りにまた大聖堂横広場に寄ってみました。西日があたってオレンジ色。

若者や観光客も沢山集まって地べたに座って大聖堂を見ながらくつろいでいました。

 

追記20181118:

上記のムール貝のお店、調べました。Trafalgar トラファルガーという名前でした。


5日目。サンティアゴデコンポステーラ その4。無料観光案内。

2018-11-16 23:41:56 | ガリシア旅行

無料観光案内は大聖堂横の広場に集合です。

英語とスペイン語があるのですが、時間の都合でスペイン語しか選べませんでした。

実は我々早起きだったのと、この直前にビールを飲んでるのとで、眠くて眠くて。

結構、立寝。船立漕ぎ。でした。

なので、その時は「へー、なるほどなー」なんて思ったのですが、後から何にも覚えていない。

とか、

当然寝てるので話を聞いていないとか。

起きてたけど意識が散漫で今一つ理解できていないとか。

そんなあほなことになっていました。

でも不思議なもので、脳みその片隅に少しは記録してあるみたいで、夜飲み歩いている時に急に「あ、この広場の名前の由来は〇〇って言ってたねー」とか突然思い出したりして自分でもびっくり。

左の建物はパラドール(歴史旧跡などを利用したりする半官半民の宿泊施設)で、その前で集合です。30人くらい集まっています。

最後に「寄付してくださる方はこちらへ。」と言われるのですが、無料です。

ちゃんとプロフェッショナルに説明してくれるので、「少しでもお支払いしたいわ」って気分になりますが、本当に何にも支払わないで、さ―――っと退散される方も結構います。ちょっと衝撃なくらい。まあ、それでいいんだろうけど。

全然覚えていないんだけど、なんか説明してくれたと思います。屋根の上の聖人。

カミノデサンティアゴ終点、とか書いてあるのかなあ。忘却の彼方。すみません。

タコがひっそり休憩中。

羽を持って、不思議なポーズをしているので撮影しただけです。

サンティアゴで一番狭い道。

最後に大聖堂が見渡せる公園で解散。正味2時間半。

解散してから公園でちょっとブラブラして翌日の空港へのバスが出ている停留所を確認して町に戻りました。

こういう植物もりもりのベランダ憧れるー。

 

 


5日目。サンティアゴデコンポステーラ その3。

2018-11-14 17:14:35 | ガリシア旅行

夕方5時の無料観光案内を事前に予約していたので、それまでブラブラしよう。

と、荷物を置いてすぐに出かけました。

まずはサンティアゴデコンポステーラと言えば!の大聖堂。運が良ければボタフメイロという大きな香炉が天井からブラブラブランコのように空中を舞う儀式が見られるという事。でも、これはいつ行われるか決まっていないので本当に「運」次第。

あたしはこういうちょっとした「運」は結構ある方なので(自画自賛力)見られるかもなー。

なんて。

しかもすごい人。長蛇の列です。

入り口から100メートルくらい並んでいます。大聖堂の横っ面?の広場まで行列が出来ています。

地味に進んでいるとこんなものが。

これ、やってみたかったなー。

このハメパネで写真を撮ってそれを缶バッチにしてくれて3.5ユーロ。

悪く無いよね。

でもそんなに人気が無い模様。

1時間も並んでようやく大聖堂に入れました!

ミサがやっていました。もう終わりかけのようでしたが。

あたしたちも立ちながらミサに参加。

隣の人と握手したりして終了。

あたしは宗教は持っていないけれど、人々が宗教を信じる気持ちは好き。

結局大きな香炉が天を舞う所は見られませんでした。

でもこの日はなんか特別な日で(ざっくりですみません。あ、15日だからマリアの亡くなった日だからかな。)特別なミサが行われていたようです。

当然ぜんぜん気が付きませんでしたけど。

あ、この写真で気が付きましたけど。ぶら下がっている香炉が写っている!多分。あれ!

