新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

4日目。オグロベ 昼食

2018-10-27 10:07:33 | ガリシア旅行

小魚マッサージを結構長い事受けていたので、ゴロゴロ日向ぼっこをする時間もなく空腹に!

行きは橋を渡った内海も、多少水が満ち始めているとは言え、まだ海を歩いて渡れそう!と言う事で、海を歩いてオグロベに戻ることに。

渡ってちょっと歩いたところにレストラン発見。ランチのセットメニューも9ユーロとそんなに高くないので入ってみる事に。

スペインにはメニューデルディアといって、本日のランチセット、みたいのがあり、

大体どこのお店も

飲み物、1つ目のお皿。メインのお皿。デザート。

が付いてきます。

あたしは飲み物に白ワインをチョイス。

こんなカラフェにたっぷりとワインが登場。すごくない?グラスワインじゃないのよ。カラフェ入り。

そして一つ目のお皿は、ムール貝とキノコの炒めもの。

なんか残念な見た目ですけど。

味は悪くないけど。最高って訳でも無い。

きのこは冷凍で解凍の仕方なのか加熱の仕方なのか、が今一つなせいなのかべちょっとしている。ジューシーなのとはちょっと違う残念調理。

でもムール貝をきのこが吸っておいしいはおいしいんだけれどね。(あたし、ウルサイ!)

このきのことムール貝の炒めみたいのはこの旅行中、他のお店でもメニュー見たことあるので、こっちの方の郷土料理なのかもしれません。

そしてメインは。

あたしはタラの焼いたもの。

奥のアロス(パエリヤよりも汁が多いお米料理)はお友達の注文したもので、二人前。デカ!

あたしのタラも結構大きい。

塩たら?塩蔵たら?を焼いたものだけれど。焼き加減も良くっておいしい感じ。が!

塩辛い!

もっと塩気を抜いてくれ―――――!!

なんだかんだお芋やアロスと絡ませたりしながら食べ終えた気がしますけど。

これ、塩気が標準だったら超おいしかったのにー。

デカいアロスは、三人で食べても食べきれず。

お持ち帰りにしました。

そしてデザート。

ココナッツのタルト。

なんでか知らないけど、このデザートっていろんなものの中から選べるんだけど、コーヒーとは変えられないのよー。

ごくまれに変えられるお店もあるけれど、大概ダメだわよ。

なので、ぜんぜん気分じゃないし腹いっぱいだったんだけど、このタルト選んでみました。

意外とあっさりしていてペロリと食べちゃいましたけどー。

 

でもこれだけのボリュームで9ユーロって安い―イ!

お腹もいっぱい大満足なあたしたち。

このまま宿に戻ろうかと思ったのですが。潮もだんだん満ちて来たので、ひと泳ぎしよう!

と、また橋を渡って、ラトハのビーチへ。

 


4日目。ア・トハ 午前中。

2018-10-27 00:40:52 | ガリシア旅行

朝食を摂って、準備万端。今日の予定は隣の島ア・トハA Toxa (カスティジャーノ(スペイン語)だとLa Toja)に行くことと、夕陽を見に島の反対側に行くこと。

隣の島トハは橋を渡って歩いて行きます。

引潮時のようで、水が少な目。

オ・グロべ側からは気が付かなかったのだけれど橋から何やら人が海の中で作業しているのが見えます。

この水はとっても透明。

橋の上から魚が泳いでいるのが見える。

左側がオグロベで右側がトハ。

橋を渡って近ずくと

なんか貝かなんかを採っているのかしらん。

海岸はとっても豊かそう。

貝やらカニやら、なんかわからない生き物の糞がたくさんあったり。

湿った海藻の色がとても綺麗。

迫力満点の海藻。わんさか。

細長いとぐろの糞というか砂の線(生物から排出されたような)が砂浜のいたるところから出ているので、何がいるのかなー。と思って一生懸命ほっていると、

この漁師チームのおばさんが

「何も取らないで!虫の一匹も採っちゃだめ!」

ものすごいけんまくでやってきて、言うだけ行って去って行き。

 

