得意料理は?と聞かれたら
白身魚のエスカベッシュで御座います
だとか
手の込んだ赤ワインの何ちゃら煮で御座います
だとか、、、
そう答えたいところ
そんな洒落たる料理ではなく
お子ちゃまにも作れるカレー(笑)
数種類のスパイスや隠し味を入れ
時間をかけて作るカレーは、
ココイチより美味しい
(はい、自画自賛です)
夕飯はカレーなのに
どーしてもアツアツ炊き立てのご飯に
自然薯(じねんじょ)をのっけて
モチモチとろろご飯が食べたい!と思った
とろろご飯を半分食べ終った後で
カレーをかけてカレー丼
(自然薯+カレーけっこう合います)
器が変わるだけで呼び方も変わってくる
カレー丼とカレーライス
どちらかというとカレー丼の方が
美味しく感じるのは私だけ?
相変わらず食べ物が可哀想になるくらい
美味しそうに撮れない写真



自然薯を食べながら
前職の社長の顔を思い出しました
(好物が自然薯だった)
5年前に引退され今は関西で
ご隠居生活を送られている
現役の頃
こんな私を時に厳しく
でも誰よりも可愛がってくださった方
私の性格を知った上で今では考えられない
破天荒な業務命令をされていたけど
そのおかげで私は仕事だけでなく
色々な事を教わりました。
大袈裟なようだけど
こうやって今、私がこの仕事を続けられるのは
あの社長のおかげもある
そんな「おかげさん」という
目には見えない不確かなものを
人はすぐ忘れちゃう
時々は、そのありがたみを思い返すことが
大事だと思う
そんな「おかげさん」な人に
私がなれるわけもなく
どちらかと言えば人に忘れられる存在
それを思うと
人に忘れられることは
孤独であるよりずっと寂しい。