ひざまずいて告白する人。
大聖堂のあちこちに告白小部屋?みたいのが設けてあり、
部屋に「英語。火、木、10時~2時」とか神父さんの言語、在席日時が書いてありました。
大勢の人が世界中から告白しに訪れているんだなあ。感慨深いです。

こういうのも壁画っていうのかしら。壁に模様が描かれていてその赤っぽい色がとっても厳か。

なんかちょっと仏教っぽいなー、って思ったのは、天使の髪型のせいなのかしら。
金色と肌色のコンビネーションも、お仏壇とかお寺さんとかっぽい。

この人がこんな感じでこんな表情で座っているんだけど。なんでなのかしら。

真ん中にいるのがサンティアゴです。

こんな小窓も素敵。

物乞いの人も立膝で悲壮感を漂わせて。うちの近所の人たちとは雰囲気が違うわー。厳か。っていうの?

横から見た大聖堂。

大聖堂を見てブラブラしたら、だんだんお腹が空いてきました。

ので、さっき歩いていたときに見つけた素敵なお店へ。

壁とかソファとか素敵。

なんでも、むかしのカジノだそう。

ここでお昼ごはんを食べようと思ったのですが。「食事する人は奥へ」、とこの歴史スペースでは無くニューリフォームスペースに案内されたので、「我々は歴史スペースに座りたいのです」と、固辞。

なので、ビールとお通しのエンパナダとポテチで我慢。

ただでさえもうお昼ご飯時間を過ぎていたのにここで食べそびれちゃったので、もうお昼を食べれそうなところが開いていない!という悲劇に。

二軒目。

ここもビール頼んで、いよいよお料理を注文しようと思ったら「もうキッチンは閉まってるよ」だってー。しょぼん。

ちなみにこれはお通し。豚の耳だったっけなー。のゆでたもの。ガリシアらしく辛めのパプリカがかかっています。

と言うわけで、食べ物もないし、既に4時で5時の無料ガイドまでにそんなに時間も無いという事で、ビールでお腹いっぱいにしてランチ終了。

 


5日目。サンティアゴデコンポステーラ その2。宿。

2018-11-14 16:20:16 | ガリシア旅行

宿は大聖堂の目の前(脇道ですが)のなかなかスゴイロケーション。古い建物で素敵だけど。不思議仕様。

部屋には道に面した大きな窓があり。

「あー、なんかこっちにも小さな窓がある―」って反対側の窓を覗いたら隣人男女がベッドに横になって休んでいる!。

ぎょっ。びっくり。「ひー。ごめんなさいね。」あたし。

「いえいえ、こちらこそ窓開けててごめんなさいね。」と言って窓を閉めようとするので、

「そちらが気にならなければ、開けておいていいですよ。」とあたし。

だって、その小窓が唯一の明り取りであり、空気穴。穴っていうか。

なんと!お気の毒。

どんな作りなんだ?と逆に興味津々。

なんか昔の造りなんだろうけど。昔のお手伝いさんルームとかかなあ。

(ぜんぜん関係ないけど、うちの辺りでは見ませんが、前に北の方に住む友達のアパートに遊びに行ったら、台所の横に小さな部屋と、勝手口が付いていて、昔のお手伝いさん用みたいだよ。)と言う事でした。そんなにめちゃめちゃ広いアパートって訳じゃなくてもお手伝いさんを雇ったりしたものなのかしら。
あ、でも、あたしが通っていた語学学校の先生も共稼ぎ子ども二人、みたいな家族だけれど、週に2回ほどお掃除の人を雇っていると言っていたので。結構家事手伝い的な人を雇うのかしら。スペイン人。てか日本もあたしが知らないだけで結構そういう事あるのかしら。
なんて思っていたら、
父親の実家のお手伝いさんだと思っていたお婆さんが実は長男のお嫁さんだった、てことを急に思い出しました。長男のお嫁さんがお手伝いさんのごとく使われていた、って事もあるのかもしれないけど。うちの父は10人兄弟の末っ子なので長男のお嫁さんと言えばもうだいぶお婆さんなので、一つの家にお婆さんが二人ってのがおかしいから、きっと一人はお手伝いさんだな、と思っていたのだと思います。そして長男は普通にあたしの祖父だと思っていたような気がします。でも、本当の祖父は父親が小さいころに亡くなっていることは知っていたと思うんだけれど。これ、ほんと全然関係ないですけど。へへへ。)