不愉快。。。。。

何も採ろうとしてないんだけど。

いきなり怒らなくてもいいんじゃないの?しかも泥棒扱い。

むかむかしながらその場を離れました。

そして、この島をぶらぶらして教会へ。

この教会。

ホタテ貝で出来ているのよー。近くで見ると迫力満点。

内部のマリア様もホタテ貝の中に。

美しい。

ここは温泉が出るらしく、スパみたいのには行かなかったのですが(高級そうだったので)、そこの温泉成分で出来た化粧品会社の博物館みたいのがあって、無料なので行ってみました。

で、石鹸買ってきました。

なんかスーパーなんかでよく見るメーカーで。

へー。これってここなのねー。とびっくり。

あたしが買った石鹸はここにしか売ってない。ということで。それにしました。まだ使ってないのでどれだけ素敵かわかりません。

 

 

で、本当の目的は白浜の島の青い海で泳ぐ、って事なので、その辺の売店のお兄さんに、この島で泳ぐのはどこがいいの?

って聞くと、今は引潮だから午後じゃないと泳げないという。ガビーン。

そして泳げるのは来た橋のたもとらへん。内海ってことか。なんかイメージと違うビーチだなー。

泳ぐかはわからないけど、日向ぼっこは出来るか。

と、戻ることに。

島の中のアパートの庭にもこの高床式倉庫がありました。何か入っているのかしらん。

橋に戻ってきました。

すごい、水が無い。。。。。さっきより無い。

でも、だんだんトイレに行きたくなったので、とりあえずしゃがめば腰が浸かるくらいの水位のあるところはありそうだぞ、と海に入ってみる事に。

で、トイレをしている時に気が付いたのが、足に小魚が寄って来るってこと。

ひょっとして角質を食べてくれる魚みたいに、魚って人間のタンパク質みたいなの食べるの???

あたしの脚がお見苦しくて申し訳ないですけど。

小魚がどんどん寄って来るのー。

またペディキュアがめちゃめちゃでおはずかしいんですけど。

ほらー。なんかもぐもぐしていてくすぐったいのよー。

あの、角質を食べてくれる魚よりは優しい感じのタッチ❤

 


4日目。オグロベ 早朝

2018-10-26 23:34:51 | ガリシア旅行

(もうこの旅行から2か月以上経ってしまってだいぶ忘れつつり、あの感動も薄れつつあるんですけど。頑張って記録を残したい!)

朝起きたら7時ちょっと過ぎ。

このままもうちょっと寝ても良いけれど。7時半位の日の出が見えるかも!と、朝のお散歩に出る事にしました。

朝陽は丁度宿の近くの海側から登るらしい。

肌寒い。というか、寒い。風もビュービュー。

昨日着いたバス停の辺りから、船の停泊している方に歩いて行くと、沢山の小さな小屋が並んでいました。

この辺りの島に行くチャーター便や、ムール貝食べ放題が付いているクルーズなどの旅行会社のようです。

入島人数規制がされていてあたしたちが予約できなかった島にも、このチャーター便を使えば行けるっぽい。まだお店は開いていないので、聞いてないけれど。

そんなこんなで、それらのお店を物色しながらぶらぶらと船着き場へ。

しばらくすると朝陽が登ってきましたー。

朝陽は今日行く予定のトハという小島の方から登ってきています。

朝日もきれいだけれど、その低いオレンジ色の光に照らされた船や鳥や町がとてもきれいに映えていました。

例によってあまり写真がうまくないんですけどね。

透明な海とガラスに乗っかっているみたいみえる船と朝日の色がとっても綺麗だったのよー。その写真のつもりですけど!

太陽もだいぶ登って来たので宿に戻ることに。帰りは違う道を通ってみました。かわゆい小道。

小さな教会がありました。本当に小さい。鍵がかかっていましたが。この扉の向こうに10人くらいは入れる感じだったかなー。椅子が並んでいました。

なんかこの町と共にある古い小さな教会と、それを手入れする人々、お参りに来る人々を思うと背筋が伸びる思いがしました。

こんな小道がいちいちかわいい。

ドアの格子も素敵。こんな模様でも格子って言うのかは不明だけど。

なんかアートアンティークショップ?わからんけど素敵。

そしていったん宿に戻って。寝ている人を起こして。

出発の準備をして。

朝食!

