このところチェコはとても暖かいです。
最近追いかけっこにもえているペトルは外に行くとすぐにジャンバーを脱いじゃう・・・
(そこまで暖かいわけではないので、周りから見ると日本で時々見かける真冬に半そで少年のような感じ??かも・・・何を隠そう、私はその半そで少女・・・)
ところでチェコではもうすぐミクラーシュがやってきます
このミクラーシュ、12月5日にやってくる
子供のために(?)やってくる
お菓子を山盛り持ってやってくる
(本当のミクラーシュの日は6日だそうです。)
anděl(天使)と
čert(鬼)を連れてやってくる
はて、ミクラーシュ??(何でもサンタクロースの元だとかって話してたなぁ・・)
そこで、聖人ミクラーシュ、調べてみました。
簡潔に・・・
3世紀後半のカトリック教のビショップ(僧正)
非常に優しくて、正義感があり、貧しい人に食べ物をあげたり、一般人でも公正な裁判が受けられるようにできる限りのことをしたり、・・・
一般人のための活動をしていたそうな。
(一方で他宗教にはもちろん厳しく、元々あった宗教をなくし(ということは・・・)
その寺院等もなくしてしまった(燃やした??)そうです。
未だに続く宗教の争いは、大昔から変わらないのですね
善悪の境、難しいですね・・・)
ちょっと話がそれましたが、
ミクラーシュはカトリックのビショップ、
しかもキリスト教で聖母マリアの次に大人気の聖人なんですって。
なので、ロシア、フランス、イギリス、イタリア・・・お祭りはチェコに限ったことではないんですね。
そんな優しいミクラーシュ、貧しい人に食べ物を与えていたミクラーシュ、だからお菓子を持ってくるお祭りになったのですね。
さてさて、本題の12月5日、チェコのミクラーシュの日(ここから先は未体験のため、お父さん情報です。)
町にはミクラーシュ、鬼、天使のコスチュームのグループが多数出現
親はこっそりかごいっぱいのお菓子と果物(大体大き目のかごの下にみかんなどを強いて、その上にチョコなどお菓子をいれるらしい)をあらかじめ準備。
知り合いに3人を頼めない場合は、外でミクラーシュグループを捕まえてお願い。
自宅にやって来たミクラーシュたち、
さて、ここからがすごい・・・
まず鬼はかなりのテンションで、鎖をじゃりじゃりさせたりしながら(人によるらしい)ウガ====と子供に襲いかかる。子供は大泣きし始めるそこで、今年はおりこうさんにしてたかな??なんて聞かれるらしいが、子供、怖くて声も出ない(これって、秋田の「泣ぐコはいねがー」のナマハゲのようですね!!)そこで母親に、おりこうさんだったか聞く。
母親1’う~~ん????’子供、鬼のもってる袋に入れられたり、
ならば、今年はこれだ~~、と腐ったジャガイモと石炭もりもりのかごを、ならば今年はこれだ~~、バーンと置かれる。子供、さらに大泣きパニック!
母親2’お利口でしたよ’ならばよしよし、では歌を歌ってもらおう。子供は泣きながら必死に歌う。そうするとご褒美におかしかごをもらえる。
ちなみに、母親1の場合でも、これからはおりこうさんにするんだよ。ならば、歌でも歌ってもらおう。となり、ヒックヒック恐怖におびえながら、子供は必死で歌を歌うらしい。
どちらにしても子供は、恐怖で涙して、ヒックヒックブルブルしながら歌を歌うことになるらしい。
さて、そこでうちのペトル。
少し前にこの話をして、(鬼がくる、ってとこではかなりの真剣びびり顔そして、チェコ語の歌をうたわなくちゃいけないよ、と話すと、
だめだよ、そんなの、などといいながら、
自分で1曲得意チェコ語歌を選んで、けなげにそれから毎日練習(一人で)
ベットに入って、お休みを言って、私が部屋から出て行くと、
しばらくしてから聞こえてくる、ペトルのこそ練。(小声です)
いつもは間違えるところも、一瞬止まって考えて・・・バッチリ
1回だけ、そう1回だけ歌ってから寝るんです。
かわいい~~~
母、あまりの可愛さにしびれました~~
(すんません、おバカな親で)
いつもはおふざけのペトルだけど、やるときはやるのね~~
(そりゃぁ、山盛りお菓子だもんなぁ・・・)
こんな平和に歌の練習なんかしてるけど、
実際見たらトラウマなんじゃないのかな??
本物ではないですが、ミクラーシュの写真です。参考までに
vase vanoce cz
さて、どうなるか、乞うご期待
ところで現代のミクラーシュには・・・
ありがとうの気持ちをこめて、いくらかのお礼(20コルナでも100コルナでも、自由だそうです)とpaňák(パニャーク)に一杯強いお酒
これじゃ、聖人ミクラーシュもこの日が終わるころにはヘベレケ~~なんでしょうねいろんな意味で楽しみです!