 

AIRBNBで手配したんだけど。なんか苦手。オウレンセでも利用したけど。

若かったらいいかもだけど。あたしらみたいな熟女は普通の宿の方が楽だわー。

人の気配がありすぎる、っていうのかなあ。人の家にお邪魔している感じ過ぎたり、やっぱり宿用に作られていないからトイレシャワータイムに気を使うし。

でも、アパートマル貸しみたいのもあるし。ほんとそれぞれだと思うのですけど。

窓からの夕方の景色。

 

 


5日目。サンティアゴデコンポステーラ その1。

2018-11-12 21:49:56 | ガリシア旅行

このペイジだけを見たら、まだスペインって夏っぽいのー??って思ってしまうと思いますが。

このガリシア旅行記が超のろのろ書かれているだけで、ガリシアはすっかり冬です。昨日か一昨日くらいのニュースで、強風が酷くてやばいし寒い。ってやってました。

「5日目サンティアゴデコンポステーラ」は、2018年8月15日の事です。

でも敗戦記念日なのに、ちっとも忘れていたのか―!あたし!バカバカ!

さて。

薄暗いうちに宿を出て。(とは言え、日の出は7時半ですから)バスに乗ってあたしたちのガリシア旅行の出発地点でもあり最後の目的地でもあるサンティアゴデコンポステーラへ。

朝日を横目に見ながらバスは進みます。

11時半頃にサンティアゴデコンポステーラに到着。バスの駅から町の中心部までは歩いて20分ほど。

歩いているうちにお腹が超空いてきました。

オグロべでバスを待っている時にコーヒーは飲んだのですが。朝食は取らなかったので。腹ペコ。

が、我々には昨日の残りのアロスがあるのです!

ただ、我々にはスプーンが無かったのです!朝の段階では!

しかし朝のバス停でコーヒーを飲んでいる時に、「お持ち帰り用のプラスチックのスプーンとかありますか?」って聞いたら「無いよ」って言うので、「せめてストローとか。。。!」とお願いしてどうやって使えばいいかわからないままにストローをもらったのでした。で、ごちそうさまーなんて言ってお店を出ようとしたら、アイスクリームの販売コーナーに小さなスプーンが置いてあることを発見したのでした。

なので、小さなスプーンもあるのでした!

と言うわけで。日の当たる適当な広場を見つけて小さなスプーンで昨日のアロスを食べました。

さて、腹ごしらえもして、いよいよ街の中心へ。

観光客で込み合っています。

カミノデサンティアゴの巡礼者も沢山歩いています。

なんか教会みたいな所の彫り物。
バスタオルを巻いてお風呂上りなのかと思ったけれど。火に巻かれてるとかそういうの??不明。

ここのパン屋さん、行列が出来ていたので、待っている人に聞いてみたら、この黄色い甘パンがおいしいらしい。
サンティアゴ名物アーモンドで出来たタルタデサンティアゴも大きいバージョンと小さいバージョンと売っています。(写真左下の粉糖がかかっているもの。)
帰りに絶対ここでタルトを買おうと決意。

歴史のある街という感じでこんなどうってことない小道も素敵。

ここがカテドラル(大聖堂)。

中に入る人で行列が出来ています。

そんな行列を横目に。まずは宿に向かいます。

 

 

 

 


4日目。オグロベ 夕食。

2018-10-29 23:16:35 | ガリシア旅行

夜は普通に涼しめなガリシア。

お昼ごはん沢山食べたのでそんなにお腹は空いていないけれど暖かいものを身体に取り込みたい!

スープスープ!!