毎度おなじみカフェコンレチェとパンコントマテ。

あと、黄色いケーキはコーヒーのお供として出てくるサービス品。

ビールのお供でタパスが出てくるお店はマラガ界隈でもあるけど、コーヒーのお供にこんなにでっかいケーキが出てくるのは無いねー。

スゴイねー。

 


3日目夕食オグロベ

2018-09-30 13:30:10 | ガリシア旅行

19時位のバスでポンテべドラを出発。21時位にオグロベに到着。

オグロベ O Grove は半島みたいになっています。ところで、オ、って言うのはガリシア語で。英語でいう所のtheみたいな感じなのかな。多分。ちなみにたこ祭りのカルバジーニョも、オ・カルバジーニョと言います

ポンテべドラのPの左横にある半島がオグロベです。 

海がきれいな写真を見て、数ある中から交通事情と宿泊事情を併せて選んだのがココ。オグロベ。明日が楽しみ。

まずは夕食。

レストランストリートからは外れた、宿の近くの小道にあったレストラン。

本当は魚介を使ったお米料理が食べたかったのだけど(汁の多めなパエジャみたいな)要予約だったのでガックリ。

と言うわけで。

リアスバイシャス(このリアス海岸エリア)の白ワインと一緒に。エビの鉄板焼き。甘味がスゴイ。

イカフライ。ぷりぷりでおいしい。

スズキの鉄板焼き。まあ、これは普通。笑。おいしいけどね。

タルタデアブエラというケーキ。白のボトルは終わっちゃったので、デザートと共にグラスの赤ワイン❤

 


3日目午後オウレンセからポンテべドラへ。

2018-09-29 15:15:45 | ガリシア旅行

昨夜あまり眠れなかったのと、早起きしたのとあって、バスの中では爆睡予定だったのですが。

車窓からの景色が綺麗だったり、通る小さい町々がかわいかったりで、あまり眠れませんでした。 

意外と規模の小さいブドウ畑があちこちに沢山あります。

ワインの産地だからもっと大きく作っているのかと思っていたのだけれど。地形にも関係しているのかな。

ガリシアの伝統的な高床式倉庫。最初の写真の右端真ん中位にも写っています。

なんか素敵な墓地!と思って撮影しましたが。

庭石やさんとか、石工やさんとかそういうのかなあ。

ポンテべドラのバス停から町の中心までは歩いて10分程。

膝を濡らしながらお水を飲む少年とそれを呆れてみている女の子たち、がお出迎え。

この旅であたしは行く場所のなんとなくのイメージと、バス時間ぐらいしか調べていなかったので、ポンテべドラで「見るべきもの」とか「食べた方が良いもの」とか全然調べなかったのですが。

街がカワイイ。と言う事がわかりました。

円柱型の素敵な教会。

教会と修道院。多分。そして噴水でくつろぐ青年たち。

教会側からの写真。噴水の前でくつろぐ青年たちも見える。

よく見たらこれは水が無いから噴水では無いな。

細い道。

なんかアンティークっぽい窓枠。色が綺麗。

歴史エリアみたいな部分なのかな。中世の町。という風情の建物が立ち並ぶエリアがありました。

ぶどうが成っている。

なんか本当に「絵になる」って感じの素敵な街並みでした。

2、3時間もあれば廻れるかな。

あたしらは見逃しているものも多いかもしれませんけれど。

お昼時を過ぎて変な時間に到着してしまったので、ちゃんと食事の出来そうなレストランは開いておらず。

カフェバーみたいなお店で食事をしました。

写真はソルサzorzaというガリシアの食べ物です。

豚肉をパプリカニンニククミンなんかでマリネして炒めたみたいな。

腸詰めになっていないチョリソ、みたいな味でした。

まずくはないけれど。ふーん。て感じ。。。

 


