さて、バッハは基本的に組曲系は6個でできています。 鍵盤で言えばパルティータ、 フランス組曲、 イギリス組曲。 例外がトッカータ。これは7曲。
「6」に隠された意味を色々と考えることが出来ますが、 これは長くなりすぎるので控えます(笑)
ではショパンは?個人的なイメージですが、 「4 」が彼の中でのキーナンバーだったのでは?と。
・バラード4曲
・スケルツォ4曲
・ロンド4曲
・即興曲4曲 (幻想即興曲を含むので厳密ではない?)
ピアノソナタは3曲ですが、 ひょっとしたら4曲目の構成はあったのでは?と考えていま す。
ショパン自身は39歳と決して長い人生ではありませんでしたが、あと数ヶ月で40歳だったというのも不思議なところ。
さぁ、「4」はなんなのか。 東西南北の数、 土火水空気の四元素、 四季、 十字架...他にも色々な意味がありますが、代表的なものはこのくらいでしょうか。
1つ1つ見ているとキリがないので、スケルツォを見てみましょうか。
有名な第1番。調合はシャープが2つ。シャープの記号#自体がその形から十字架を意味するようです。先程書いたように、十字架は4つの方向を表します。
そして出だしの小節数。4小節の塊が2つですね。これに関しては他にも書き方はあったにも関わらずショパンは4小節をひとまとまりとして意図的に書いています。
さて、印象的な中間部。クリスマスキャロル「眠れ幼きイエス」が使われている部分ですね。イエスとはもちろんキリストのことで、この部分の左手に注目してみましょう。
線で結んだところが「十字架音型」と言われるものです。ショパンはキリストをこの左手でもって表現しているわけです。それに気付くと響かせ方は自然と変わってきませんか?右手の旋律に気をとらわれるのではなく、この十字架を意識してみると、今までのショパン像とは違ったショパンが見えてくることと思います。
ショパンとキリスト教については全くと言っていいほど繋がりを論じられません。しかし、それはショパンにとって至極当然だったからで、やはり無視して演奏出来るものではないでしょう。
他の曲も見てみたくなるよね!…ね!?笑
沼でしょ!(笑)
まぁ楽しくなって4から離れちゃったんだけど(笑)
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じゃバイバイ(^_^)/
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