魚介のスープが食べたいねー。なんて食堂街をうろうろ。

けれど、なんか今一つ選べなくて、結局「なんか観光向けっぽくて高そうだね」みたいなお店の客引きのおじさんの腕が良かったので、そこになりました。魚介スープもないのに。ははは。

でもコシードというお肉ソーセージお豆野菜などをスープで煮た料理(具と汁を別々に食べる)のスープ部分(カルド)がとてもおいしいよ。と言うのでそれを注文しました。

優しい、そして栄養満点に違いない味。おいしいし、暖まり元気がでました。

これはツナ缶みたいな調理法のマグロのトロ部分が乗っかったサラダ。

写真を撮ってたら、これも一緒に撮影してください、とおじさんがお店のカードを持ってきました。商売熱心で、ユニークなおじさん。

あ、もちろんリアスバイシャス(この辺のエリア)の白ワインも飲みましたよ。

もうちょっと野菜が欲しいという事で、パドロン。しし唐みたいなピーマンの揚げ物。

身体も暖まって。良く寝れそうだわー。

今日は朝日から夕陽まで。よく遊んだわー。

 

あ、このレストラン、おじさんの話っぷりだと、ほんとうになんでもおいしそうですよ。

あたしたちはお腹が空いていなかったのでちょびっとしか頼まなかったのが惜しまれます。

でも、頼んだものは全部おいしかったし、おじさんのお給仕上手なおかげでほんとうに気持ちよく食事ができましたよ。

目抜き通りにあったので、値段も勝手に高そうかな、と思ったけれど。別にそんなこと無かったんじゃないかなー。


4日目。オ・グロべ 夕方

2018-10-28 19:06:23 | ガリシア旅行

忘れていたのですが。あたし、島の反対側にはバスでなくてタクシーで行ったのでした。

やはり良い時間のバスが無くて、タクシーで行くより他なかったのでした。

オグロベにはいくつかビーチがあるのですが、帰りのバスの時間とバス停からビーチの距離を考えてだったのかなー。それとも夕陽がよく見える、とかそういう話だったのかなー。

それとも誰かにそのビーチが良いよって言われたのかなー。うん。多分これだと思うけれど。

プラジャ・コン・ネグロPlaya Con Negroというビーチに行きましたよ。

到着したのは既に8時半ちょっと前。

リアス式って感じ!?しらんけど、入り江みたいな。

水がとっても綺麗。

本当に透明度が高い。

もうぜんぜん暑くないんだけれど。

せっかくだから泳いでみる事に。

が、

が、

水が、

つ、つ、冷たすぎる!

氷水みたいな、キンキンした冷たさ。

30秒も足を付けていたらもうジンジンしてきちゃって、というか、冷たすぎて痛くなるので走って陸に戻る!

って感じ。

昼間泳いだところも水は冷たかったんだけれど。ぜんぜん比じゃない。

夏の海、っていうイメージからはかけ離れた冷たさ。逆にウケる!って感じ。

 

でも、海藻がきれーい。

この右側のはとさかのりっぽい。しらんけど。

緑とか茶色とかの海藻がプカプカゆらゆらしていて本当に美しい。こういう夏の和菓子あるよね。知らんけど。

貝殻の砂浜。

本当に心臓がバクバクする程冷たい海だったのですが。

あたし、

泳いだのです!

当然水中眼鏡で岩場で魚を探したり。

でも、ほんと心臓発作とかで死んじゃったら嫌なので、短めにしましたけど。

ここは藻がプカプカとろろ汁みたいじゃなくて、本当にきれいでした。

他のお客さんは感心してあたしのことを見ていましたよ。

太陽のまだ出ているうちに体を乾かして温めねば!

と、そそくさと衣替えをし。

9時半。日没タイムです。

右の岩の上に人がいるの。見える?

どうやって登ったのかねえ。すごいね。

岩に夕陽が当たって綺麗。

太陽が海に入って行きます。

夕陽になったら急に寒くなってきました。

ジュッって言って水で消える。って感じする。

水に溶け入る太陽。

ふと見るとお月様も出ていましたよ。

見えるかなあ。ちょっと左側。

さて、陽が沈んだら。本当に真っ暗になっちゃう前に公道みたいなところに出ておかないと迷子になっちゃう。迷子って言うか遭難しちゃう!