オウレンセ情報

2018-09-09 10:13:30 | ガリシア旅行

このブログを書くのにあたって見つけたオウレンセ観光局のウェブペイジ。結構丁寧にいろんなことが載っていました。

あたしたちはカテドラル(大聖堂)の中は見なかったけれど、中がとても良いらしい。色のついたポルティコ(欄間みたいな)が比較的綺麗に保存されているみたいです。

 

オウレンセの観光局のペイジ
http://turismodeourense.gal/

 オウレンセの情報がダウンロードできるペイジ
 http://turismodeourense.gal/la-ciudad/descargas/

  川沿いの温泉エリアの地図
  http://turismodeourense.gal/wp-content/uploads/2016/05/2015_A-rota-das-termas_baixa.pdf

  町の全体図
  http://turismodeourense.gal/wp-content/uploads/2018/03/Plano-A4web.pdf

 

あと、あたしたちは普通の宿に泊まりましたが、ちょっと郊外に行くと温泉付き宿というか、湯治宿みたいのもあるようです。
「レンフェ代+温泉宿代」みたいのもあります。きっと少しお得なのかな。

オウレンセ湯治宿情報
http://www.termalismourense.com/programas

 レンフェ付き湯治宿情報
 http://www.termalismourense.com/tren-balnearios

 

バスの時刻表(ただ、バスルートマップみたいのが無いので、バス停の名前が書いてあってもどこのことなんだかわかりません。あたしの拙い調査力ではそのバスルートマップが探せませんでした。涙。)
http://www.urbanosdeourense.es/php/index.php?pag=lineas/mapa-de-lineas

 1日目2日目に行った温泉側に行くバス(26番)の時刻表
 http://www.urbanosdeourense.es/php/index.php?pag=lineas/mapa-de-lineas&linea=51#detallada

 3日目の朝湯に行った温泉側に停まるバス(5番)の時刻表
 http://www.urbanosdeourense.es/php/index.php?pag=lineas/mapa-de-lineas&linea=5#detallada

 あたしは利用していないけれど、町から温泉街へ行く観光バスが出ています。値段は普通のバスと一緒です。
 http://www.urbanosdeourense.es/php/index.php?pag=lineas/turistico

 

 

オウレンセ、バスの車窓から。眼鏡屋さんかな?看板と窓の雰囲気が合っている。


3日目午前中オウレンセ 市場

2018-09-08 22:12:25 | ガリシア旅行

温泉から帰って荷造りをして、11時にチェックアウト。

市場に行って朝食を摂って、バス停へ。と言う計画。

通り道のプラサマジョールに下る階段に出ると、

なんか、山盛りの子どもらが記念撮影のスタンバイ中。

一応ここは公道なはずなのに、一般の人が通れる道が確保されていない!

最初は迂回して行こうかと思ったんだけれど、いじわるなあたしは「これは、迷惑だよ、って事を教えてあげなイカン」と、登って来る子どもらおかまいなしにガンガン階段降りて行きましたよ。

日本だったら、「通路あけなさーい」なんて子どもらに指導する先生がいるよね。きっと。

 

そんなこんなで、市場に到着。

前日に「あそこが市場だな」、と思っていた所は旧市場で、その向かい側に場外市場みたいのがあります。

だいぶ閑散としていて、ちょっと寂しい。「もうみんな年取って商売やめちゃったのよ」って、開いてる八百屋さんのお母さんが言っていました。

なんか、ここは苗やさんなのかなー。葉物野菜を根付き泥付きでうってるのかしらん?
左奥端にちょっとだけ写ってるのがだいぶ閑散としていた場外市場。

白インゲンのフレッシュが売ってる!初めてみました。乾いたのしか見たこと無かった!

右側のまだら模様のお豆も初めてみた!

