3日目はオウレンセを出て、ポンテべドラを散策後オ グロべ泊の予定。
オウレンセからポンテべドラまで、
列車だと2時間強かかって、約20ユーロ。
バスだと2時間弱で7.10ユーロ。
当然バスとなる。が、少ない。
その日一番最初のバスが13時発。おそっ!
まあ、スペインはまだ9時までは明るいから、ポンテべドラ観光する時間はたっぷりとれそうだからまあいいか。
と。
でもそれで大正解。
なんせ、あたしたちはオウレンセが大好きだから。❤
前日の温泉があまりにも気持ちが良いので、明日の出発前にひとっぷろ浴びようよ!
と。チェックアウト11時までには帰ってこれるようにと。超早起き!
朝7時40分に「どこか」から出発する温泉行の26番バスに乗る予定。これが始発で、9時40分のバスで帰って来るのが一番長くいられる。本数少ないから。
「どこか」というのは、その出発点の地名を見てもどこかわからないので、あたしたちが乗るバス停「Alamedaアラメダ」とどのくらい離れている所かわからない。
地名だけが書いてあるルート表でみるとアラメダまで4駅。
まあ、7時40分についておけば良いか。と。とりあえず行ってみる事に。
着いてなんとなく時刻表を見てみてびっくり。7時40分のバスは日曜日と祝日しか無いらしい!ひえーーーーーーーー。
そしたらよっちゃんが「温泉に行くにはもう一本バスがあったと思うよ」と温泉マップを開くと、5番と26番と書いてある。
よし!5番の時刻表を見よう!7時半てかいてある!あー。よかった。間に合った!まだ7時半ちょっと前。
と思ったのもつかの間。アラメダには5番が停まらないではないか!!ぎょえーーーー。
ヒヤヒヤドキドキしながら。もう開けてるタバコ屋さんのおじさんに、5番のバス停どこですか?
と聞いたら、そんなに遠くない模様。よしゃ。急いで向かおう!!
7時30分ちょい過ぎに到着。出発地点を7時半だから、ここには何時に来るのかわからないけど。まあ、まだ来てないだろう。来てないと良いな。
と。しばし待っていると、バスが来ました!やったー。
そしてこのバスは、川沿い温泉地帯の昨日行ったところと反対側に着くらしい。それは好都合じゃないか!
今日は違う温泉に入れる!
と。楽しみに。
早朝の川沿いは気持ちが良い。結構肌寒いので余計に清々しさが身体に染み入る。
遠くに鳥が居たので撮影。白い鳥は見えてたけど、家に帰って見たら青い鳥も見えたのでびっくり。青いの鳥だよね?
そして下の方や上の方にある白くてぽわぽわしているのは、藻みたいなのから咲いている花なのです。
こんな。キャワユイ。
そんなこんなで「気持ちーねー」「サイコーだねー」とウキウキしながら歩いていると、橋の向うに信じがたい景色が。。。。
な、な、なんと、温泉のお湯が抜かれて掃除中!ひえーーーーーーー。ま、ま、まさかーーーー。
お兄さんに聞いてみると掃除してお湯張り始めて9時位には徐々に入れるんじゃないかな?と。
え”-----。
5番のバス停から帰るなら9時半のバスに乗らねばならぬ!その後の10時10分でも良いけど。そこからチェックアウトが駆け足になってしまう。荷物まだまとめてないからー。
とりあえず、9時にここの温泉に入るにしても時間を潰さねばならぬから散歩するか。と、歩き始める。
そういえば、昨日あった地元のおばさんが、こっち側の有料温泉で朝食を食べるのが素敵、って言ってたな。朝食食べてもいいな。
開いてない。10時からだってさ。まあ、あまり期待してなかったけどさ。
しかし本当に気持ちが良いんだ。しつこいよね。すみません。日本からしたら、大したことないのだろうけれど。
砂漠のようなマラガ界隈から来たあたしらには、本当にありがたい景色なのです。
この川の長い藻みたいのがとっても綺麗で何枚も写真を撮ってみたのですが、なかなか綺麗には撮れない。難しいな。
そんなこんなで、どんどん歩いていたら、なんと!
1/4くらいお湯が入っているお風呂発見!
そしてその淵に座ってる人もいる。お湯には入っていないけど。お湯が溜まるの待ってるのかなー。
「もう入っても良いんですか?」「もちろん。だけど、熱くて入れないの」
と。
サッと足を入れてみると、そんなに熱くない。「なんだよー。そうでもないじゃん。やっぱ西洋人は湯船に慣れてないからかなー」
と思って、また別の所に足を入れてみると、めちゃ熱!
何個か湯船があるのでいろいろ試してみた。が、どこもめちゃ熱。涙。
でも最初は熱くないって思ったのになー。
と、最初に試したところにまた足を入れてみると、
やったー。そこはそんなに熱くない。とは言え、熱いけど。多分43度とかそのくらいじゃないかな。
熱い銭湯って感じ。じっとしてれば大丈夫だけど、動いたらまた熱い。みたいな。
なので意を決して入ることに。
ピリピリして気持ちいい。笑。
西洋人たちはびっくりしている。アジア人の底力にたいそう驚いただろうよ!ふぁふぁふぁ。
でも、彼らがいるところは本当に熱いからね。「こっちはちょっとだけ熱くないんだよ。来てみな」と言って薦めたけど。
「ちょっとはましなのはわかるけど、無理だわー」って。
よそのお風呂が入れないので、次なるお風呂を求めて来た人たちも、あたしらが入ってるから、「お、入れるのかな」なんて思って着てた服を脱いで水着になって片足入れてびっくり。
みたいな事が数回起こって。
そうこうする間に9時になったあたりから蛇口から水が出て来てお湯を埋め始めました。
あたしらはそろそろ出立の時間。
なんか熱めのお湯でシャキッとしたし、なにせ、混ざりもの無しの源泉だったのかもと思ったら逆に良かったな。
計画通り9時30分のバスに乗って帰ってきましたー。