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なにごとのおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる

2019-02-06 12:58:03 | 日記



少し厄介な業務を強いられ
えっ!大丈夫?と周囲に心配をされる

やる前から出来ません。だとか
不安という姿は見せたくはない

これくらい大丈夫です。
と、さらっと言うと
男らしい!さすが日本男児!
と私にいうM氏!

私、、大丈夫かなぁ、、、
不安だわ、、、
出来るかなぁ、、、

そう言えば
少しは相手の対応が変わってくるのかも知れない

しかし、
私はそんな弱い部分を誰にも見せたくはない
可愛気のない女(笑)

もう少し素直になれるといいのですが
私を締め付ける赤い紐が邪魔をするのです。

これからは、
その赤いフンドシの紐を
少しづつ緩めていきたいと思っています(笑)



閑話休題

計画性の無い私が珍しく
今月後半の旅行を計画している。
今回は、少し足を延ばして
以前から行きたかったところ

由緒ある向日神社と、
日本一格式が高い神社、伊勢神宮

調べていて神宮巡りの方法、ルールが
色々あることに驚く。

・外宮から内宮の順にお参りする
・鳥居をくぐる時は一礼をしてから
・参道の真ん中を歩かない
・手水舎で必ず手と口を清め罪・穢れを祓う
  (清め方の手順有)
・手を合わせる際も参道の真ん中の参拝は遠慮
・参拝が終わっても回れ右はダメ
  (神様にお尻を向けてはいけない)
・願い事ではなく神様に感謝。誓う。
・伊勢の参拝作法は、二拝二拍手一拝
などなど。

そういえば、
神様に呼ばれ者だけが
伊勢神宮へ行くことになると
誰かが言っていた。
私も計画通り行けるといいです。




なにごとのおはしますかは知らねども
かたじけなさに涙こぼるる
西行法師

目には見えないけれど誰かや何かが
いつも側で見守ってくれている。
そう感じられるだけで
涙がこぼれるほどありがたいのです。
穏やかに頬をなでる春の風が
その存在の温かさを教えてくれる。

溢るる涙の蕾から

2019-02-05 21:23:28 | 日記

忙しい月初だというのに
複合機が動かない。
スキャンが出来ない。
仕事にならない。

メーカーへ電話をすると
すぐにメンテナンスの方が来てくれた。

私の顔を見るなり
「あっ!」という顔をした後
「こちらにお勤めしていたのですね!」と
人懐っこい表情でメンテのお兄さんが言う

え?誰?と考えた。

あぁそうか。
以前勤めていた会社に来ていた
メンテナンスのお兄さん。


修理が終了し、彼が帰った後で同僚S氏が
「今の人、男前ですね!
だから覚えていたんでしょう?
鼻の下のびのびでしたよ?(笑)」
と、私に言う。

いや、そうじゃない。
男前だとかではなく、
彼と雑談したことも無い
3回?4回?しか会ってない
しかも最後に会ったのは5年前?いや6年前?
なのに私の事、私の名前を覚えていた事が
ただ嬉しかっただけ。

そういえばパソコンのscanの接続をするのに
私の椅子に座って作業をしていた彼。

よく考えると私の椅子には
骨盤矯正とヒップアップに効果ある
O型クッションがあることを思い出した。

「私の事を覚えていてくれてありがとう」
ではなく
「違うの!!あれは痔に優しい
クッションじゃないのぉ!!」

そう彼に伝えたい。
ちょっと泣きそうだ(笑)


ところで、
本当に辛く悲しく思える時は泣けません
ただ感情が麻痺して夢遊病者のように
ただ生きているだけです。
義務的に日常を過ごし、
また一日が終わるだけ。

O型クッションみたいに
ポッカリ穴が開いた心になるのです。

春になればまたきっと

2019-02-02 22:11:11 | 日記



外へ出ると風が冷たくって
吐く息が白い。

近くだからと思って薄着をしてたせいで
風が私の体温を一気に奪い去って逃げていった。

どんよりとした雲の隙間から
青い空が少しだけ見えた。
寒いけど、もう少し歩きたい。

メールしようかな
「寒いですね」って、






冬は少しだけ
心が弱気になる。
寒さで心が固まっていく。
夜が寂しさを連れてくる。



春に
会いたい。



雨に打たれるあなたに光を

2019-02-01 12:43:50 | 日記


闘病生活で癌と戦い2年以上
入退院を繰り返している元同僚のSさんが
久しぶりに会社へやってきた

少し頬がこけて顔色はあまりよくないが
「相変わらず元気そうですね!」と声をかけた
恐らく闘病生活で辛く苦しいはずなのに
彼は気丈にも朗らかで明るい表情を見せてくれた



人の存在は
会うとか会わないとかではないと思う事がある
勿論、会って顔を見て話した方がいいのだろうが
それが出来なくとも人には想像力だとか
想いだとかがある
(時に勘違いもあるが)

こうやって、
たまに顔を見せてくれるSさんに
私の思いが伝わっていたのか、
いるのか、
は分からないけど。