中はこうなってるよ、って言って開けてくれました。綺麗💛 うずら豆?それより赤みがかってるようにみえるけど。

こういうパン屋さんとかの売店も並んでいます。

古い市場エリアを通って、というか、古い市場だって知らなかったので、市場の建物、今日はお休み?てかずっと開いてない雰囲気ですけど?

と思い、その辺に歩いているおじさんに聞いてみると、新しい市場は隣の公園の中にあるという。

ほんじゃ、そっちに行くか、歩いていたら、

なんかカワイイカフェ発見。

よっしゃ、ここで朝食にしよう。

カフェコンレチェ(コーヒーミルク)、トスターダスコントマテ(トーストとトマト)、トルティージャ(スペインオムレツ)。

このトルティージャのおいしい事!フォークがスペイン刺しですけどね。

あたしが人生で食べたトルティージャの中で一番おいしかったと思う。

あたしが知ってるトルティージャは柔らかくて、卵の味、と言うよりお芋の味、という感じの物が多いんだけど。

ここのは卵の味も濃くて、お芋もしっとりしてるんだけどお芋として独立しているというか。うーん。なんと説明したらいいかわからんけど。

作り方を聞いてみたら、お芋は1時間くらいじっくり揚げ焼きにするよ、って言っていました。マラガ界隈だと、お芋を揚げ焼きにする時は蓋をするんだけど、ここのは蓋はしないみたいでした。

このトマトも味が濃くておいしかったんですよ。あれ、ガリシアってそもそも素材がおいしいの?なんか、本当に何食べてもおいしいの。

そんなこんなで大満足でウキウキしながら市場へ。

なんか、この辺の名物のチーズのようです。あまりにフレッシュでトロっとしていたので、旅行中のあたしには無理だわ。なんて思ってたら、味見させてくれましたよ。酸味が結構あって、ちょっとヨーグルトてかケフィアみたいな雰囲気のあるチーズ味でしたよ。

このチーズ屋さんのカワイイ包のロール。

非常食用に、ここのパン屋さんでタラのエンパナダ(具つつみ焼きパン)を買ったのですが、これがまた、超おいしいの!

こんなおいしいエンパナダ食べたことない!ってくらい。てか、タラのエンパナダなんて初めて食べたんだけど。

ガリシアはエンパナダで有名で、マラガでもガリシアエンパナダ、って言って売っていますが、だいたいが「ツナと野菜のトマト煮」エンパナダです。

牛乳の自販機なんて初めて見た!

そういえば、ガリシアの牛乳は濃い気がします。牛乳だけで飲んでないので不確かですが、

どこで頼んでもカフェコンレチェがとっても乳臭い。(良い意味で。)牛乳が多いだけか?

 

と、そんなこんなで、あっという間にバス停に向かわなければならない時間に!

しかしオウレンセ、本当に良い所でした!

お勧め!お勧め!


3日目朝オウレンセ。朝湯❤

2018-09-03 00:15:55 | ガリシア旅行

3日目はオウレンセを出て、ポンテべドラを散策後オ グロべ泊の予定。

オウレンセからポンテべドラまで、

列車だと2時間強かかって、約20ユーロ。
バスだと2時間弱で7.10ユーロ。

当然バスとなる。が、少ない。

その日一番最初のバスが13時発。おそっ!

まあ、スペインはまだ9時までは明るいから、ポンテべドラ観光する時間はたっぷりとれそうだからまあいいか。

と。

でもそれで大正解。

なんせ、あたしたちはオウレンセが大好きだから。❤

前日の温泉があまりにも気持ちが良いので、明日の出発前にひとっぷろ浴びようよ!

と。チェックアウト11時までには帰ってこれるようにと。超早起き!

