
夢を見た。
このまま目が覚めなければいいのに。
と思えるようなそんな夢。
そう思っていたら、
真夜中に目が覚めた。
続きが見たいと
身体を丸くして
布団へ潜りこみ再び眠りにつく。
夢には続きがないと思っていたのに
続きを見ることが出来た。
景観の美しい場所。
目の前には水平線が果てなく続く海。
私の隣に居た人は、
何も言わず
その美しい海だけを見ている。
私は、
その横顔と
その瞳にうつる
果て無く続く青い海を見ていて
また目が覚めた。