最後にサンタクロースとミクラーシュ、やっぱり似てますね。
長ひげで、いい子にしてたかな、という質問。
お菓子を持ってくる(プレゼント)
ミクラーシュ、英語で言うとニコラス、
セイント二コラス、セイントニコラス・・・サンタクロース
なるほど~~、サンタさんはフィンランド生まれじゃなかったんだ~
トルコ生まれだったのね
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最近追いかけっこにもえているペトルは外に行くとすぐにジャンバーを脱いじゃう・・・
(そこまで暖かいわけではないので、周りから見ると日本で時々見かける真冬に半そで少年のような感じ??かも・・・何を隠そう、私はその半そで少女・・・)
ところでチェコではもうすぐミクラーシュがやってきます
このミクラーシュ、12月5日にやってくる
子供のために(?)やってくる
お菓子を山盛り持ってやってくる
(本当のミクラーシュの日は6日だそうです。)
anděl(天使)と
čert(鬼)を連れてやってくる
はて、ミクラーシュ??(何でもサンタクロースの元だとかって話してたなぁ・・)
そこで、聖人ミクラーシュ、調べてみました。
簡潔に・・・
3世紀後半のカトリック教のビショップ(僧正)
非常に優しくて、正義感があり、貧しい人に食べ物をあげたり、一般人でも公正な裁判が受けられるようにできる限りのことをしたり、・・・
一般人のための活動をしていたそうな。
(一方で他宗教にはもちろん厳しく、元々あった宗教をなくし(ということは・・・)
その寺院等もなくしてしまった(燃やした??)そうです。
未だに続く宗教の争いは、大昔から変わらないのですね
善悪の境、難しいですね・・・)
ちょっと話がそれましたが、
ミクラーシュはカトリックのビショップ、
しかもキリスト教で聖母マリアの次に大人気の聖人なんですって。
なので、ロシア、フランス、イギリス、イタリア・・・お祭りはチェコに限ったことではないんですね。
そんな優しいミクラーシュ、貧しい人に食べ物を与えていたミクラーシュ、だからお菓子を持ってくるお祭りになったのですね。
さてさて、本題の12月5日、チェコのミクラーシュの日(ここから先は未体験のため、お父さん情報です。)
町にはミクラーシュ、鬼、天使のコスチュームのグループが多数出現
親はこっそりかごいっぱいのお菓子と果物(大体大き目のかごの下にみかんなどを強いて、その上にチョコなどお菓子をいれるらしい)をあらかじめ準備。
知り合いに3人を頼めない場合は、外でミクラーシュグループを捕まえてお願い。
自宅にやって来たミクラーシュたち、
さて、ここからがすごい・・・
まず鬼はかなりのテンションで、鎖をじゃりじゃりさせたりしながら(人によるらしい)ウガ====と子供に襲いかかる。子供は大泣きし始めるそこで、今年はおりこうさんにしてたかな??なんて聞かれるらしいが、子供、怖くて声も出ない(これって、秋田の「泣ぐコはいねがー」のナマハゲのようですね!!)そこで母親に、おりこうさんだったか聞く。
母親1’う~~ん????’子供、鬼のもってる袋に入れられたり、
ならば、今年はこれだ~~、と腐ったジャガイモと石炭もりもりのかごを、ならば今年はこれだ~~、バーンと置かれる。子供、さらに大泣きパニック!
母親2’お利口でしたよ’ならばよしよし、では歌を歌ってもらおう。子供は泣きながら必死に歌う。そうするとご褒美におかしかごをもらえる。
ちなみに、母親1の場合でも、これからはおりこうさんにするんだよ。ならば、歌でも歌ってもらおう。となり、ヒックヒック恐怖におびえながら、子供は必死で歌を歌うらしい。
どちらにしても子供は、恐怖で涙して、ヒックヒックブルブルしながら歌を歌うことになるらしい。
さて、そこでうちのペトル。
少し前にこの話をして、(鬼がくる、ってとこではかなりの真剣びびり顔そして、チェコ語の歌をうたわなくちゃいけないよ、と話すと、
だめだよ、そんなの、などといいながら、
自分で1曲得意チェコ語歌を選んで、けなげにそれから毎日練習(一人で)
ベットに入って、お休みを言って、私が部屋から出て行くと、
しばらくしてから聞こえてくる、ペトルのこそ練。(小声です)
いつもは間違えるところも、一瞬止まって考えて・・・バッチリ
1回だけ、そう1回だけ歌ってから寝るんです。
かわいい~~~
母、あまりの可愛さにしびれました~~
(すんません、おバカな親で)
いつもはおふざけのペトルだけど、やるときはやるのね~~
(そりゃぁ、山盛りお菓子だもんなぁ・・・)
こんな平和に歌の練習なんかしてるけど、
実際見たらトラウマなんじゃないのかな??
本物ではないですが、ミクラーシュの写真です。参考までに
vase vanoce cz
さて、どうなるか、乞うご期待
ところで現代のミクラーシュには・・・
ありがとうの気持ちをこめて、いくらかのお礼(20コルナでも100コルナでも、自由だそうです)とpaňák(パニャーク)に一杯強いお酒
これじゃ、聖人ミクラーシュもこの日が終わるころにはヘベレケ~~なんでしょうねいろんな意味で楽しみです!
最後にサンタクロースとミクラーシュ、やっぱり似てますね。
長ひげで、いい子にしてたかな、という質問。
お菓子を持ってくる(プレゼント)
ミクラーシュ、英語で言うとニコラス、
セイント二コラス、セイントニコラス・・・サンタクロース
なるほど~~、サンタさんはフィンランド生まれじゃなかったんだ~
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