朝7時40分に「どこか」から出発する温泉行の26番バスに乗る予定。これが始発で、9時40分のバスで帰って来るのが一番長くいられる。本数少ないから。

「どこか」というのは、その出発点の地名を見てもどこかわからないので、あたしたちが乗るバス停「Alamedaアラメダ」とどのくらい離れている所かわからない。

地名だけが書いてあるルート表でみるとアラメダまで4駅。

まあ、7時40分についておけば良いか。と。とりあえず行ってみる事に。

着いてなんとなく時刻表を見てみてびっくり。7時40分のバスは日曜日と祝日しか無いらしい!ひえーーーーーーーー。

そしたらよっちゃんが「温泉に行くにはもう一本バスがあったと思うよ」と温泉マップを開くと、5番と26番と書いてある。

よし!5番の時刻表を見よう!7時半てかいてある!あー。よかった。間に合った!まだ7時半ちょっと前。

と思ったのもつかの間。アラメダには5番が停まらないではないか!!ぎょえーーーー。

ヒヤヒヤドキドキしながら。もう開けてるタバコ屋さんのおじさんに、5番のバス停どこですか?

と聞いたら、そんなに遠くない模様。よしゃ。急いで向かおう!!

7時30分ちょい過ぎに到着。出発地点を7時半だから、ここには何時に来るのかわからないけど。まあ、まだ来てないだろう。来てないと良いな。

と。しばし待っていると、バスが来ました!やったー。

そしてこのバスは、川沿い温泉地帯の昨日行ったところと反対側に着くらしい。それは好都合じゃないか!

今日は違う温泉に入れる!

と。楽しみに。

早朝の川沿いは気持ちが良い。結構肌寒いので余計に清々しさが身体に染み入る。

遠くに鳥が居たので撮影。白い鳥は見えてたけど、家に帰って見たら青い鳥も見えたのでびっくり。青いの鳥だよね?

そして下の方や上の方にある白くてぽわぽわしているのは、藻みたいなのから咲いている花なのです。

こんな。キャワユイ。

そんなこんなで「気持ちーねー」「サイコーだねー」とウキウキしながら歩いていると、橋の向うに信じがたい景色が。。。。

な、な、なんと、温泉のお湯が抜かれて掃除中!ひえーーーーーーー。ま、ま、まさかーーーー。

お兄さんに聞いてみると掃除してお湯張り始めて9時位には徐々に入れるんじゃないかな?と。

え”-----。

5番のバス停から帰るなら9時半のバスに乗らねばならぬ!その後の10時10分でも良いけど。そこからチェックアウトが駆け足になってしまう。荷物まだまとめてないからー。

とりあえず、9時にここの温泉に入るにしても時間を潰さねばならぬから散歩するか。と、歩き始める。

そういえば、昨日あった地元のおばさんが、こっち側の有料温泉で朝食を食べるのが素敵、って言ってたな。朝食食べてもいいな。

開いてない。10時からだってさ。まあ、あまり期待してなかったけどさ。

 

しかし本当に気持ちが良いんだ。しつこいよね。すみません。日本からしたら、大したことないのだろうけれど。

砂漠のようなマラガ界隈から来たあたしらには、本当にありがたい景色なのです。

この川の長い藻みたいのがとっても綺麗で何枚も写真を撮ってみたのですが、なかなか綺麗には撮れない。難しいな。

そんなこんなで、どんどん歩いていたら、なんと!

1/4くらいお湯が入っているお風呂発見!

そしてその淵に座ってる人もいる。お湯には入っていないけど。お湯が溜まるの待ってるのかなー。

「もう入っても良いんですか?」「もちろん。だけど、熱くて入れないの」

と。

サッと足を入れてみると、そんなに熱くない。「なんだよー。そうでもないじゃん。やっぱ西洋人は湯船に慣れてないからかなー」

と思って、また別の所に足を入れてみると、めちゃ熱!