と、慌てて退散。

でも、さっきまで海に夢中であまり見ていなかったけど。お花と岩が綺麗。

やっぱりちょっと寒い所の景色みたいだなー。

綺麗でしょ。

最後にもう一枚夕焼けの終わりと月の景色を撮影。

速足で何処だか今一つわからないバス停に向かって歩きました。

時間もギリギリだから余計焦る。

結構歩いて、こりゃ迷子だな、って思ったころにバス停が見つかりました。そして無事に乗れましたー。

 

ガリシアの海は冷たいとは聞いていたけれど、想像をはるかに超える冷たさでした。

もっと太陽がさんさんとしている昼間とかだったらもうちょっと違う感じなのかもしれないけれど。

(水温は変わらないと思うけれど身体があったまってから水風呂にざぶん!みたいなイメージになるとか。想像。)

でも、なんかパワースポットみたいな清々しい空気あふれる海でした。

道端にアジサイが咲いていました。

ガリシアではアジサイのシーズンみたいであちこちで見ました。色が素敵。


4日目。ア・トハ 午後

2018-10-27 22:03:11 | ガリシア旅行

お腹もいっぱいになって、また橋の方に戻りました。

もうすっかり水が沢山。

こっち側がオ・グロべから見て橋の右側。さっき海底を歩いて渡ってきた方。

水が透明できれーい。オグロベ方向から見て左側で海水浴決定。

なんか川みたいだな。

素敵にくつろいで本を読む二人の奥で浮いているのがあたし。

遠目にみてとっても透明な水でしたが、水中眼鏡(しかもプール用)で覗くと藻だらけでびっくり。

とろろ汁のなかで泳いでるみたいだよ。大袈裟。

そして流木が沢山流れているー。

そして水が冷たーい。

なんかあまり快適じゃなーい。苦笑。

まあ、とりあえず、遠目で超透明だった思い出と、泳いだって思い出が出来たからいいか。

 

ちょっと日向ぼっこをして体を温めて、帰途に。

海岸のそばにロバがいましたよ。

青いどんぐり。

橋を渡って歩いていると、オ・グロべ巡回バスの時刻表が。

夕方はこれに乗って半島の反対側に夕陽を見に行く予定。何の気なしに時刻表を見てみてびっくり。

なんか思っていた時間と違う!

というのも朝散歩した時にバス停にこの時刻表が貼ってあったからそれを見てざっくり予定を立てていたのに。

時間が違うとは!!どういうことだ?

と朝撮影しといた時刻表を見てびっくり!2017年て書いてある―。

バス停に去年の時刻表貼ってあるってどういう事だ???ヒドイ!

びっくらこいて。焦る。

まあ、なんとなくしか予定は決めていないんだけど。せっかくこの半島に来たんだから島の反対側か付け根の長ーい砂浜に行ってみたい!

バスは本数が少ないから、今から帰って支度しても向うに到着するのはちょっと日暮れ時すぎるー。反対側でも泳ぎたいのにー。

まあ、もうそれにしか乗れないんだから仕方がないんだけど。

そんなこんなで、歩いているとプチ素敵人口っぽいビーチが。

ここも水が青くてきれいに見えるけど。あたしらがさっき泳いでた内海だからきっと藻だらけなのかなー。

港の方まで戻って来て。市場に寄ることに。

昨日、宿のお姉さんが市場は夕方だよ。って言うので、丁度いいかなー。と。

行ってみたら小さな魚屋さん。

タコ。

これは市場じゃないな。なんだろう。

実際、もう締まっちゃってる本当の市場はこちら。

最初に行った魚屋さんは水揚げしたピチピチの物を売ってるってことなのかなー。水揚げした魚が夕方に届いてる、って事なのかなー。

意味不明だなー。

結局なんだかわかりませんでしたけど。

市場の近くにツーリストインフォメーションがあったのでそこによって今更ながら地図をもらったり観光案内してもらったりしました。