サルサバンドLATIN FACTORYのブログ
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スクールゾーン

このところ、小学校のスクールゾーンについて色々とあり、改めてスクールゾーンとはなんぞや?という事について調べまわりました。バンドとははなはだ乖離した話題ですが、少々おつきあいを・・・。
一般では、スクールゾーンをどの様にとらえているのでしょうか?
学校の近くの通学路?
学校役員さんが自主的に交通規制しているところ?
役員が勝手にやっている事だから車で通って何が悪い?
そうやって車が何台も入ってくる orz...
違うぞヽ(`Д´)ノゴルァ!!!
実はスクールゾーンとは道路交通法で以下のように規定されています。
スクールゾーン 登下校時、車両の乗り入れが禁止となる幼稚園・小学校の通学路指定区域のこと。 |
つまり、時間指定の車両通行止めと同じ扱いなのです。従って、登下校指定時刻に通行許可証を持たずに車両を乗り入れると
道路交通法条文 第8章 罰則 第百十九条 次の各号のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。一の二第八条(通行の禁止等) |
となるわけです(参照)。
子どもの安全確保の為に警察官をスクールゾーン配置する事が出来れば、取り締まりも強化されるのですが、それは警察官の数からして物理的に無理な話です。そこで、学校PTA役員等がバリケードを立てて、必要以外の車両が進入しないように警戒に当たっている訳なのです。
ところが、この役員の方々は警察と同じ権限を持っているわけではありません。つまり、法的な強制力を持たないために、マナーの悪い車にバリケードを突破される事があります。この様なマナーの悪い人は、運転面でも非常に危険で、通学路の子ども達も事故などに巻き込まれる可能性があります。
記憶に新しいところで、俳優の風見しんごさんの愛娘が交通事故で亡くなるという悲しい報道がありましたが、意外と知られていないのが、事故の起こった場所がスクールゾーンであったという事。つまり、事故を起こした車両は、交通規制を守らずにスクールゾーンに進入して事故を起こしていたことになります。ドライバーにスクールゾーンに対しての認識があれば、未然に防げたかも知れない事故だったのです。
子どもは大人が思っても見なかった動きをするものです。大人の常識など通用しないと思った方が良いかも知れません。子ども達を教育することも大切なのですが、教育過程にある子ども達に大人と同じ振る舞いを求める事自体が無理な話。その子ども達の安全確保の為のスクールゾーンです。未然の事故防止のために、通り道のスクールゾーンを再確認してみてはいかがでしょうか?
Editor CABEZÓN