何個か湯船があるのでいろいろ試してみた。が、どこもめちゃ熱。涙。

でも最初は熱くないって思ったのになー。

と、最初に試したところにまた足を入れてみると、

やったー。そこはそんなに熱くない。とは言え、熱いけど。多分43度とかそのくらいじゃないかな。

熱い銭湯って感じ。じっとしてれば大丈夫だけど、動いたらまた熱い。みたいな。

なので意を決して入ることに。

ピリピリして気持ちいい。笑。

西洋人たちはびっくりしている。アジア人の底力にたいそう驚いただろうよ!ふぁふぁふぁ。

でも、彼らがいるところは本当に熱いからね。「こっちはちょっとだけ熱くないんだよ。来てみな」と言って薦めたけど。

「ちょっとはましなのはわかるけど、無理だわー」って。

よそのお風呂が入れないので、次なるお風呂を求めて来た人たちも、あたしらが入ってるから、「お、入れるのかな」なんて思って着てた服を脱いで水着になって片足入れてびっくり。

みたいな事が数回起こって。

そうこうする間に9時になったあたりから蛇口から水が出て来てお湯を埋め始めました。

あたしらはそろそろ出立の時間。

なんか熱めのお湯でシャキッとしたし、なにせ、混ざりもの無しの源泉だったのかもと思ったら逆に良かったな。

計画通り9時30分のバスに乗って帰ってきましたー。

 


2日目午後オウレンセ。

2018-08-27 23:24:27 | ガリシア旅行

たこ祭りカルバジーニョから列車にてオウレンセに戻り。

こんなバルコニー発見。凝ってるねー。

朝食を食べずにいきなりのタコでスタートしたので、コーヒーが飲みたいねー。とカフェで一服。

アイスコーヒーにしました。カワイイホタテガイ(カミノデサンティアゴの印)のマークのついたお菓子付き。

朝からテンションあげすぎて疲れちゃっていたので、ここで長い事休憩。

一度宿に帰って、再び温泉に出発!

ここはセントロにある温泉でブルガスBURGASと言う名前。この先(人がいるところ)で温泉が湧き出ている。
でも、団体ツアーの方々が一人ひとり湧き出るお湯と写真を撮ってらっしゃるので、そこへは近づかず。

ここは入れるBURGAS。同じ辺りにあります。
写真正面の奥の木の裏にこの温泉の遺跡があります。1世紀位からあったみたいです。

この写真は閉まっている時に撮ったので、誰もいませんが。
時間が来たら水着を着た人々がのんびりしています。

右側が深くなっていて浮きながら温泉を楽しめる感じ。左側はワニ歩きが出来る感じの浅め。

営業中(無料ですけど)は監視のお兄さんがいます。お兄さんに入りたいと伝えると、「注意書き」(30分以上入らないように、とか何があっても自分の責任ですとか、そんな感じの事)を読むように促され、それを了承すると、入浴可能になります。
左端の水色の扉が脱衣場ロッカーとシャワー室になっています。ロッカーは無料ですが鍵がありません。南京錠を通す穴が開いているので、持っていくと良いと思います。

さて、お湯ですけど。

ちょっと濃度があって(確か)。肌がツルツルする感じ。そしてなんか薬効がある感じがする。多分、建物がカチッとしてて効きそう。っていう見た目効果もあると思うけれど。

水着でしたが。温泉、とっても気持ちが良くて。サイコー!!イエイイエイー!

我が家はシャワーしかないので、久しぶりの湯船。

そして上がった後のあの、ぽかぽか、芯からふわっと暖かい感じ。「あー。こういうの、忘れてたー」って、本当に感激。

これ、冬だったらどうなっちゃうの―♥キャーキャー💛

テンションが上がり過ぎてウキウキ過ぎて。あたし達。♥

 

さて、二か所目は昨日と同じ川沿い温泉エリア。

温泉地図によると、ちょっと歩くと違う温泉に行けるっぽい。今日は終バスで帰りたいので、時計をチェック。

21:40の終バスに乗りたい!着いたのは8時だから、2時間弱。

昨日の晩に行った温泉じゃない方へどんどん歩いて行く。川沿いの深緑遊歩道みたいになっていて気持ちが良い。

キャンプしてる人もいるし、キャンピングカーも沢山泊まっていた。いいなー。

が、ぜんぜん次の温泉が出てこない!

20分位歩いて、やっと出てきた温泉がなんと足湯!多分温泉マップをよく見たら書いてあったのかもしれないのだけれど。誰も見てないからー。

その次の温泉まで歩いてみるか(でも温泉マップで見るとあたしらが歩いてきた距離よりもありそう!)、それとも引き返して昨日の温泉に入るか。(というか昨日はあたしがちょっと足湯をしただけだから実際は入ってないお風呂)

ということで、引き返すことに。

温泉の周りに皆敷物を広げて、海水浴気分。

やはり日中(とは言え夜の9時前ですけど)の方が人が沢山。

ここで、カミノデサンティアゴを終えたばかりの日本人女性二人組と遭遇。
「やっぱり長旅の疲れは温泉で癒さないと!」という事で温泉来ました!と言ってました。100キロ歩いたとの事。すごいなー。ぜんぜん想像がつかない。

日暮れのそらと川。そうそう、川をみてたら、底がブクブクしているところがあって、「お。もしやお湯が沸いてるのか?」と思って触ってみたけど、熱いかどうかは分かりませんでした。

そんなこんなで最終バスに乗ってセントロまで戻って。さてさて食事でーす。

昨日の病弱だったあたしは見る影も無く回復して、何でも来い!です。

mejillones a la vinagreta メヒジョーネス ア ラ ビナグレタ 蒸しムールの上に細かい野菜マリネがのかった料理

Pimientos de Padrón ピミェントス デ パドロン ガリシアのパドロンと言う所のピーマンというかしし唐の揚げたもの。

ガリシア牛のステーキ

3人で3品しか注文しないけれど、お腹いっぱい。値段忘れちゃったけど、全然高く無かった。この大きなステーキで15ユーロ位だったと思います。

名前ぜんぜん憶えなかったけど、おいしかったです。多分どこで食べてもおいしいんじゃないかなー。

大満足で次はワインのお店へ。

ワインが全然写ってないじゃん!

ワイン頼んだらバカでっかいタパスが付いてきました。ツナ入りマカロニサラダ。これはお腹がいっぱいのせいもあるかもしれませんが、おいしくなかったです。笑。

ガリシアと言えば白ワインが有名ですが、せっかくガリシアにいるのだから、あまりうちの辺りでは見る事の無いガリシアの赤ワインを飲んでみたいなー。と、3人とも違う種類のワインを頼みました。

ガリシアの赤ワインはどれですか?と聞いたらメンシアと書いてあるのがガリシアのです。と教えてくれました。

赤ワインの事をガリシアではメンシアと言うのかなーと思ったのですが、どう考えてもブドウの名前だな。と数日後思い直しました。

選んだワイン、どれがどんな味か覚えてませんが、一番高いのが一番おいしかったです。ヒドイ説明!

 


カルバジーニョ3。

2018-08-24 19:09:20 | ガリシア旅行

お祭りモードで賑わうセントロを抜けてブラブラしていると、道の間からこんなものが。

なんか、素敵建物がみえるぞ!!と、行ってみる事に。

塔の部分の透かし彫り?彫じゃないけど。がとてもきれい。あちらとこちらを違う空気にしている感じ。ちいさいのだと窓枠もそうだけど。
山門とか、鳥居とか、のあちらとこちらをつながってるけど隔てていて、空気を一瞬にして変えている、みたいな。

これは Igresia de la Vera Cruz ベラクルス教会というらしいです。今調べたところによると。

アントニオパラシオというポンテべドラ出身の建築家の最後の作品だそうです。1957年に完成したのだけれど、彼は1945年に完成を見ることなく亡くなっているそうです。

いろんな形が入り組んだような、おとぎ話の集合体みたいな。相変わらず支離滅裂な説明ですけど。気に入った!

 

ガリシアは、マラガに比べると涼しいというのもあるし、夏にも雨が降るので、植物がみずみずしい。(あ、昼~夕方の太陽はどこもじりじりですけどね)

あちこちでバラやアジサイがキレイに咲いていた。

カルバジーニョの町はそんなに散策しませんでしたが、こじんまりと素敵でした。 バルにでも入ってゆっくりしてもよかったなー。でも、我々には列車時間が!

さてと。

こんなのガリシア列車に乗って

オウレンセに帰りまーす。